2020年9月29日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
カナダを代表するプログレ・バンドと言えば、ELPに並ぶプログレ界最強のトリオ、ラッシュですよね。
英国5大バンドすら凌駕するほどの演奏技術を存分に生かしつつ、小難しくならずあくまで明快かつキャッチーに聴かせるセンスは、さすが北米のグループ。
彼らのサウンドの魅力と言える、ハード・ロック由来のスリリングな「疾走感」とキャッチーな「ポップセンス」。ラッシュを出発点に、その2つが心地よく噛み合ったプログレ作品をピックアップしてまいりましょう。
まずは、数あるラッシュ作品の中でもとりわけ人気の高いこのアルバムからスタート!
トリオならではの無駄のないスマートでキレの良いアンサンブルと、そこに乗る心地よいまでにキャッチーなメロディライン!
ラッシュ入門盤としても最適な一枚ですね!
「疾走感」と「ポップさ」というキーワードなら、ラッシュと同じカナダに素敵なバンドがいますね。充実の近年作をピックアップ!
ヴァイオリンを擁するキレのあるプログレッシヴな演奏と、エレクトロ要素も散りばめたポップセンスの取り合わせが魅力のカナダの隠れ名バンド。
この復活作でもそんな持ち味はまったく失われていなくって感動です☆
最後は、ラッシュがミュージシャン人生を変えたというポーランドの気鋭アーティストをご紹介しましょう!
2019年には来日も果たしたポーランドの注目アーティストによる、壮大なる三部作の第2弾!
清涼感あるギターが主役のメロディアスなポップ・チューンから24分にわたる大作までエモーショナルかつ劇的に聴かせていて、相変わらず才気ほとばしってるなぁ…。
ギターがドライヴ感いっぱいにリードするハード・ロック的なパートは、なるほどラッシュに通じる疾走感があってカッコいい!
いかがだったでしょうか。
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デジパック仕様、CD+Blu-rayオーディオの2枚組、30周年記念限定版、リージョンフリー
盤質:無傷/小傷
状態:並
ケース不良、トレーにヒビあり、側面部に折れあり
ポーランドの新鋭プログレ・バンドWALFADの中心メンバーにして、2019年にはソロ来日公演も果たしたギタリスト/ヴォーカリストによる20年作。第一次大戦後に彼の出身地シレジア地方で起きた「シレジア蜂起」を題材にした三部作の第2弾となります。シリアスな題材からは重厚なサウンドを想像しますが、鉄琴の涼やかな音色と清涼感あるギターサウンドで紡ぐ極上のメロディアス・ロックが飛び出してきて、1曲目から早くも心奪われます。少しハスキーな声で切々と感情を込めて歌うポーランド語ヴォーカルも絶品です。そして24分に及ぶラスト・ナンバーも注目の一曲。マンドリンの哀愁の調べに導かれ慈愛溢れるヴォーカルがエモーショナルに歌う東欧らしい憂いに満ち満ちた前半、ハードエッジなギターを主役にドライヴ感抜群のアンサンブルへ突入する痛快な後半と、見事な構成で一気に聴かせます。随所で高らかに鳴らされるトランペットも効果的です。これは傑作と言えた前作に負けず劣らず素晴らしい快作!
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レーベル管理上、デジパックにスレや若干圧痕・角潰れがございます。予めご了承ください。
【カケレコ国内盤(直輸入盤 / 帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
軽微な圧痕あり
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