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南アからやってきた稀代のヒットメイカー、マンフレッド・マン特集!

今回は、ブリティッシュ・ビート/R&Bバンドとしてデビューし、その後サイケ~プログレ~ポップと多彩に音楽性を変化させながら英ロック・シーンに足跡を残してきた名ミュージシャン、マンフレッド・マンを大特集いたします♪

マンフレッド・マン(本名マンフレッド・ルボヴィッツ)は、1940年生まれ、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ出身のキーボーディスト。
ヨハネスブルグのヴィトヴァーテルスラント大学で音楽を勉強し、クラブで演奏するジャズピアニストとして演奏活動を開始します。

南アフリカ時代の59~61年に最初のバンドVIKINGSで2枚のアルバムをリリース。このグループは南アフリカで最初のロックン・ロール・バンドだったそうです。

同国のアパルトヘイト政策に反発し61年に渡英した彼は、翌年マイク・ハグ(ds)、マイク・ヴィッカーズ(g)、デイヴ・リッチモンド(b)らとともに「MANN HUGG BLUES BROTHERS」を結成。
シンガーのポール・ジョーンズ加入後プロデューサーの提案でバンド名をMANFRED MANNに変更、60年代イギリスを代表するグループの一つMANFRED MANNがここから本格的に始動します。

MANFRED MANNとして活動した64年~69年にはカバーナンバーを中心に数々のヒット曲を送り出し、ブリティッシュ・ビート/R&Bの人気グループとしての地位を確立していきます。幾度かのメンバーチェンジを経る中で、ジャック・ブルース、クラウス・フォアマンなど後の有名ミュージシャンが在籍していたことも特筆すべき点ですね。

最初期のヒット曲「Sha-La-La」

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FIVE FACES OF MANFRED MANN(1964)

ハウリン・ウルフによるブルースナンバー「Smokestack Lightning」

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ヒットナンバー、EXICITERSの「Do Wah Diddy Diddy」

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MANN MADE(1965)

ポール・ジョーンズ作「I Really Do Believe」

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Mark Barkan作、ジャック・ブルース在籍期のヒットナンバー「Pretty Flamingo」

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こちらは全英2位をマークした65年のシングル、楽曲の本質を捉えたカバーだとディラン本人より賞賛を受けた「If you gotta go go now」

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AS IS(1966)

「Dealer dealer」

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MIGHTY GARVEY!(1968)

ご存知ディランの名曲のカバー「Mighty Quinn」

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68年作『MIGHTY GARVEY!』のリリースを最後に、MANFRED MANNは69年に解散。
同年、盟友マイク・ハグとともに、ジャズ・ロック・バンドMANFRED MANN CHAPTER THREEを結成し、2枚の作品をリリースしています。

その作風は、重厚なブラス・セクションをフィーチャーしたブリティッシュ・ジャズらしい渋みが光るジャズ・ロック。プログレファンにとっては、このグループ以降の作品が比較的馴染み深いかもしれませんね。

VOLUME ONE(1969)

マンのルーズなエレピ/オルガンに、リリカルなフルートやフリーキーなブラス隊が絡むフリーフォームなブラス・ジャズ・ロックを聴かせる69年作「VOLUME ONE」

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VOLUME TWO(1970)

キーフジャケのインパクトがすさまじい「VOLUME II」は、鈍い光沢を放つ重厚なブラス・セクションはより強化されつつも、メロディはビート時代の彼らを彷彿させるキャッチーなものに。熱気あふれるブラス・ジャズ・ロックとポップなメロディを融合させた唯一無二の名作です。

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本グループ解散後の72年には、当時隆盛期を迎えていたプログレッシヴ・ロックを志向したバンドMANFRED MANN’S EARTH BANDを結成し、本バンド名義で現在にいたるまで活動を続けます。長年ともに活動したMike HuggはCHAPTER THREE解散をもって離脱。

MANFRED MANN’S EARTH BAND(1972)

Randy Newmanのカバー「Living Without You」

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MESSIN'(1973)

プログレッシヴ・ロックが栄華を極めた73年らしい、長尺曲が光る73年作よりタイトルナンバー「MESSIN’」

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SOLAR FIRE(1973)

BOB DYLANのナンバーをドラマティックなプログレ大作に仕上げた名カバー「Father of Day,Father of Night」

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NIGHTINGALES & BOMBERS(1975)

「Visionary Mountains」

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本作以降バンドはポップ化を図り、再びヒット曲を世に送り出す人気バンドとなっていきます。


ROARING SILENCE(1976)

全米で見事1位を獲得したBruce Springsteenのカバー「Blinded By The Light」

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WATCH(1978)

イギリスでヒットを記録した「Davy’s On The Road Again」

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SOMEWHERE IN AFRIKA(1982)

アフリカ音楽へと接近した82年作より、タイトル曲「Somewhere In Afrika」

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ヒット曲を中心に60~80年代初頭までのマンフレッド・マンの足跡をたどってまいりました。ほぼすべてのアルバムでカバー曲を取り上げており、その内の多くをヒットさせている事実からしても、ロック界最高のカバーの名手という評価がふさわしいでしょう。

時代の流れを機敏に察知し音楽性を変遷させるなかで数々のヒットを飛ばした非常にクレバーなミュージシャンだったんですね~

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MANFRED MANN CHAPTER THREEの在庫

  • MANFRED MANN CHAPTER THREE / VOLUME ONE

    鬼才Manfred Mannがプログレを志向して結成した第2のリーダー・バンド、サックスやフルートが活躍するジャズ・ロック・サウンド、69年1st!

