2021年1月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
クリムゾンやフロイドと並んで、プログレッシヴ・ロックの看板グループと言えるバンドYES。
初期YESの持ち味であった親しみやすいメロディとファンタジックで解放感たっぷりに突き抜ける演奏スタイルという音楽性は、『サード・アルバム』『こわれもの』あたりで最も発揮されていたように思います。
今回はそんな『こわれもの』YESに通じる開放的でファンタスティックな魅力を宿したアルバムを探求したいと思います。
まずはYESの名盤から疾走感と解放感に満ち満ちたこのナンバーをお楽しみください☆
クラシックギターのイントロから一転ベースがゴリゴリと疾走する瞬間のカタルシスときたら!
キャッチーな歌パートとスリリングなインストとのめくるめく展開!超絶技巧満載なのに親しみやすさは抜群!
いやはや凄ぇ曲だ・・・。
続いては北欧からYES系プログレの人気作をチョイス!
アトミック・ルースターやEL&Pばりにオルガンがアグレッシヴに炸裂するプログレ・ハードが痛快すぎる…!
初期イエス風のクリアなテンションや伊ヘヴィシンフォばりの熱い畳みかけも折り込んだ北欧プログレの人気作☆
ラストは先日奇跡のリイシューを遂げた、フレンチ・シンフォ秘宝です!
当時たった500枚のみがプレスされた幻のフレンチ・シンフォ!
ゴリゴリしたリズム隊も微笑ましいイエス影響下の明るく開放的なシンフォに、エレピやオルガンが醸し出す甘い幻想性が加わったメロディアスで聴きやすいサウンドが◎!
いかがだったでしょうか。
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その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの71年作4th。その内容は次作「危機」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、STRAWBSからキーボーディストRick Wakemanが加入、文字通り黄金期を迎えた彼らがトップバンドへと一気に飛躍する様が鮮明に残されています。まだ「危機」のような大作主義こそないものの、「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」など彼らの代表曲を収録。また今作から、その驚異的なエンジニアリング技術で彼らの複雑な楽曲製作に貢献することとなるEddie Offord、そしてその後のYESのトレードマークとなる幻想的なジャケット/ロゴを手がけるRoger Deanが参加、名盤の評価をより一層高めることとなります。
デジパック仕様、スリップケース付き仕様、輸入盤国内帯・解説付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2400+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無
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