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MEET THE SONGS 第96回 SONS OF CHAMPLIN の『LOOSEN UP NATURALLY』

今日のMEET THE SONGSは、後にCHICAGOに参加するビル・チャンプリン在籍のシスコ・サイケバンド、SONS OF CHAMPLIN の69年デビュー作『LOOSEN UP NATURALLY』をピックアップ!

SONS OF CHAMPLINは、ジェファーソン・エアプレインやグレイトフル・デッドらと共にシスコのサイケ・シーンを盛り上げたバンド。
母体は、ビル・チャンプリンが高校時代に結成したR&Bバンド、OPPOSITE SIXでした。
その後メンバー交代などを経て、66年にSONS OF CHAMPLINと名乗ります。
ビル・チャンプリン(Vo/G)、ティム・ケイン(Sax)、テリー・ハガティ(G)、ジム・ビーム、(Trumpet)、アル・ストロング(B)、ビル・ボウェン(Dr)、に加え、67年にはマルチ・プレイヤーであり、ジャズの要素を持ち込んだジェフ・パーマー(Key)が加わり、アヴァロン・ボール・ルームやフィルモア・ウェストで活発に活動。
68年にサンフランシスコのレコード会社からシングルを出した後、キャピトル・レコードと契約し、デビュー作にして2枚組LPの『LOOSEN UP NATURALLY』をリリースします。

一般的な知名度は低いですが、平和や自由といったメッセージを歌うビル・チャンプリンのソウルフルなヴォーカル、ホーン・セクションを加えたファンキーなサウンドは大いに観客を沸かせ、音楽関係者や他のバンドからも一目置かれていた存在でした。

ツアーをしない、プロモートに協力しないなど、反商業の精神を貫く姿勢もヒッピー達に強く支持されたのかもしれないですね。

それでは、熱気が伝わってくるような「1982-A」をお聴きください。

「1982-A」

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タイトルそのままに、途中でトリップするように変わるサウンド「Get High」。

「Get High」

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最後は、「自由になろう」と歌う大作です。

「Freedom」

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また明日、お会いいたしましょう。

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