2012年4月16日 | カテゴリー:カケレコ情報,世界のロック探求ナビ
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こんにちは、カケレコ店長の田中です。
都内より少し遅れて咲いた寄居町の桜。土・日にだいぶ散ってしまいました。
これからは新緑の季節になります。
このあたりでは、そんな新緑の山々に対して、「山が笑っている」と言います。
本当にニッコリとして見えるような緑なんです。待ち遠しいな?。
さて、本日、335枚の中古CDを放出いたしました。
愛すべき英ニッチ・ポップ作品が多数入荷しておりますので、店長レコメンド盤をピックアップしてまいりましょう。
まずは、Bill Nelson率いるモダン・ポップ・グループ、BE BOP DELUXE!
クイーンを手がけたロイ・トーマス・ベイカーがプロデュースし、2ndアルバムでサウンドを確立。名作3rdをはさみ、76年にリリースされた最高傑作と言われるのがこの4thアルバム『Modern Music』です。
ビートルズ『アビー・ロード』を彷彿させるB面のメドレーは、英ポップのファンは必聴ですね!
続いては、ロバート・ワイアットやイーノも参加したPhil Manzaneraの75年作1stソロ『DIAMOND HEAD』!
「ニューウェイブとか言われてもなぁ、俺らもうやってたよ!」って声が聞こえてくる?
捻くれたポップ感覚がセンス溢れるブリティッシュ・ロックの名作ですね。
ここで問題。
アビー・ロード・スタジオでBEATLESのエンジニアを起用して録音されながら、未発表になった作品と言えば?
はい、69年に録音されながらお蔵入りとなったAEROVONS『RESURRECTION』ですね!
ジョンを彷彿させるメロディ・ライン、温かみあるサウンド・プロダクション。アルバム通して聴くとツメの甘さもありますが、この曲は本当に素晴らしい!
続いては、温かみあるフォーキー・ポップで、STEALERS WHEELの73年作2nd『FERGUSLIE PARK』!
スコットランドのポール・マッカトニーと言われるソングライターGerry Rafferty率いるグループですね。
「田舎のビートルズ」と言える愛すべき名曲だなぁ。ピアノが踊る間奏で木漏れ日が降ってくるようです。
「山が笑う」季節に聴きたいっ!
さぁ、Gerry Raffertyから「マイナーながら英国らしい愛すべきSSW」つながりでClifford T. Wardの73年作2nd『HOME THOUGHTS』をピックアップ!
流れるようなメロディと、ストリングスとピアノが彩る気品あるアレンジはまさに英国的で絶品。
先ほど紹介したSTEALERS WHEELと同年のリリースかぁ。こんな作品たちが続々とリリースしていたなんて、あらためてイギリスの60?70年代恐るべしですね。
はい、ラストはこちら!
ニック・ドレイクがスワンプをやったとしたら、こんな音になったかなぁ。
英SSW、GARY FARRの70年デビュー作『Take Something With You』のオープニング・ナンバーをどうぞ!
MIGHTY BABYのメンバーによるタイトでいてドタバタとした哀愁も含んだアンサンブル、陰影のあるヴォーカルとメロディ。
切々と胸に迫りますね。
いかがでしたか?
他にも良作品がザクザク入荷しておりますので、お早めにチェックください!
335枚放出の中古CD新入荷コーナーはこちら!
http://kakereco.com/list.php?f=2
本日の入荷に限定して、カケレコ人気順に並べると?
http://kakereco.com/list.php?f=2&d=1&sort=3
それでは、どうぞお楽しみください!
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