2023年10月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
カケレコ・ユーザーの皆さん、こんにちは!
カケレコではスタッフのデスクに挟まれる中央にスピーカーが置かれており、スタッフたちは各々好きなアルバムをBGMに流したり、新入荷アイテムを試聴しながらショップ・レビューを執筆したりしています。
それでは今回も、本日カケレコ事務所で流れているBGMをご紹介していきましょう♪
ハンガリーの女性ヴォーカリストによる、魅惑のフォーク・アルバム。
ハンガリーの伝承音楽的からの影響はもちろんですが、例えばバロック音楽やジプシー音楽、ブルガリアン・ボイスなどの要素を楽曲アレンジに活かしています。
幽玄なサウンドはプログレ・ファンにもアピールすること間違いなし!
アメリカのプログレ・バンド、HAPPY THE MANのオリジナル・メンバーであるキーボーディストFrank WyattとギタリストStanley Whitakerを中心に結成されたプログレ・バンドによるアルバム。
YESを思わせるテクニカルなプログレッシヴ・ロックと、ヌケの良いアメリカン・ロックの絶妙なバランスが素晴らしいです!
ポーランドのプログレ・バンド、TURQUOISEのセカンド・アルバム。
TURQUOISEの魅力は何と言っても、女性ヴォーカル(男性ボーカルも在籍)とミドルテンポの楽曲たち!
全体的にはプログレッシヴ・ロックよりもフォーク・ロックのほうが近いようなサウンドですが、もちろんシンフォニック・プログレとしての旨味も十分です!
PREMIATA FORNERIA MARCONIと並ぶ、イタリアン・プログレッシヴ・ロックの代表格グループ。
1999年、メキシコでのライブを収録した2枚組。
往年の名曲たちが、97年作『NUDE』期のメンバーたちの演奏で披露されています。
イギリスで最も勢いのあるプログレッシヴ・ロック・バンド、BIG BIG TRAINの9曲入りEP!
本作には『ENGLISH ELECTRIC: FULL POWER』収録の新曲(4曲)を収録しているため、すでに「ENGLISH ELECTRIC」シリーズ2枚を私有しているファンは本作を手に入れると『ENGLISH ELECTRIC: FULL POWER』を完成させることができます。
KARFAGENでの大活躍で知られる、ウクライナ出身のANTONY KALUGINによるプロジェクト。
2023年の新作『EXOTIC CREATURES AND A STOLEN DREAM』も素晴らしい出来栄えですよ!
GENESISやYESなどからの影響を感じさせつつ、ダイナミックなシンフォニック・ロックを作り出しています。
デンマーク・ラジオ・ビッグバンドの40周年記念アルバムであり、EIVOR PALSDOTTIRは全面的に参加し、美しい歌声を響かせています。
いかがでしたか?
本日は、幽玄な女性ボーカルで始まり幽玄な女性ボーカルで締めるセレクションとなりました♫
女性Voを擁するポーランドのグループ。03年作2nd。女性Voが交代。新たな女性Vo2人と男性Voがそれぞれ歌っています。しっとりとファンタスティックだった1stに比べ、幾分ハードさが増し、サウンドが明瞭になったせいか、メリハリがついてダイナミックになった印象。神秘性なら1st、これぞプログレなドラマティックさなら2ndでしょう。相変わらずメロディ、アンサンブルともに高水準な名作。
人気バンドKARFAGENで知られるウクライナ出身の才人キーボーディスト/コンポーザーAntony Kaluginが率いるシンフォ・グループ、前作より5年ぶりのリリースとなった23年作。プログレ然としたダイナミックな迫力を持つKARFAGENの作風に比べ、より歌ものとしてメロディアスな聴き心地の良さに重きを置いた、流麗でファンタジックなサウンドが特徴的です。THE FLOWER KINGSの影響を感じるゆったりとスケール大きく歌う男性ヴォーカル、雄大なシンセサイザーとメロディックに駆け抜けるギターが交差しながら情景美を描くスタイルが、終始シンフォ・ファンの心を捉えて離さないこと必至です。24分+14分という大作主義の構成も堪りません。5年というかつてないインターバルを経た作品ながら、SUNCHILDらしい溢れんばかりの優美さは全く変わっていません。カケレコメンド!
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