2018年7月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
ここ数日、とても熱いですね・・・
皆様体調など大丈夫でしょうか。
私は2夜連続で足がつってしまいました。
何だろうと思って調べてみたところ、汗を沢山かいた後にきちんと水分補給しないと、足がつりやすくなるそうです。
皆様も暑い日には、水分補給にお気を付けください。
さて今日は、猛暑が続くなかで少しでも涼しくなれるようなアルバムをピックアップしてみました。
イタリアのシンフォニック・ロック・グループ、08年作。
「四季」をコンセプトにリリースしたうちの、「冬」編です。
この冒頭の冷たいピアノの音色が本当に美しい!
聴いていると、ジャケにあるような冬の小道を歩いている気分になれます。
ハンガリーのグループ。06年のデビュー作。
このフルートの音色、涼しい風のようではありませんか?
この後に入ってくる透明感たっぷりの女性ボーカルも、清涼感があります。
真っ白なジャケットが雪のようです。
イタリアのプログレッシブ・ロックグループの76年唯一作。
冷たい質感のメロトロンがフワッと広がったところで、ヴァイオリンとアコギ、フルートが上品に少しずつ重なってきて、叙情的で美しい世界を描いています。
マイク・オールドフィールドの実姉にして英国屈指のフィメールSSW、78年ソロデビュー作です。
ああ、この滝に打たれたら気持ち良いでしょうね・・・
冒頭の水音で心地よく冷やされ、サリーのひんやりヴォーカルで更に冷やされ。
トールキンの『指輪物語』などをモチーフに展開される壮大なコンセプト・アルバムです。
英国のSSW、71年デビュー作。
ゆったりと、キャサリンの透き通ったボーカルが広がっていき、暑く火照った心身をなだめてくれます。
ストリングスやピアノを効かせた、この上なく上品なアンサンブルも見事です。
英女性SSW、71年の唯一作。
ギリアンのボーカルは、妙に清涼感があるんですよね。洗練されたバックの演奏もとても心地良いです。
ジャケットも涼しさ満点。
この雪ジャケ、たまりませんね!ひんやり。
ボストン出身SSW/ギタリスト、73年の1stアルバム。
音の方は、ひんやりというより、寒い外から帰ってきて、暖炉にあたっている時のような温もりを感じます。
いかがでしたでしょうか。少しでもひんやり出来ましたら幸いです。
単発ながら素晴らしい作品を残したイタリアのプログレッシブ・ロックグループの76年唯一作。ゲスト・プレイヤーにPICCHIO DAL POZZO のAldo De Scalziを迎えて製作され、メロトロンの名盤としても知られるその内容は、ファンタジックなフォーク・ロック風の牧歌性が素晴らしい優美なサウンド。フルートやヴァイオリン、ギターが彩るフォーキーな音楽性を基本にメロトロンやアナログ・シンセサイザーが神秘的な広がりを加味しています。ほとんどリズム・セクションを廃した作風とシンセサイザー・サウンドの効果もあって、ジャーマン・ロックなどにも通じる浮世離れした浮遊感を持っていることが個性的ですが、やはり優美なメロディーには確かなイタリア叙情を感じます。
ハンガリーのグループ。06年のデビュー作。たおやかなアコギをバックにフルートがリリカルに舞い、溢れんばかりにメロトロンが鳴らされる!極めつけは、流れるように美しいメロディとスッと入ってくる美声の女性ヴォーカル!全体的に柔らかな音像でハードさは無いものの、タイトなリズム隊のせいか、演奏はダイナミズムに溢れています。全員がテクニック抜群ですが、特にアコギ奏者はかなりの腕前で、格調高くリリカルなリードは必聴。ファンタスティックなシンフォニック・ロックとして一級品の傑作。本当に素晴らしいです。
ペーパーケース仕様、新装ジャケット&オリジナル・オーディオでの2014年新規リイシュー盤。バンドサイトでは、MUSEA盤と異なる06年にハンガリーでリリースされた音源で、LPのようなアナログのフィーリングを最大限に活かし、アコースティックやメロトロンが魅力的に響くようにミックスされているそうです
ペーパーケース仕様、新装ジャケット&オリジナル・オーディオでの2014年新規リイシュー盤。バンドサイトでは、MUSEA盤と異なる06年にハンガリーでリリースされた音源で、LPのようなアナログのフィーリングを最大限に活かし、アコースティックやメロトロンが魅力的に響くようにミックスされているそうです
ペーパーケースにスレがあるため、値引きセール品になります。
FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。08年作。「四季」を表現したコンセプト・アルバムで、メロトロンやキーボードをフィーチャーした壮大なシンフォニック・ロックに仕上がっています。ファンタスティックなパート、静謐なパート、ダークで荒涼としたパートなど、イメージ喚起力のある雄弁なアンサンブルが次々と溢れてきます。アコースティックな「静」とヘヴィな「動」との対比も鮮やか。70年代イタリアン・プログレ直系のサウンド・プロダクションもたいへん素晴らしい。オール・インスト。シンフォニック・ロックの名作。
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