MANDALA278(MANDALA) 【2010年発売CD】
デジパック仕様。
ジョージの「Savoy Truffle」をカバーするセンス、好きだなぁ。エッジの立ったギター・リフが炸裂するハード・ロックに、スワンピー&パブロッキンな哀愁をまぶした米ハードの隠れ名作!
アメリカのハード・ロック・グループ、72年作2nd。内ジャケットに「Special thanks to THE FACES」と書かれていますが、エッジの立ったハードな1stに比べ、酔いどれたピアノやふくよかなアコギをフィーチャーするなど、ルーズ&メロウなハード・ロックを聴かせています。前作の延長線上にあるハードな楽曲やプログレッシヴな楽曲もあり、バラエティに富んだ好盤です。ヴォーカルは、87年にアカデミー賞&グラミー賞を受賞する全米1位ナンバー「(I’ve Had)Time Of My Life」の作曲者であるFranke Previte。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Lone Stranger(L.La Falce) |
2. City Boy(S.Stills,N.Merryweather) |
3. Loving Till End(L. La Falce) |
4. Savoy Truffle(G.Harrison) |
5. Drivin' Me Wild(L. La Falce,F.Previte,G.Charles,D.Paolillo) |
6. (We're the) Children of Our Dreams(F.Previte,R.Piccolo) |
7. Train Woman Lee(L.LaFalce,F.Previte) |
ツェッペリン旋風の中から生まれた1971年のアメリカン・ハード・ロック名作特集!
アメリカらしいキャッチーなメロディを持つハード・ロックももちろん魅力的ですが、コアなブリティッシュ・ハード・ロックのファンを唸らせるディープな名作もアメリカに数多く残されています。ツェッペリン旋風の中から生まれた1971年のアメリカン・ハード・ロックを特集いたしましょう。
エッジの立ったギターがスピーディーなリフを刻むスリリングなハード・ロックをテーマに、世界のロックを探求!
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化けてます(2 拍手)
激石大好きさん レビューをすべて見る
1stの翌年、72年作の2nd。メンバーは変わらずプロデューサーも同じ。一般的によく言われるのは、ピアノの多用が目立つものの、サウンドは前作の延長線上ということ。しかし、これは個人的趣味の話をさせてもらえば大化けです。1stも名作と呼ぶにふさわしいものではあったけれど、個人的には2ndが絶対お勧め。楽曲も印象的なものが増え、グルーヴィな気持ちよさも断然向上。まず一曲目Lone Strangerからすごい。Special Thanks to The Facesの記述も納得の極上のミドルテンポ。Loving Till Endのようなメロウな曲も秀逸。Drivin' Me Wildのへヴィさも最高。1stと違い渋いカバーが2曲。”Neil Merryweather, Johon Richardson & Bores”(Green Tree版ではKryptoniteにカップリング収録されてます。ブルースハードロックの名作。)収録のCity BoyとWhite AlbumのSavoy Truffle(George Harrison作)。選曲が示すように渋くて粋で、スワンピーなハードロックアルバムです。