70年代のルーツ・ロックのDNAを継ぐ現代のSSW/バンドが多数再入荷したのでピックアップ！

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ザ・バンドやヴァン・モリソンやトニー・ジョー・ホワイトなど70年代のルーツ・ロック系SSWやバンドのDNAを受け継ぐ現代の人気作が多数再入荷しましたので、ピックアップいたしましょう！

トップバッターは、米南部はフロリダ出身の生粋のサザン・ロッカー、JJ Grey率いるグループJJ GREY & MOFRO！

01年にデビューしてからの通算6枚目となる貫禄の2013年作なんですが、それにしても、オールド・ロックの芳醇な香りがぷんぷん。

アクの強いシャウトからシルキーな歌唱までソウルフルなヴォーカル、メンフィス・ホーンばりに炸裂するブラス。

00年代のグループとは思えない、サザン・フィーリング濃厚なスワンプ傑作ですね！

続いても米南部からで、アラバマ出身の注目のSSW、Jason Isbell！

サザン・ロック新鋭の注目グループDRIVE BY TUCKERSの元メンバーで、07年にソロ・デビューしたから4作目となる2013年作。

無骨なファズ・ギターとゲスト参加した女性ヴォーカルとの哀愁のツイン・ヴォーカルが胸に迫る必殺のサザン・フォーキー・ロックの2曲目も良いし、WILCOばりに聴き手をなぎ倒すようなヘヴィなルーツ・ロック・ナンバー「Super 8」も悶絶だし、00年代ルーツ・ロック屈指の名SSWによる渾身の名作！

アラバマつながりでALABAMA SHAKESをピックアップいたしましょう。

ジャケは渋谷系みたいだし、ルックスはオシャレ大学生風ですが、音はサザン・ソウル～スワンプのDNAを継いだ濃厚グルーヴィーだし、女性ヴォーカルはジャニス級だし、なにこのグループ！？

サザン・ロック好きにもうひとつ本格派の新鋭をご紹介。

04年のデビュー以来、レーナード・スキナードやZZトップのサポート・アクトとして全米を回って腕を磨いたサザン・ロック新鋭の代表格BLACKBERRY SMOKE。

豪快かつ郷愁いっぱい！

もういっちょ南部からで、2010年作なのでちょっと前の作品ですが、70年代スワンプ/SSWのファンは必聴のオススメ盤をピックアップしましょう。

ピート・カーとのコンビで有名なあのレニー・ルブランを父に持ち、FAMEスタジオを遊び場に育ったSSW、DYLAN LEBLANC。
その生い立ちだけで期待度マックスですが、音を聴いてみて、さらにびっくり。デビュー作とは思えない円熟のルーツ系SSW名作ですよ～。

続いては、西海岸はLA出身のDAWES！

09年のデビュー以来、ジャクソン・ブラウン、CSN&Y、ニール・ヤング、バーズなどへの憧憬が感じられるリリカルなウェストコースト・ロックがヴィンテージなロック・ファンにも高く評価され、ジャクソン本人のバックも務めるなど、ミュージシャンからも支持される実力派。

この2013年作3rdも「歌心」溢れる逸品ですよ～。

ラストは米東海岸にひとっとびしまして、GRACE POTTER & THE NOCTURNALSをピックアップ！

ボニー・レイットやタジ・マハールも絶賛する女性SSW、グレース・ポッター率いるグループによる06年作！

グレースのソウルフルかつ艶やかで味わい深いヴォーカル＆メロディ。60～70年代のサザン・ソウルやスワンプ/サザン・ロックのDNAに、 北東部出身を感じさせる透明感や洗練を加えたサウンドはただただ芳醇の一言！

いかがでしたか？

カケレコは70年代のDNAを継ぐ現代のSSWやグループのラインナップにも力を入れています。

是非、リストをチェックください！

関連カテゴリー

• 米SSW/スワンプ/カントリー・ロック
• 60年代の遺伝子を継ぐ80年代以降グループ