2017年11月17日 | カテゴリー:これがセール!?,世界のロック探求ナビ
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スタッフ増田です。
日に日に寒さが増す毎日ですが、皆さま体調のほどいかがでしょうか。
そんな寒い季節には、暑苦し…情熱的なイタリアン・ロックが聴きたくなりますよね。
来年1月にPFMの来日が決まっていたりと、アツい話題が尽きないイタリアン・ロック。
本日は現在開催中の中古セールより、名作から近年発売のものまでイタリアン・ロックの注目作品をピックアップいたしました。
この機会にぜひどうぞ!
まずはイタリアン・ロックきっての傑作、NEW TROLLS『コンチェルト・グロッソ』!
壮大で優美なオーケストラと強靭のハードロックの見事なる融合、何度聴いてもすごすぎて涙が出てきます。
未ゲットの方はこの機会に是非!!
ドラマチックなピアノに美麗なヴァイオリン…溢れんばかりの濃厚なイタリア叙情にノックアウト必至。
『コンチェルト・グロッソ』と並ぶイタリアン・クラシカル・ロックの名作74年作!
人気のBMGイタリアン・ロック紙ジャケが今ならセールです☆
オザンナの元メンバーによるグループで、英ハード・ロック勢へと切り込んだ英国録音の名作!
なんとあのピンク・フロイド『狂気』で有名な女性シンガーLiza Strikeも参加し、美麗なスキャットを披露しています。
こちらも人気の紙ジャケがセール中~!
これも名作!特にキーボード・ロック好きは要チェックです。
パイプ・オルガン、ハモンド・オルガン、ピアノ、アナログ・シンセ、ハープシコード・・・。あらゆるキーボード・サウンドが劇的に交錯するアンサンブルが圧巻!
さてここからは近年の作品も絡めて見ていきましょう。
こちらは現代イタリアの誇る新鋭プログレ・グループの92年第一作!ELPにも匹敵する巧みなキーボード・ワークはすでに健在。
鋭角的なジャズ・ロックとキャッチーなポップスを混ぜ合わせ、さらにPFMなみの叙情派ヴォーカルも飛び出しちゃうこの内容、さすがです!
「イタリアのジミヘン」率いるハード・ロック・バンド72年作ですが、クラシカルなピアノや熱く叙情ほとばしるメロディとブルージーなワウ・ギターのギャップがイイ!
このオリエンタルな美女ジャケも目を引きますよね。
そのGARYBALDIですが、なんと昨年2016年に復活し新譜を発表しています!
といってもドラマーのMaurizio Cassinelli以外は若手中心のようですが、ハード・ロックありシンフォありフォーキー・ロックありの盛り沢山&エナジー溢れまくりの内容には圧倒されます。
それにしてもこの曲、後半の謎の民族調パーカッションソロからの変拍子×ギターソロがかっちょいい。
PFMのFranz Di CioccioやLucio Fabbri、NEW TROLLSのVittorio De Scarziらが結成したスーパー・グループ07年作ですが、なんと内容はBEATLESにTHE WHO、BOB DYLANなどなど定番ロック名曲のカヴァー・アルバム。
イタリアン・ロックのベテラン・ミュージシャン達によるいぶし銀の名曲カヴァーの数々をご堪能あれ!
このPROCOL HARUM「青い影」は渋い、渋すぎる…。
その他のイタリアン・プログレセール品はこちらから!
イタリアン・プログレの中古セールリストへGo!
映画音楽界を代表する作曲家ルイス・エンリケ・バカロフとの共作である71年作「N.1」と76年作「N.2」とをカップリングした2in1。どちらの作品もクラシックとロックがこれ以上無いほど自然な形で融合した傑作。映像音楽家という、映像が放つメッセージを音により増幅させることに長けたバカロフだからこそ、クラシックの優雅さを保ちつつ、ロックのダイナミズムをさらに高めることに成功したのでしょう。必聴作。
イタリアのキーボード・ロックグループによる72年2nd。ダンテの「神曲」をテーマに掲げたコンセプト・アルバムである本作は、前作からギタリストの脱退とドラマーの交代を経て、彼らがキーボード・ロックグループへと変貌した名盤です。キーボーディストによるパイプ・オルガン、ハモンド・オルガン、ピアノ、アナログ・シンセサイザー、ハープシコードなどが全体を覆いつくしており、パワフルなドラムとのせめぎあいがダイナミックな音像を演出。そのサウンドから突き抜けるようにしてJimmy Spitaleriによるバリトンヴォーカルが響けば、壮大なロック・オーケストラを見るような世界観が広がります。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2600+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、MAR96239の解説とBELLE091602の解説が付属
専任ヴァイオリン奏者を擁するイタリアン・シンフォニック・ロックバンドの74年2nd。ヴァイオリン奏者がClaudio Giliceに交代しベーシストにはRITRATTO DI DORIAN GRAYのMassimo Giorgiが参加した本作は、前作のクラシカルな音楽性に更なる磨きをかけたシンフォニック・ロックであり、ヴァイオリンやピアノが先導する優美なシンフォニック・ロック、バロック調のへヴィー・プログレ、アコースティック・ギターやフルートによるイタリア然とした叙情など、ジャズやハード・ロックを巧みに取り込みつつも、前作よりもセクションごとに整理された音楽性を開拓。イタリアン・クラシカル・ロックの名盤です。
OSANNAのDanilo RusticiとElio D’AnnaがOSANNA分裂期に結成したイタリアン・プログレッシブ・ロックグループの74年作。残ったOSANNAメンバーMassimo GuarinoとLino VairettiはCITTA FRONTALEを結成し、やはり牧歌的な名盤を生み出していますが、こちらはイギリス録音によりブリティッシュナイズされた作風を取り、PINK FLOYDの作詞が有名なN.J.Sedgwick、GONGなどの作品が有名なDennis Mackayのプロデュース、そしてPINK FLOYDの名作「Dark Side Of The Moon」に参加したLiza Strikeがボーカル参加するなど、力のこもった作品となっています。OSANNAの呪術性は控え、ブリティッシュ・ハード・ロックを基調にしたブルージーなサウンドであり、バンドはこの後ジャズ・ロック色を押し出し、NOVAへと発展していきます。
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