2020年3月2日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
徐々に日が長くなり始めて、帰宅後など夕暮れ時に音楽を楽しむ機会も増えてくるのではないでしょうか。
そんなわけで今日は、夕暮れ時にしみじみ聴き入りたい叙情派プログレを探求してまいりましょう☆
カンタベリー・ロックの源流に位置する1枚ですね。1曲目「Place Of My Own」のノスタルジーを掻き立てる憂いあるサウンドは、夕暮れ時に味わいたいところ。それにしてもこのオルガン、ほんっといい音してて堪んないよなぁ~。
バスク地方の隠れた名グループと言ったら彼らかな?溢れんばかりの哀愁を乗せたアンサンブルと、バスク語のエキゾチックな響きが印象深いハーモニーが聴き所!黄昏時の気分にベストマッチする一枚です。
夕暮れ時が似合うプログレ曲のBEST3には入りそうな名曲「Rosanna」が収録されていますね。マリオ・ミーロのこのエモーション溢れるギターを聴くと、オーストラリアの雄大な自然風景がイマジネーション豊かに立ち上ってくるようです。さらにそれを優しく支える幻想的なメロトロン・ストリングスがまた絶品~!
美しい夕暮れジャケットの通り、CAMELへの憧れを抱き紡がれる、叙情的で情感たっぷりのシンフォニック・ロックが沁みます。90sスウェーデン・シンフォの隠れ名品ですね。
抑制の効いた職人的リズム、ムーディーなサックスやフルート、そしてエモーショナルなヴォーカルらによる、枯れた哀愁を放つサウンドが絶品。必要最低限の音だけで「間」を雄弁に聴かせる演奏が、しみじみとした趣を感じさせます。
変拍子プログレの如くやたらと転調する展開に振り回されているうちに、遙かトルコの彼方まで連れて行かれます。とにかくむせ返るような哀愁モンド臭に充ち満ちたサウンド。昭和歌謡にも似た、日本人の心の奥底にある琴線をブルブルと震わせる大傑作!
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元NICEのドラマーBrian Davisonと後にARCなどで活躍する実力派シンガーGraham Bellを中心とするグループ。ゆったりしたテンポの中、ムーディーなサックスやフルート、エモーショナルなGraham Bellのヴォーカルが枯れた哀愁を放つメロウなフォーク・ロック。音の隙間からフツフツと溢れ出る叙情性がスッと胸に染み入ります。本当に味わい深く素晴らしすぎるメロディ。フルートの静謐な響きは、クリムゾンの「風に語りて」や「Cadence And Cascade」を想わせます。名作。
盤質:傷あり
状態:良好
軽微な圧痕あり
69年作の1st。
初回5000枚生産限定紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、英文ライナー付き仕様、定価2039+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯中央部分に色褪せあり
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