2020年1月17日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
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R&B/ブルース・ロックからアート・ロック~プログレへの過渡的なサウンドを詰め込んだ、米ロック70年作。スリリングなオルガン・ロックが炸裂する1曲目から持っていかれます!
熱いシャウトからメロウなバラードまでこなす芳醇なジェス・ローデンのボーカルと、米憧憬の英スワンプ・サウンドがたまらない一枚!
NEIL MERRYWEATHER率いるサイケ・ブルース・ハード・バンド、69年作2nd。
なんと感動的なメロウ・スワンプだろう(涙)!クラプトンやデイヴ・メイスンへの楽曲提供を行っているだけの実力の持ち主。参加したニッキー・ホプキンスによる流麗なピアノも絶品(再び涙)!
動きまくるベースとタイトなドラム、うねるスライド・ギター、ワイルドなボーカルと軽快なコーラス。長尺のジャム・セッションも挟みながら進むそのサウンドは思わず身体が揺れてしまうようなご機嫌なグルーヴに溢れています。
エリック・クラプトンやデイヴ・メイスンにも曲を提供したいぶし銀のSSW。72年作ソロ。翌年に『夢見る人』をリリースする(その中の4曲で共作)ニッキー・ホプキンスや、ニール・ヤング『今宵その夜』などでお馴染みのギタリスト、ニルス・ロフグレンが参加しているのも注目。線の細いヴォーカルが特徴で、アクの強さはなく、繊細な叙情美溢れるソウルフル&メロウな歌唱が光ります。ウイスキーを飲みながら深夜に聴きたい翳りあるスワンピーなナンバーはもちろん、なんと言っても、ニッキー・ホプキンスの流麗なピアノをフィーチャーしたアーシーなバラードが絶品。もう最上級の男の哀愁と切なさ。スワンプ・ファンはもちろん、SSWファンも、ニール・ヤングなどフォーク・ロックのファンも必聴!あっ、クラプトンのファンももちろん!彼が参加していたグループ、HIGH MOUNTAIN HOEDOWNもあわせて是非!
米ウィスコンシン州ミルウォーキーにて68年に結成されたブルース・ロック・バンド、70年作。ずっしりしたベース音とスライド・ギターが冴えるブルース・ロック「Gotta Be Free」で疾走感たっぷりに始まる今作は、動きまくるベースとタイトなドラムが作り出す、腰を揺らすグルーヴィーなビートが最高に気持ちいいです!程よくワイルドなボーカルと豪快なスライド・ギターの絡みもいいですね!ずっとブルース・ロックなのかと思いきや、「Hope For The Future」では12弦ギターが煌びやかに鳴り響き、「Trackin Shoes」ではゆったりとしたブルース・ロックにギターが浮遊感たっぷりに漂う気だるいサウンドだったり、サイケデリックなテイストも加わってきます。長尺のジャム・セッションも挟みながら進むそのサウンドは、ブルース・ロックとサイケデリック・ロックが見事に融合しています。Kim Fowleyプロデュース。
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