2014年5月28日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCK発表した【カヴァーが素晴らしいロックの曲10選】をご紹介いたしましょう。
カヴァー曲がヒットするとオリジナルが好きな人は複雑な気持ちになってしまいますが、曲の良さを広く知らせるきっかけにもなりますよね。
これからご紹介するラインナップは、オリジナルよりもよく知られている曲ばかりではないでしょうか。それでは動画と一緒にお楽しみ下さい☆
原文はこちら
http://ultimateclassicrock.com/cover-songs-better-than-originals/
元バーズのデイヴィッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、元ホリーズのグラハム・ナッシュが結成したスーパー・グループCS&Nにニール・ヤングが加わり、CSN&Yとなって制作された70年作。美しい3声ハーモニーが多数のフォロワーを生んだ69年デビュー作の魅力はそのままに、ヤングが加わったことで、4人の才能がぶつかり合った緊張感がみなぎっています。オープニングはスティルス作の「Carry On」。4人の卓越したコーラス、そこに鋭角に切れ込むエレキ・ギター。美しくも張り詰めた空気感はこの4人ならではの魅力に溢れています。2曲目はナッシュ作で、一転して、他の米国出身の3人とは違う、ただひとり英国出身者ならではの牧歌的なメロディとハーモニーが印象的。デッドのジェリー・ガルシアのスティール・ギターも特筆です。3曲目は、クロスビー作で、ヘビーに絡み合うエレキと気迫溢れるヴォーカルによる緊張感と浮遊感が拮抗した歌世界はこの人ならでは。そして、前半の極めつけがヤングの代表曲と言える「Helpless」。曲のシンプルさが繊細なヴォーカルを際立たせ、不安や孤独が胸に迫ってくる名曲です。その後もジョニ・ミッチェル作の「Woodstock」やナッシュの優美な「Our House」など名曲目白押し。60年代のラヴ&ピースの終焉から「個」の時代へと移り変わった70年代の幕を開けた、4人の「個」がぶつかりあう米フォーク・ロック屈指の傑作。
68年の3rd。ブルース、R&B、ジャズなどのブラック・ミュージックと、サイケデリックな時代の空気が化学反応を起こし、Jimi Hendrixの肉体を通してスパークしたような渾身の傑作。Jimi Hendrixの最高傑作であり、ロック史上に燦然と輝く金字塔。
紙ジャケット仕様、97年マスター採用、定価2427+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
軽微な圧痕あり
71年に発表されたJANISの遺作となるスタジオ・レコーディング。彼女の理想のプロデューサー、Paul Rothchildとのセッション通じて本当に自分の追求する音をみつけ、彼女の可能性は無限に広がっていきそうに見えた矢先、未完のままドラッグの過剰摂取により27才で亡くなりました…。『PEARL』はJANISが好んだニックネーム、人からこう呼ばれることを嬉しがったと言います。全米No.1アルバム。全米No.1シングル「Me and Bobby McGee」収録。新たなバック・バンドであるFull Tilt Boogie Bandを従えて制作されたが、本作が完成する前の1970年にジャニスは亡くなり、1971に遺作として発表された。ジャニスはこのアルバムの完成を待たずに死んでしまったわけですが、間違いなくロックの歴史に残る一枚。ジャニスの死によって、「生きながらブルースに葬られ」は、 歌なしのまま収録されました。全米9週連続1位。
廃盤、紙ジャケット仕様、SACD/CDハイブリッド、シリアルナンバー入り、リーフレット付仕様
盤質:傷あり
状態:良好
スレ・若干圧痕あり
65年の記念すべきデビュー作。ビートを効かし、マジカルな12弦ギターのアルペジオと豊かなコーラス・ワークで彩ったディランのカバー「ミスター・タンブリン・マン」は全米1位の大ヒット。独自のフォーク・ロック・スタイルは、ビートルズにも影響を与えるなど、その後のミュージック・シーンに大きな影響を及ぼします。Gene Clarkによるビートリッシュな楽曲も魅力的。90年代ギター・ポップにも通ずる歴史的傑作。
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!