時は67年。当初、英国のJEFFERSON AIRPLANEと呼ばれていたFAIRPORT CONVENTIONが、英国の伝統音楽へと強く傾倒して行くきっかけとなったのが、あのTHE BANDが68年に発表した、「MUSIC FROM THE BIG PINK」でした。米国のルーツ・ミュージックを鮮やかにロック・ミュージックに転化したそのサウンドに衝撃を受け、自分たちも自国固有の音楽をベースに、全くオリジナルなロック・ミュージックを作ろう!とその信念の下、彼らは69年に全楽曲エレクトリックによる、革新的なブリティッシュ・フォーク・アルバム、「LIEGE & LIEF」をリリースする事となるのです。ここでは彼らを筆頭に、三大ブリティッシュ・フォーク・ロック・バンドと、その中心人物を紹介して行きます。
まさにエレクトリック・トラッドを象徴する金字塔的作品!アルバム8曲中5曲までがトラッドであり、かつ全楽曲に電化が施された記念碑的名盤です!英国の叙情とロックのダイナミズムを奇蹟的に両立!
BERT JANSCH、JOHN RENBOURNという二人の鬼才ギタリスト、DANNY THOMPSONのダブル・ベース、TERRY COXのスリリングなドラミング、紅一点JACQUI MCSHEEのヴォーカルが起こす一つの魔法。
ブリティッシュ・フォーク・ロック勢の中では比較的後続の存在ながら、一際そのトラッド臭を強烈に発する濃厚なフォーク・ロック・サウンドは、時にストイックに時にPOP。その強い存在感はさすが!
ギター一本で英フォーク・リヴァイヴァルの古い秩序を革新してしまった、英フォーク・ギタリストの風雲児!この曲はANNE BRIGGSの可憐な歌声を表現したとか。
BERT JANSCHと共にPENTANGLEのギタリスト双璧!PENTANGLE解散後の隠遁時代を経て、遥かバロック音楽へと行き着いた彼の、新たな古楽探求の道が示された楽曲!
FAIRPORT CONVENTIONを脱退した彼が放った記念すべき1stソロ作から。味わいのあるエレクトリック・トラッドを縫うように響くハープの音色も秀逸。様々な音楽を取り込みながらもRICHARDらしさを発揮…!
フェアポート・コンヴェンションと並び、英国フォーク・ロックを代表するグループ、ペンタングルの記念すべき1stアルバム。68年発表。バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーンという二人の傑出したギタリストによるアコースティック・ギター、ダニー・トンプソンによるダブル・ベース、テリー・コックスのドラムが奏でる緊張感漂うサウンドは1stとは思えない完成度。熟成されたワインのように味わい深く芳醇なサウンドは、既に円熟の域に達しています。紅一点ジャッキー・マクシーの美声も絶品の一言で、ただでさえ隙の無いサウンドを更に豊かに響かせています。名作中の名作。
紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック7曲、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
72年作の1stソロ・アルバム。緊張感と哀愁をはらんだ独特なギター、枯れつつも叙情的なメロディー。リチャード・トンプソンの魅力がすべて詰まった傑作。サンディ・デニーが後追いコーラスで参加したキャッチーな「SHAKY NANCY」をはじめ、鳥肌ものの名曲揃いです。
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