2016年2月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは、カケレコ店長の田中です。
最近入荷したCD、売れたCDの中から店長オススメの作品をピックアップするこちらのコーナー「日々是ロック」。
プログレ、ジャズ・ロック、ニッチ・ポップの新譜、新規リイシュー盤が多数新入荷しましたので、試聴用の動画付きでアップいたしましょう。
明日は建国記念日で祝日ですね。じっくりとロック探求をお楽しみください。
タイ・フォンの2014年の初来日公演を収めたライヴ盤が登場!
2枚組でライヴを完全収録!
『ウォール』期のピンク・フロイドを静謐でエレガントにした感じ。
なんと、仏タイ・フォンのオリジナル・ドラマーによる2016年作ソロっ!
かっ飛ばすポップなプログレ・ハードの佳曲がずらりではないか!
なるほど、北欧BEARDFISHのリーダーで、英国のBIG BIG TRAINにも加入してるミュージシャンなのね。納得。
ソロ・プロジェクトGUNGFLYとしても活動していましたが、個人名義では初となる2016年のソロ作。
2014年のデビュー作がカケレコで人気だったアルゼンチンのジャズ・ロック・バンドによる2015年作2ndが入荷。
ずばり、ギルガメッシュやナショナル・ヘルスが好きなら激レコメンド。
しっとりと艷やかでほのかな気品があって優美なエレピ、フィル・ミラーとキャメルのアンディ・ラティマーを足してニで割ったような、抑制されたトーンの精緻かつマイルドなギター。
実に美しいアンサンブルです。
これほどまでにスリリングなバンドネオンは今までに聴いた記憶なし!
イントロからバンドネオンとヴァイオリンとの狂気のユニゾンが凄まじいテンション!
アルゼンチンのバンドネオン奏者を擁する8人組チェンバー・ロック・グループ。圧巻の2011年デビュー作!
まるでマグマ meets アングラガルド!
圧倒的な完成度で聴き手を飲み込むフランス産チェンバー・ロック、ずばり一大傑作!
女性ヴォーカルやフルート奏者を擁するフランスの6人組チェンバー・ロック新鋭バンド、2015年デビュー作。
アルゼンチンといってもアンデス山脈にほど近いメンドーサ出身のジャズ・ロック・バンドで、エキゾチズムでいて悠久を感じさせるサウンドがたまらないなぁ。
02年にデビューしたアルゼンチンのジャズ・ロック・バンド。03年から06年にかけて録音された音源(すべてデビュー作には未収録)をまとめた2015年リリースの編集盤。
音質はライヴとは思えないほどクリアで、演奏もまたライヴ録音とは思えない精緻さ。これは素晴らしい作品です。
まるでクリムゾンとノイズ・ミュージックとの出会い。
女性ダブル・ベース奏者率いるイタリアのアヴァン・ロック・バンドによる2015年作ですが、なんとも個性的。
イギリスに渡ったフランス国籍の2人を中心に、アメリカ人シンガーらを加え、イギリスにて結成されたシンフォ・バンド(ややこしや!) 。
う~ん、実にメロディアス。
96年のデビュー作に続く98年作2nd。
モダン&ハードなギターとネオ・プログレ直系のシンセが生むコントラスト、そしてフランスらしいエモーショナルなヴォーカル。
なんともしっとりとメランコリックで、音が気持ちいい!
フランス北東部のストラスブール出身で98年にデビューしたプログレ新鋭バンド。2016年作4th。
ここからはリイシュー盤をピックアップ!
シアトリカルさはそのままに80年代のスタリッシュなサウンドにより、偶然モダン・ポップに寄った感じで、でも、キーボードは相変わらずシンフォニックで、ギターはHR/HM的。
う~ん、これは唯一無比で良い感じ。
フランス屈指のシンフォニック・ロック・バンドによる80年作7th。
『SUONARE SUONARE』リリース後の80年のテレビ放送用ライヴがオフィシャルでリリース。
この編成での「Celebration」、躍動感いっぱいでカッコ良し!
なんとも愛すべきほのぼのポップスと思ったら、なんとAMAZING BLONDELのフロントマンの76年ソロ作。
QUANTUM JUMPあたりのニッチ・ポップ・ファンはニンマリ間違いなし!
エミット・ローズ、イアン・マシューズ、コリン・ヘアあたりのファンは必聴!
ポップな英フォーク・ロックとして一級の名作ですね☆
ボーナス・トラック付き、デジタル・リマスターで新規リイシュー!
強烈なグルーヴ、ブイブイと力強いホーン・セクション、疾走感みなぎるギターのカッティング、エネルギッシュ&ソウルフルな!
これ、カナダのみならずブラス・ロック屈指の名曲っ!
68年にカナダはトロントで結成されたブラス・ロック・バンド。
英VERTIGOレーベルから英国でリリースされた他、米ビルボードでも80位を記録するなどバンドの代表作とも言える71年作4th。
ハーディ・ガーディやニッケルハルパが彩る神秘的でいてどこか懐かしい親しみにも溢れたアンサンブル。
スペインのガリシア出身なのか、なるほど実に悠久。
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
またお会いいたしましょう。
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昨日はなんと500枚以上の中古CDを放出いたしました。
中古CDの在庫も充実中ですので、リストをチェック是非。
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聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。
2014年にデビューしたアルゼンチンはブエノス・アイレス出身のジャズ/フュージョン・ロック・グループで、ギター、ベース、キーボード、ドラムの4人組。2015年作の2nd。しっとりと艷やかでほのかな気品があって優美なエレピ、フィル・ミラーとキャメルのアンディ・ラティマーを足してニで割ったような、抑制されたトーンの精緻かつマイルドなギター、陰影を感じさせる流麗なベース、ふくよかなドラム。ギルガメッシュやナショナル・ヘルスあたりが好きなら間違いなく気にいるでしょう。これはカンタベリーのファンは必聴の名作です。
68年にカナダはトロントで結成されたブラス・ロック・バンド。英VERTIGOレーベルから英国でリリースされた他、米ビルボードでも80位を記録するなどバンドの代表作とも言える71年作4th。強烈にうねるリズム隊、ブイブイと力強く吹かれるホーン・セクション、疾走感いっぱいのギター・カッティング、そして、本作より新たに加入したBob McBrideのエネルギッシュ&ソウルフルなヴォーカル。名曲「One Fine Morning」をはじめ、BS&Tやシカゴなど、ブラス・ロックの名グループに一歩も引けをとらない圧巻のサウンドで聴き手を飲み込みます。これはしびれます。名作!
『SUONARE SUONARE』リリース後、80年11月25日にテレビ放送用に収録されたスタジオ・ライヴ音源&映像。新たに加入したヴァイオリン奏者のルキオ・ファブリの躍動感いっぱいのヴァイオリンが気持ちいい「Celebration」をはじめ、往年の代表曲も良い感じ!収録曲は、1:LA LUNA NUOVA、2:VOLO A VELA、3:IL BANCHETTO、4:TANTI AUGURI、5:MAESTRO DELLA VOCE、6:SI PUO FARE、7:CELEBRATION
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