2020年3月10日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊
タグ: ハード・ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
ただいま各国ハード・ロックの中古在庫が良盤揃い!
ということで今回は、知名度は低いもののハード・ロック・ファンなら是非聴くべき名盤をピックアップして参りました。まずは英国からどうぞ!
その名は、Zal Cleminson。マイナーなギタリストですが、ソリッドなリフ、鋭角に切れこむリードともセンス抜群なんです。彼のギターが冴え渡る英ハードの名作がこちら!
縦横無尽に弾きまくるギター&タイトなドラムが織り成す切れ味鋭いアンサンブルがもう格好良すぎ~!おなじみガーヴィッツ兄弟率いるハード・ロック・トリオ、MAY BRITZ等で活躍したドラマーを迎えて制作された名作2nd!
グレン・ヒューズがパープルの前に居たグループと言えば?これを聴いて体が揺れないロック・ファンは居ないと断言っ!
ごりごりと押しまくるギターリフに引きづられ、ベース、ドラムが汗飛び散らせながらたたみかける展開に「きたきたきたー」と拳を握り締め、直球リフ後の「決め」のパートの格好良さに思わずガッツポーズ!
この「朝日のあたる家」の荘厳で重厚なハード・ロック・カバー、格好良すぎ…。ヴォーカルも只者じゃないと思ったら、なんとAC/DC加入前のブライアン・ジョンソン!
ヘヴィなギターリフと淡く叙情的なオルガンが同居するサウンド、これぞブリティッシュ・ハードの旨味!知る人ぞ知るハード・ロックの名盤ですね。
米国からもセレクト!ガレージ~ブルース・ロックを土台に、ハード・ロックの時代に合わせてアンプのゲインとプレゼンスをフルにして突っ走った、という感じで痛快!米北東部はコネチカット発のヘヴィ・ロック快作!
最後はユーロ産ハード・ロック!スウェーデン初のハード・ロック・グループと言われた名トリオ。クリームやツェッペリンからの影響を感じる重量級のアンサンブル!英国ツアーを行ったのも納得のレベルの高さ。
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英国はグラスゴー出身。後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。71年作の2nd。デビュー作は、前半はアコースティカルに、後半はツェッペリンを意識したハードなサウンドを聴かせていましたが、この2ndは、そのハードな部分を推し進めたソリッドかつ鋭角なナンバーで占められています。ドラムにEdward Ted McKennaが加入。ベースのChris Glenとともに、鉄壁のリズム隊を構成(2人とも後にMSGで活躍)。ツェッペリンにも比肩するような重量級リズムを轟かせています。そして、何と言っても、ギターのZal Cleminson!コシのある豊かな歪むのトーンはこれぞブリティッシュでカッコ良すぎるし、タメの効いたリフ、前のめりのアグレッシヴなソロともに、本当にキレまくっています。クリームばりのブルース・ハードからツェッペリンの「コミュニケーション・ブレイクダン」を彷彿させるアグレッシヴなナンバーまで、圧倒的な音量とスピード感で畳みかける逸品。英国臭をぷんぷん振りまくスモーキーなヴォーカルと憂いあるメロディも特筆です。英ハード屈指の名作!
後にDEEP PURPLEで活躍するGlenn Hughesの在籍で知られるハード・ロック・トリオ。72年作の3rd。このトリオのグルーヴと音圧はちょっと他では味わえません。タイト&グルーヴィーな強靭なリズム隊、後にWHITESNAKEでも活躍するMel Galleyの切れ味鋭く図太いギター、そして圧巻はGlenn Hughesのソウルフルなシャウト・ヴォーカル。特筆すべきはトリオとしてのまとまりで、雪崩のようにソリッドに襲いかかる部分と、ピタッと止まる「間」の部分との緩急が激しく、レッド・ゾーンと無音との間を猛烈な勢いで行き交います。圧倒的なダイナミズム。脳天を音がブチ破るような快感。ストレート&ソリッドなハード・ロックのファンは必聴の名作!
後にATOMIC ROOSTER〜IBIS〜STARSで活躍するドラマーRic Parnell在籍のブリティッシュ・ハード・ロック・グループ、70年にRCAからリリースされた唯一の作品。ごりごりと押しまくるギターリフに引きづられ、ベース、ドラムが汗飛び散らせながらたたみかける展開に「きたきたきたー」と拳を握り締め、直球リフ後の「決め」のパートの格好良さに思わずガッツポーズ。リズムチェンジや泣きのリードなどでのタメが非常に巧みで、スピーディーなパートが一層引き立ちます。野太さの中に英国然とした叙情を秘めたヴォーカルも最高です。WARHORSEあたりのブルージーでアングラ感のあるハード・ロック好きは必聴!
キーフによるジャケットが印象的な71年作の1stアルバム。ヴァーティゴ傘下のネペンサ・レーベルよりリリース。ヘヴィなギター・リフ、淡く歪んだオルガン、タイトなリズム隊が絡んだソリッドなバンド・アンサンブルと搾り出すような力強いシャウト・ヴォーカルが印象的。全体的にくぐもったサウンドは、いかにも70sブリティッシュ・ロック。ハードな楽曲だけでなく、叙情的なフルートが素晴らしいアコースティック・バラード「I Was Fooling」も魅力。
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