2016年9月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤が気になった中古CDをちょこっとご紹介しようというこのコーナー。
今回気になったのは、ジャーマン・ハード・ロックの雄LUCIFER’S FRIENDの『BANQUET』です。
後にデヴィッド・バイロンが抜けたユーライア・ヒープでヴォーカルを務めることになる英国人シンガーJohn Lawtonが率いたのがLUCIFER’S FRIEND。基本的にはハード・ロック・バンドなので、プログレ・ファンにとってはそれほど関心の高くないバンドかもしれません。がしかし、この74年作『BANQUET』だけはプログレ・ファン必聴と言える歌ものジャズ・ロックの傑作なんですよね!
プログレ/ジャズ・ロック・ファンなら導入部から「これは!」となる1曲目「SPANISH GALLEON」をどうぞ☆
ジャズ・ロック然とした洒脱でクールなエレピと、ハード・ロック・シンガーらしく熱く歌い込むロートンのヴォーカルの対比が唯一無二のジャズ・ロックを生み出しています。
生粋のハード・ロック・バンドがこのサウンドを聴かせたというのは、ちょっと驚きですよね。ユーロ・ロックの隠れた傑作と言っていいでしょう!
そんなジョン・ロートンも大活躍だった、今年1月のユーライア・ヒープ&ルシファーズ・フレンドの来日公演ライヴレポートもよろしければどうぞ!
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1月16日と17日にクラブチッタ川崎で行われた、ユーライア・ヒープ featuring ルシファーズ・フレンド来日公演の17日のライヴに行ってまいりました!オリジナル曲の動画を交えて、ライヴの模様をお伝えいたします!
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