    マンフレッド・マンの解散後、メンバーだったマンフレッド・マンとマイク・ハグが中心となり新たにスタートさせたマンフレッド・マン・チャプターIIIが、69年に名門ヴァーティゴ・レコードよりリリースしたファースト・アルバム。サックスやフルートなどの管楽器を加えたそのジャズ・プログレッシヴ・サウンドは、混沌とした60年代末のブリティッシュロックシーンを如実に表わしている。(帯より)

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MANFRED MANN’S EARTH BANDの在庫

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / ALIVE IN AMERICA

    プログレッシヴ・ロックを標榜したアースバンド名義、06年編集盤、全8曲

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / GLORIFIED MAGNIFIED

    シンセを前面にフィーチャーしたプログレッシヴ・ポップを聴かせる、アースバンド名義での72年2nd

    ファースト・アルバムのリリース直後からレコーディングを開始し、同じ72年にリリースされたセカンド・アルバム。その後のアース・バンド・サウンドの特徴ともいえるシンセサイザーを全面に出したポップなプログレ・サウンドの原型は、本アルバムですでに完成されている。グループのロゴマークもこのアルバムで初めて登場した。旧友トム・マクギネスが共同プロデュースで参加。

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / MANFRED MANN’S EARTH BAND

    72年作、ランディ・ニューマンをカバーしたスマッシュ・ヒット「リヴィング・ウィズアウト・ユー」収録の1st

    マンフレッド・マン・チャプターの解散後、マンフレッド・マンがシンセサイザーの可能性を見据え、ミック・ロジャース(Vo&G)、クリス・スレイド(Dr)、コリン・パテンデン(B)と新たに結成したマンフレッド・マンズ・アース・バンドのファースト・アルバム。72年作。スマッシュ・ヒット「リヴィング・ウィズアウト・ユー」(ランディ・ニューマン作)収録。

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / MESSIN’

    73年3rd、プログレ路線の代表作!

    南アフリカ出身のキーボーディスト、マンフレッド・マン率いるマンフレッド・マンズ・アース・バンド。CHAPTER THREEからEARTH BANDへと名前を変更後、1973年にリリースされたEARTH BANDの3作目。プログレッシヴ性を大きく打ち出した作品で、初期の傑作の一つ。ポップ色を強める前の重厚なサウンドで、10分近くのタイトル・トラックは特に必聴。(レーベルインフォより)

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / GOOD EARTH

    74年作、ブリティッシュ・ロック然としたアーシーなサウンドが特徴

    チャプター・スリーで2枚のアルバムをリリース後、盟友マイク・ハグと袂を分かったマンフレッド・マンが新たなメンバーを集めて結成したマンフレッド・マンズ・アース・バンドの「太陽の化身」の翌年、74年発表の5作目のアルバム。前作のコンセプト志向から個々の楽曲にそれぞれの個性を与え、キャッチーさを加味した以後の作風への転換期で、スタイリッシュさを感じるアルバム。(レーベルインフォより)

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / NIGHTINGALES AND BOMBERS

    ブルース・スプリングスティーン「スピリット・イン・ザ・ナイト」のカヴァー・ヒットを含む、75年発表6作目

    チャプター・スリーで2枚のアルバムをリリース後、盟友マイク・ハグと袂を分かったマンフレッド・マンが新たなメンバーを集めて結成したマンフレッド・マンズ・アース・バンドの75年発表の6作目のアルバム。ブルース・スプリングスティーンの「スピリット・イン・ザ・ナイト」のカヴァーがアメリカでヒットを飛ばした。前作で築いた良質なポップ性とキャッチーさを加えたアレンジは更なる洗練度を増し、アース・バンドの全盛期の一枚に数えられる名作品。(レーベルインフォより)

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / WATCH

    プログレッシヴなポップ路線を押し進めた78年作

    南アフリカ出身のキーボーディスト、マンフレッド・マン率いるマンフレッド・マンズ・アース・バンド。1978年発表の2つのライヴ・トラックを含む8枚目のスタジオ・アルバムで、ベーシスト、パット・キング加入後、最初のアルバム”Nightingale・・・”以降のキャッチーなメロディーをシンフォニックなアレンジで聴かせる作風は洗練され、清涼感のある、マンフレッド・マン節は秀逸。(レーベルインフォより)

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / ANGEL STATION

    マンフレッド・マン率いるプログレ/ポップ・グループ、ディランやマイク・ヘロンのナンバーを取り上げた79年作

    南アフリカ出身のキーボーディスト、マンフレッド・マン率いるマンフレッド・マンズ・アース・バンドの1979年作の9作目。ギターとドラムスが交代し、共同プロデューサーとして、HENRY COW / SLAPP HAPPYのアンソニー・ムーアを起用して制作。キャッチーなメロディーをシンフォニックにアレンジする作風に加え、当時流行のニュー・ウェイヴのサウンドをそこはかと感じるスタイリッシュな一枚。(レーベルインフォより)

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / CHANCE

    ヒットメーカーManfred Mannによるプログレッシヴ・ロック志向のグループ、80年作

    Trevor Ravinがプロデューサーとして参加した10thアルバム、80年作。ヴォーカルに6人、ギターに5人などゲストが多数参加しており、Mannのソロ作というニュアンスも強い作品。スペーシーなキーボード・プログレにモダンポップの要素を取り入れた爽やかでメロディアスな楽曲を多数収録。BUGGLESを彷彿させるきらびやかなキーボード、コンパクト且つソリッドなギターを中心にして、万華鏡のごとく多彩なゲスト・ヴォーカルが表情を変えていくカラフルなアンサンブル。グループのイメージからは離れるものの、都会的な雰囲気に包まれたメロディアスな楽曲群はモダンポップとしてクオリティが高く侮れないアルバムです。

  • MANFRED MANN’S EARTH BAND / MASQUE

    稀代のヒットメイカーManfred Mannが率いたバンド、87年作

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