2014年6月13日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
今日は米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが発表した【カウベルが使われているロックの曲】をご紹介いたしましょう。
カウベルは、放牧の時に牛など家畜の首につけて居場所を知るための鈴ですが、形を変えたものが楽器として使われています。
シンプルな造りながら大きさや持ち方、叩く道具によって違う音色を出せるのですが、米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKではすっかりこの楽器に魅せられてしまったようで、【カウベルが使われているロックの曲】をなんと3回に渡って紹介しています。
今日はその中からピックアップしてご紹介していきます☆
原文はこちら
http://ultimateclassicrock.com/cowbell-songs/
http://ultimateclassicrock.com/more-cowbell-songs/
http://ultimateclassicrock.com/even-more-cowbell-songs/
英国ブルースHRの礎を作った名バンド、FREEの代表作。1970年発表、3RDアルバム。まず、タイトル曲「FIRE AND WATER」が最高。リズム隊の骨太なグルーヴに、ソウルフルなポール・ロジャースのヴォーカルが映えるサビはもちろんのこと、その後に続くポール・コゾフによる哀愁溢れるメロディアスなギターソロが溜まりません。ピアノがバックで転がっているのもナイス!FREEの代名詞的名曲「ALL LIGHT NOW」は、ポール・コゾフが刻む、シンプル且つキャッチーなギターリフが心地良く響きます。従来のブルース・ロックにはない溌剌としたエネルギーが満ちており、聴くたびに活力が沸いて来ます。他の楽曲も総じて素晴らしく、正に英国ブルースHRの入り口たる名盤です。
全米、全英で同時にチャート1位を獲得したセカンド・アルバム。ヘヴィかつメタリックなサウンドは、ハード・ロックの雛型と言われ、ビルボード・アルバム・チャート最高位は堂々の1位(69年)!セッション・ミュージシャンとしてのキャリアを持つJimmy Pageのリフ、John Paul Jones、John Bonhamのリズムがとても奥深い作品です。轟音の「Whole Lotta Love」がトップ5入りするヒットとなりました。「Bring It on Home」は、イギリスの白人ブルースの激しさと迫力が鬼気迫る、英国ロックの歴史的大傑作です!
デラックス・エディション、ペーパーケース仕様、未発表アウトテイク収録ディスクを含む2枚組、ジミー・ペイジ監修による14年デジタル・リマスター、外ビニール裏に曲目シール付き仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
2枚組エクスパンデッド・エディション、デジタル・リマスター、定価2857+税
盤質:無傷/小傷
状態:
帯有
若干ケースツメ跡あり
2枚組エクスパンデッド・エディション、デジタル・リマスター、定価2857+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干黄ばみあり
67年リリースの衝撃のデビュー作。「Foxy Lady」「Manic Depression」「Red House」と続く冒頭の3曲から、もう強力!強力!ブルースに根ざしながらダイナミックでキャッチーな楽曲。とめどなく音が溢れるイマジネーションいっぱいのギター。この作品が無ければ、ロック史は全く違ったものになっていたでしょう。これぞ金字塔。
サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1979年に発表された大作『The Wall』は「全世界で最も売れた(3000万枚以上)2枚組のアルバム」であり、『狂気』や『炎〜あなたがここにいてほしい』と並ぶ、グループの代表作のひとつ。その内容は、バンドの実権を掌握したRoger Watersの思想が強く表れたロック・オペラ。Roger WatersとSyd Barrettの姿が投影されていると言われるロック・スター「ピンク」を主人公に、彼が人生の中で経験してきた教育に対する違和感や社会の中での疎外感を「壁」に見立て、各曲が切れ目なく進行していきます。本作を引っ提げて行われたツアーでは、ステージと客席の間に実際に「壁」を構築し、大きな話題となりました。2010年代に入って以降も、例えばRoger Watersによる大規模な再現ツアーが行われていることからも、PINK FLOYDのディスコグラフィーの中での本作の重要度が分かるでしょう。シングル・カットされ全米・全英1位を獲得した「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) 」や、コンサートの定番曲「コンフォタブリー・ナム」といった名曲も収められた、ロック・ミュージックの歴史上類を見ない傑作です。
廃盤、紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック1曲、K2HDマスタリング、定価2400+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
72年にデビューしたNYのハード・ロック・バンド、75年作4th。前作までのオカルトに根ざした文学性とヘヴィ・サウンドはそのままに、ポップな美しいメロディと爽やかなコーラスが魅力のヒットした「死神」など、メイン・ストリームへと浮上した作品。ドラマティックさとともにアメリカらしいヌケの良さも併せ持つアメリカンHR/HMの傑作。
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