2017年8月31日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊
タグ: プログレ
・・・8月の終わりの夕暮れ、カケレコ事務所の庭にて・・・
♪SUI GENERIS / DIME QUIEN ME LO ROBÓ
これ、夏が終わりかけてるこの時期にぴったりじゃないですか!芹沢さん、この人たちは一体何者なんですか?
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アルゼンチンの至宝と言える名ミュージシャンのチャーリー・ガルシアがシーンにデビューしたデュオであり、軍事独裁政権による弾圧の中、若者の「代弁者」として支持を集め、75年のラスト・ライヴでは数万人の観客を集めてアルゼンチン・ロック・シーンの「伝説」となったグループ、SUI GENERISを特集。
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うだるように暑い、夏の午後のもぐらと芹沢さん。ジョニ・ミッチェルみたいな女性ボーカルは、プログレにあるのでしょうか。
73年作の2nd、アルゼンチン。チャーリー・ガルシアが参加していたことで知られるグループ。繊細なフォーク・サウンドの1stに比べ、これぞ南米と言える「詩情」はそのままに、アレンジが豊かになり、完成度がグッと高まりました。チャーリー・ガルシアによる繊細なタッチのピアノをフィーチャーしたリリカルな曲、管弦楽器がサウンドを広げるポップな曲、McGuiness Flintあたりに通じるパブ・ロック・フレイヴァー溢れる温かい楽曲など、とにかく美しいメロディと叙情豊かなメロディに彩られた佳曲揃い。シンプルなサウンドでメロディが際立つ1st、多彩なアレンジでメロディが華々し響く2nd。どちらもリリカルなメロディーを聴かせるという点では変わりなく、甲乙つけがたい名作。
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