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【カケレコ新譜CDナビ】良質なイタリア新鋭の新譜が多数入荷いたしました☆

こんにちは、スタッフ佐藤です。

2016年も残すところ僅かとなりましたが、ここに来てプログレ大国イタリアより良質なプログレ新鋭作品がざくざく届いております!

力作ぞろいの新譜をご紹介してまいりましょう~☆

PANDORA / TEN YEARS LIKE IN A MAGIC DREAM

今やイタリアン・ヘヴィ・シンフォ新鋭の筆頭格と言えるバンドによる16年作がリリースされました!結成10週年を記念した作品ということで、バンドの10年の歩みをテーマとする32分の組曲やバンドのルーツとなった往年の名バンドのカバーなどを収録した異色の構成となっています。組曲は爆発的な手数で荒々しくうねるリズム隊、なぎ倒すようにヘヴィーなギター、邪悪に吹き荒れるオルガン&シンセがぶつかり合う、これぞイタリアン・ヘヴィ・シンフォ!と拳をにぎるアンサンブルが展開される相変わらず圧巻の出来。カバー・セクションはGENESIS「Second Home By The Sea」MARILLION「Man Of A Thousand Faces」YES「Ritual Pt.2」EL&P「Lucky Man」というユニークな選曲が新鮮です。

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LA BOCCA DELLA VERITA’ / AVENOTH

「ローマの休日」のワンシーンでもお馴染みの「真実の口」をバンド名に冠した新鋭による16年デビュー作。ツイン・キーボード編成を生かしたハモンド、ピアノ、アナログ・シンセなどがダイナミックに交錯するキーボード主体のサウンドに綺羅びやかなアコギが彩りを添える、スケール大きくメロディアスなシンフォニック・ロックを展開します。PFMのチョッチョ氏を思わせる情感をたっぷり込めたエモーショナルな歌声がまた素晴らしくて、胸に熱く迫ってくるんですよね。「イタリアン・ロックはやっぱ歌だよ歌!」という方にはオススメの新鋭。

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FLUIDO ROSA / LE VIE DEI SOGNI

GOBLIN REBIRTHのkey奏者Danilo Cherniらを中心とする新鋭による16年デビュー作!デビュー以前はフロイド・トリビュート・バンドとして活動していただけに、フロイド影響下のスケール溢れる中にも柔らかな陰影を秘めたメロディアスなサウンドが持ち味。そんな中でもイタリア語による叙情的なヴォーカルが歌うメロディには外に向かって広がっていくような開放的な響きがあり、爽やかな聴き心地が印象的です。上でご紹介したLA BOCCA DELLA VERITA’同様、イタリアン・ロックの魅力である「歌」をしっかりと堪能させてくれる力作に仕上がってます!

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IL RUMORE BIANCO / ANTROPOCENE

12年結成の新鋭グループによる16年デビュー作。ヴィンテージ質感のオルガンとピアノ、エッジの効かせつつヘヴィになり過ぎないバランスの良さを持つギター、硬軟自在のサックス、そしてややシアトリカルな表情を持つイタリア語ヴォーカルを中心に織りなされるアンサンブル。70年代イタリアン・ロック、とりわけIL BALLETTO DI BRONZOあたりを彷彿させるミステリアスさが漂うヘヴィ・シンフォ的音像と洗練されたポスト・ロック感覚を上手く一つにしたような独自のプログレッシヴ・ロックを練り上げています。先人からの影響を直接的には表現せず、現代的なポスト・ロック調へと絶妙に溶かし込んでいるところに只ならぬセンスを感じました!

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IL BABAU & I MALEDETTI CRETINI / IL CUORE RIVELATORE

03年デビューの伊プログレ・グループによる16年3rd作。前13年作と同様エドガー・アラン・ポー作品をテーマとしており、今作は1843年発表作品『告げ口心臓』をモチーフとするコンセプト作。奇怪なSEがゆらゆらと漂う薄暗いサウンドの中で響く、狂気を孕んだモノローグ調のヴォーカル。そのヴォーカルを取り巻く、重く引きずるようなギター、ミステリアスなシンセ、呪術的なパーカッションによる邪悪に歪んだ音像が衝撃的です。音で恐怖を描くバンドと言えばGOBLINが思い浮かびますが、こちらはJACULA系統と言える暗鬱さと狂気が充満するシアトリカルなプログレを聴かせます。ずばり怪作!

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ANAKDOTA / OVERLOADING

最後はイスラエル出身バンドですが、イタリアのアヴァン/レコメン系レーベルAltrOckのサブレーベルFADINGからリリースということでこちらにてご紹介しておきましょう。クラシックの並々ならぬ素養を備えた超絶技巧ピアノが全編で大活躍するポスト・ロック調アヴァン・ロック。男性ヴォーカルのナンバーではトリッキーに上下するヴォーカルメロディにしなやかに追従し、スキャットを交え切々と祈るように歌う女性ヴォーカルのナンバーでは純クラシカルで静謐なプレイで歌声に寄り添う、ピアノのプレイの幅広さには唖然としてしまいます。ギターレスも納得というか、こんなピアノがいたら並のギタリストでは食われてしまうでしょうね~。いやはや凄い新鋭です。

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