英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより、新譜が届きましたのでご紹介いたします。
英国パブ・ロック・バンドDR. FEELGOODとは別物の、米国マサチューセッツ産ジャズ・ロック・バンド。71年に自主制作された激レア唯一作!
イアン・アンダーソンばりの埃っぽいフルート、陰りのあるサックス、ブルージーなしわがれヴォーカル。派手ではないけど流麗&テクニカルで、こりゃ英国ジャズ・ロック・ファンはイチコロだなあ。と思ったら米国の71年作!?
モータウン発のシカゴ産ブラス・ロック・バンド、74年作。
初期シカゴあたりを思わせる爽やかでキャッチーなブラス・ロックが聴けるこの1曲目、素晴らしいなぁ。え、中西部シカゴ出身で、あのモータウンからリリースされたって!?
コロシアムやサヴォイ・ブラウンやエインズリー・ダンバーなどで活躍した名うてのミュージシャン達が69年に行ったセッション音源。ブルース、ジャズ、ロックが渾然一体となったソリッドなサウンドは、これぞ英国ロック!
FREE SPIRITSより発展したファンク・バンドEVERYTHING IS EVERYTHINGがシンガーChris Hillsをメインに据え制作した71年作2nd。
James Brown、Otis Redding、Smokie Robinsonまで、黒人ヴォーカルの旨味を知り尽くしたような白人シンガーChris Hillsのヴォーカルが凄い…。演奏もグルーヴィーなコクたっぷりで、こりゃ体を揺らさずにはいられないサウンド!
英ケント州出身の2人の女性シンガーによるデュオ、74年唯一作。
「君の友だち」「スカボロ・フェア」のカバーのなんとピュアなこと!VASHTI BUNYANがもし姉妹だとして、2人で歌ったら、きっとこんな感じだろうなぁ。
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