2011年2月17日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ:
カケレコ社内BGMは、P.F.M.の世界デビュー作『幻の映像』。圧巻のテクニックと精緻な叙情美。「静」と「動」の対比鮮やかな、これぞ伊ロックの魅力溢れる名作ですね。テンション溢れるこの曲の悶絶ライヴをご紹介。ヴァイオリンが凄まじい!
イタリアン・プログレの最高峰、MANTICOREレーベルより73年にリリースされた世界デビュー作
QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの73年3rd。本作はまさにそのMANTICOREからの世界リリース作となった、ヨーロピアン・ロック屈指の1枚であり、Pete Sinfieldが英語詞を担当した傑作です。先にイタリアでリリースされていた2nd「Per Un Amico」の再録音と、デビュー作「Storia Di Un Minuto」より1曲、そして前2作には未収録の新曲1曲で構成されており、イタリアらしいバロック色とダイナミックなロックを融合した奇跡的なサウンドを提示。テクニカルな変拍子と呼応する凄まじい叙情の嵐は唯一無二のものです。
こちらのリストも是非☆
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!