プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

イタリアン・ロック好きにおすすめしたい中南米プログレ・セレクション!

スタッフ佐藤です。

「イタリアン・プログレは一通り聴いたけど、次はどこの国のプログレを聴けばいいんだろう…」

そんな風に思っておられる方に意外とオススメできそうなのが、中南米のプログレです。

地理的には離れているものの、中南米プログレが持つ歌心溢れるメロディや情熱的かつ叙情的なサウンドは、ある種のイタリアン・ロック作品に通じるものがあるんです。

今回は、イタリアン・ロック好きに特に響きそうな中南米プログレを厳選してご紹介してまいります!

まずは、先日オリジナル・ジャケットで再発されたキューバン・シンフォの大名作をチョイス♪

グルーポ・シンテシス/新たなる一輪の花を探して

78年のキューバで、こんなにもセンチメンタル&ファンタスティックなシンフォニック・ロックが生まれていたとは・・・。イタリアン・ロックばりの哀愁メロディが素晴らしいし、なによりカリブの青空に溶け広がるような艶やかなシンセサイザーが気持ちいい~!

試聴 Click!

特にイタリアン・ロックに通じる作品が多いのがアルゼンチン。イタリアのラブ・ロック勢を彷彿させるセンチメンタルな美旋律を聴かせる名作を中心にご紹介!

ALMENDRA/ALMENDRA

アルゼンチン・ロックの原点と言える一枚。一度見たら忘れない「悲哀まみれ」のジャケ通り、サイケデリックな酩酊感とメロウな哀愁で満たされた珠玉の名作です。繊細に紡がれるメロディの美しさも絶品。

試聴 Click!

SUI GENERIS/CONFESIONES DE INVIERNO

木漏れ日フレイヴァーと南米らしい「詩情」とが折り重なったデビュー作も名作でしたが、ピアノや管弦楽器をフィーチャーして多彩な色合いとなったこの2ndもまた絶品。天才チャーリー・ガルシアの才気が溢れています。

試聴 Click!

LA MAQUINA DE HACER PAJAROS/LA MAQUINA DE HACER PAJAROS

そのチャーリー・ガルシアの天性の音楽センスがこれでもかと発揮された傑作がこちら!テクニカルだけどどこかバタバタとしたアンサンブル、詩情に溢れた美旋律。この作品はイタリアン・ロック好きならきっとお楽しみいただけるはず。

試聴 Click!

LA MAQUINA DE HACER PAJAROS/PELICULAS

2ndアルバムはフュージョン寄りにグッと洗練されたスタイルになりましたが、柔らかくどこか儚げなメロディの美しさはやはり伊ロック好きの方にも堪能して欲しいですね。

試聴 Click!

メキシコも熱量と哀愁が入り混じったプログレが数多い国です。特にイタリアン・ロック好きに聴いてもらいたい作品がこちら♪

ICONOCLASTA/EN BUSCA DE SENTIDO

テクニカルですし、よく構築されているのですが、「洗練」とは遠いバタバタした演奏がかえって魅力的なんですよね。メキシコのエネルギッシュかつ哀愁溢れるシンフォ好バンド!

試聴 Click!

CODICE/ALBA Y OCASO

端正なタッチのアコースティック・ギター、流麗なピアノ、リリカルなリコーダーなどから発せられる溢れんばかりの「気品」は、初期PFMにも匹敵するんじゃなかろうか…。ややセンスの悪いギーガーって感じのジャケはご愛嬌ですが、この気品とダイナミズムは素晴らしいですよ!

試聴 Click!

CAST/VIDA

まるでカナダのラッシュとイタリアのニュー・トロルスをブレンドさせ、モダンなヘヴィネスとエッジで鮮烈なシンフォニック・ロックへと仕立てたような傑作。と思ったら、なんとニュー・トロルスに参加するヴァイオリニストがプレイしてるって!?メキシコの雄CASTによる過去最高傑作とも言える会心の2015年作!

試聴 Click!

いかがでしたか?
興味を持っていただける作品がありましたら嬉しく思います!


スタッフ佐藤の「南米ロック紀行」 第一回 ALMENDRA『ALMENDRA』(1969)

【関連記事】

スタッフ佐藤の「南米ロック紀行」 第一回 ALMENDRA『ALMENDRA』(1969)

南米のロックをこよなく愛するスタッフ佐藤が、これは聴いて欲しいぞ!という南米ロックの名作を取り上げてまいります。


涙せずにはいられない。詩情あふれる珠玉のアルゼンチン・ロック選

【関連記事】

涙せずにはいられない。詩情あふれる珠玉のアルゼンチン・ロック選

叙情派アルゼンチン・ロック作品の中で、特にメロディの良さが堪能できる泣ける作品を見ていきたいと思います。南米ロック史に名を刻む名作から、そのDNAを受け継いだ新鋭まで、世代を超えてご紹介!

関連カテゴリー

関連CD在庫

  • CAST / VIDA

    メキシコが世界に誇るシンフォニック・ロック・バンド、2015年作、イタリア人の気鋭ヴァイオリン奏者を迎えた壮麗かつダイナミックな傑作

    90年代はじめのデビュー以降コンスタントに作品をリリースし続けているメキシコが誇るシンフォニック・ロック・バンド。前作から早くも1年で届けられた2015年作。特筆は、近年のニュー・トロルスのライヴへの参加や、管弦楽器隊によるプログレ・トリビュート・バンドGNU QUARTETでの活躍で知られるヴァイオリン奏者Roberto Izzoがコンスタントなメンバーとして参加していること。ゲストとして、他のGNU QUARTETの管弦楽器奏者も参加していて、瑞々しく艶やかなトーンのストリングスが躍動するクリアで明朗なサウンドが印象的。ソロとしても活躍している若き男性ヴォーカリストBobby VidalesによるカナダのRUSHを彷彿させるハイ・トーンの歌声もそんなサウンドに見事にマッチしています。ジェネシスのDNAが息づく多彩なキーボードによるヴィンテージな色合い、ザクザクとメタリックなリフや流麗な速弾きで硬質なダイナミズムを生むギターのアクセントも良いし、圧倒的に目の覚めるようなアンサンブル!今までの作品以上に「プログレ・ハード」と言えるキャッチーさと突き抜けるような明快さを軸に、管弦楽器による美麗さが加わっていて、そこに持ち前のテクニカルなエッジも効いていて、これはずばりシンフォニック・ロックのファンは必聴でしょう。ジャケットのデザインは、ジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッド!

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。