2021年8月20日 | カテゴリー:カケレコ新品棚お散歩隊,世界のロック探求ナビ
新品棚をブラっとお散歩して気になるタイトルをまとめてご紹介させていただく「新品棚お散歩隊」、本日は00年以降のリリース作を散策コースに設定し、目に留まったタイトルをざっくばらんにご紹介いたします!
GOSTA BERLINGS SAGA / ET EX
北欧きっての実力派新鋭が放った18年作。これは凄い、、、暴力的なまでに硬質なエレクトロニクスがうねりまくる、アーティスティックにしてどこまでも破壊的なサウンドに飲み込まれます。
OCTOBER EQUUS (OCTOBER EQUUS QUARTET) / PRESAGIOS
現チェンバー・シーンの代表的存在となったスペイン新鋭による19年作なのですが、これがUNIVERS ZERO+PICCHIO DAL POZZOと言える素晴らしさで感動!
I MODIUM / L’ANNO DEL CONTATTO
キレのあるギター、オルガン、シンセらが躍動する歯切れのいい演奏に、朗々と力強いイタリア語ヴォーカルが抜群に映えるメロディアス・プログレ!なるほど、QUASAR LUX SYMPHONIAEのギタリストによるバンドだったのね。
WOBBLER / FROM SILENCE TO SOMEWHERE
アネクドテンやアングラガルドらレジェンドに最も近い存在として北欧では頭抜けたバンドでしたが、まさかここまで格段の進化を遂げてくるとは驚きました…。アネクドテンばりの強度あるヘヴィネスとイエスの雄大なファンタジーが調和する、至高の17年作!
WILLOWGLASS / BOOK OF HOURS
洪水のように溢れ出すメロトロンをバックに、リリカルなエレキ&アコギやシンセやフルートが優美に舞うファンタスティックな英シンフォを聴かせます。アルバムのどこを切り取ってもメロディが止めどなく溢れてきて堪りません!
GIORGIO FICO PIAZZA / AUTUMN SHADES
名盤『Photos Of Ghost』でもプレイしたPFMのオリジナル・ベーシストが、PFMの1st『Storia Di Un Minuto』と2nd『Per Un Amico』を全曲プレイした19年スタジオ・ライヴ作!オリジナルへのリスペクトを感じる若手メンバー達の好演も光ります!
GHOST RHYTHMS / LIVE AT YOSHIWARA
パリ出身のジャズ・ロック/チェンバー・ロック新鋭グループ19年作。パリのジャズ・ロック/チェンバー・ロック・グループが吉原をイメージした空間で行われた、知的でスリリングな19年ライヴ・パフォーマンスを収録!
KAPREKAR’S CONSTANT / DEPTH OF FIELD
VDGGで知られるDavid Jacksonとその娘のヴォーカリストDorieが在籍するバンド!カンタベリー風の柔和な表情とケルト音楽にも似た神聖な雰囲気を併せ持つ英国然としたシンフォ・スタイルで、御大による柔らかなタッチのサックス&フルートも絶品です~。
DEUS EX MACHINA / DEVOTO
アレアをマイク・ラトリッジがプロデュースしたら?って感じ!?圧倒的にアグレッシヴでいて色彩豊か。1stの時点でとんでもないバンドでしたが、円熟味を増した今でもやはり凄いグループです。
ROME PRO(G)JECT / EXEGI MONVMENTUM AERE PERENNIUS
まるで古代ローマの情景が眼前に浮かんでくるようなスケール大きなシンフォニック・ロックが圧巻。S.ハケット、D.ジャクソン、D.クロス、往年の名手たちのプレイも素晴らしい18年作!
▼関連記事
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!