2020年5月22日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: プログレ新鋭
こんにちは。
スタッフ佐藤です。
新品CDをメインに直近で入荷した注目のタイトル、売れ筋の人気タイトルの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。
カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
昨日は続々と登場している新世代イタリアン・ロックを多数ご購入いただいておりました!
新世代とは言っても、その多くは70年代のイタリアン・ロックや英プログレへの愛情が伝わってくるヴィンテージな質感を持っているんですよね。
その辺が実感できるラインナップでオススメ盤を取り上げてみます!
まずは、ただいまイチオシのイタリアン・プログレ作品から!伊ロック好きのツボを押さえたサウンドが見事です。
UNREAL CITY、CELLAR NOISEという現イタリア屈指の有力バンドのメンバーらが結成した期待の新鋭バンド!バンコやムゼオら70s伊プログレを受け継ぐ、オルガンとメロトロンを軸にした哀愁のクラシカル・プログレは洗練されつつも風格に満ちていて圧巻!
こちらもクラシカルな気高さが際立つ注目株ですよ~。
ヘヴィな硬質感とクラシカルな気品高さ、そして哀愁溢れるイタリア語ヴォーカル。この気高くも熱いシンフォニック・ロックは、NEW TROLLSやLOCANDA DELLE FATEあたりのファンなら是非!
BANCO好きの方にはこの作品!
初期のBANCOを思わせる、ダークさと哀愁が対比してドラマを描き出す演奏が素晴らしい!最近イタリア新鋭の中でも、これぞ「王道」と呼ぶにふさわしい19年デビュー作!
この人気バンドによる新作もさすが一級品の出来栄えです♪ GENESISタイプのバンドが好きなら是非!
ジャケはアレですが、内容はGENESIS憧憬と明快かつスケール大きく広がるモダンな音作りが見事に共存する、聴きやすくも風格に満ち満ちたシンフォニック・ロック!BIG BIG TRAINやSPOCKS BEARDやECHOLYNがお好きならこれは是非!
こちらはCAMEL好きな方にもってこいな一枚です。
キーボード・トリオ編成のCAMELだって!?いや、もうそうとしか言いようのないサウンドなんですよ、これが!
いかがでしたか?
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02年にデビューしたイタリアン・プログレ・バンド、2020年作4thアルバム。BIG BIG TRAINやSPOCK’S BEARDあたりのグループに通じる、GENESISをはじめとする70年代プログレ的ヴィンテージ・テイストと、明快かつスケール大きく広がるモダンな音作りが見事に共存する、聴きやすくも風格に満ち満ちたシンフォニック・ロックは、8年というブランクを微塵も感じさせない素晴らしさです。どっしり安定感のあるリズム・セクションを土台に、新加入のキーボーディストによるジョワーっと芳醇に鳴るヴィンテージなオルガンと艶やかで輝かしい音色を響かせるシンセ、シャープながらエモーションいっぱいのメロディアスなプレイで躍動するギター、スタイリッシュさと繊細さが絶妙に共存する男性ヴォーカルらが力強く紡ぐシンフォニック・ロックには、終始感動が収まりません。パワフルなアンサンブルが不意に静まり、アコギやピアノによる気品あるパートへと切り替わるしなやかさを持つ演奏も特筆。上記2バンドやアメリカのECHOLYNなどがお好きな方ならグッとくる事間違いない傑作です!
イタリアのシンフォニック・ロック・バンドによる19年1stアルバム。もう「これぞイタリアン・ロック!」と言いたい、ダークさと哀愁が対比してドラマを描き出す70年代リスペクトに満ちたシンフォが炸裂していて素晴らしいです!ヴィンテージ・テイストのオルガンやシンセが1st時のBANCOを彷彿させるミステリアスな音空間を作り出し、エッジの立ったヘヴィなギターが突き進み、イタリア語のアクセントを強調した熱量高いヴォーカルが歌う、密度の高いアンサンブルが強烈。ギターやシンセが落ち着き幻想的に聴かせるパートでは、クラシックの素養も感じる格調高さや仄かな地中海的エキゾチズムも醸し出していて、深みある音楽性で駆け抜けます。最近のイタリアでは屈指と言える「王道」イタリアン・ロックを聴かせる快作です!
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