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【カケレコ中古棚探検隊】中古在庫より有名曲の好カバーを収録した作品をピックアップ☆

中古棚より、これは!という名盤をピックアップしてご紹介する「カケレコ中古棚探検隊」。今回は、有名曲の名カバーを収録した作品を探求いたします☆


STEVE HILLAGE / IT’S ALL TOO MUCH(『L(1976)』)

全盛期GONGを支えた名ギタリストによる、トッド・ラングレン・プロデュースの76年2ndソロ。ご存知ジョージの手によるサイケビートルズの名曲をカバーしているんですが、これがもう彼のために書かれたかのような見事なハマりっぷり。キンキンと残響を響かせるサイケギターに浮遊感たっぷりのヴォーカル。自身でもビートルズカバーやパロディを演るなどビートルズ熱は人一倍なトッドも、この出来にはニンマリだったのではないでしょうか。

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ESPERANTO / ELEANOR RIGBY(『LAST TANGO(1975)』)

ベルギー人ヴァイオリン奏者を中心にイギリス/イタリア/オーストラリアなどの出身メンバーが集った多国籍弦楽プログレ・バンド、75年作より。オリジナルはもちろんビートルズ中期の名曲。原曲の荘厳で寂しげな世界観を吹き飛ばすような、ソウルフルで熱量たっぷりの好カバーを聴かせます。原型はほぼありませんが、天下のビートルズをここまで奔放にカバーしてしまう大胆さは見事ですね。

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BULL ANGUS / SAVOY TRUFFLE(『FREE FOR ALL(1972)』)

スワンプ/パブロック色を持つこちらの米ハード・ロック・バンドは、『ホワイト・アルバム』に収録されたジョージのナンバー「SAVOY TRUFFLE」をカバーしています。何よりこの曲を選ぶセンスからして好きですが、出来の方もスワンピーでグルーヴィーなアメリカのバンドらしいナイスカバーに仕上がっていて素晴らしいです!

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TONGUE / KEEP ON TRUCKIN'(『KEEP ON TRUCKIN'(1969)』)

ウィスコンシン出身のサイケ・フォーク・バンド、69年作に収録されたドノヴァン「KEEP ON TRUCKIN’」のカバーもとてもいい仕上がり。原曲よりもテンポを落としたまったりとしたカバーで、能天気なヴォーカルがいかにもアメリカン。

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MANFRED MANN / IF YOU GOTTA GO, GO NOW(『MY LITTLE RED BOOK(1965)』)

カバーと言えばこのグループを忘れるわけにはいきません。南アフリカより渡英し活躍したキーボーディスト、マンフレッド・マン率いる名グループですね。数々のカバー・ヒットを放った彼らですが、このディラン・ナンバーのカバーは、ディラン本人から楽曲の本質を捉えたカバーであると賞賛を受けたことでも知られている名カバーです。

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南アからやってきた稀代のヒットメイカー、マンフレッド・マン特集!

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まどろみ / ライヴ VOL.4

美狂乱の前身である彼らが76-78年に録音したプライベート・テープ音源で、全編がクリムゾン・カバーとなっています。完璧と言っていい再現度の「STARLESS」をお聴きください!

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    元WALLECE COLLECTIONの人ヴァイオリニストRaymond Vincentを中心に結成されたイギリスのプログレッシブ・ロックグループによる75年3rd。THE BEATLESの楽曲「Eleanor Rigby」の凄まじいカバーから幕を開ける本作は、2ndと並び彼らの代表作と言われる1枚。その内容は、デビュー作である「Rock Orchestra」の作風への回帰が伺えるサウンドであり、ボーカルに比重を置いたデビュー作のポップ感と聴きやすさに、前作のプログレッシブ・ロック的な緊張感を加えたような、集大成と言えるサウンドを提示しています。

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    アメリカのハード・ロック・グループ、72年作2nd。内ジャケットに「Special thanks to THE FACES」と書かれていますが、エッジの立ったハードな1stに比べ、酔いどれたピアノやふくよかなアコギをフィーチャーするなど、ルーズ&メロウなハード・ロックを聴かせています。前作の延長線上にあるハードな楽曲やプログレッシヴな楽曲もあり、バラエティに富んだ好盤です。ヴォーカルは、87年にアカデミー賞&グラミー賞を受賞する全米1位ナンバー「(I’ve Had)Time Of My Life」の作曲者であるFranke Previte。

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