2010年10月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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皆さん、こんにちは。
英国フォーク3美神に引けを取らない逸材!メロキャンに通ずる絶品!
初めて聴いた時は、メロウ・キャンドルにかなり影響受けてるな、なんて思いましたが、発表年を見てびっくり。彼らより早いじゃないですか。こんな音源がおそらく友達に配られただけで埋もれていたなんて、空恐ろしい。フィーメール2人とメール1人による幻想的なコーラス・ワークと魅惑的なメロディーは、いわゆる英国フォーク3美神なんかと比べても引けをとりません。絶品です!
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ずばり70年代ブリティッシュ・ロック・ファン必聴の激レア発掘音源、溢れ出る叙情美にグッとくる必殺盤!
70年代半ばに録音されながらお蔵入りとなった激レア発掘音源。オリジナル・マスター・テープからの再発盤。英国らしい叙情性が胸を打つ美しいメロディ、そしてしっとりと歌い上げるハイ・トーンの女性ヴォーカル。ライナーにはバーバラ・ガスキンを彷彿とさせると書いてありますが、確かにその通り。歌メロの裏で泣きのフレーズを紡ぎつづける歌心満点のギター、くすんだトーンのいかにもブリティッシュなオルガン。タメの効いたリズム・チェンジでドラマティックに彩るアレンジも見事。1曲目の「Golden Age」から名曲で、溢れ出る叙情美にグッとこないブリティッシュ・ロック・ファンはいないでしょう。リリカルな前半から後半に向けてスピード・アップしながら一気に畳みかける展開の中、どんどんとヒートアップする止めどないメロディアスなギター・ソロに拳を握りしめること間違いなし!2曲目は一転して優美なフルートが導く神秘的なフォーク・ロック。こちらも絶品。この1・2曲目は英ロック・ファン必殺と言える出来映えです。マスター・テープの状態のためか高音が割れ気味の音質が若干残念ですが、それをおぎなって余りある素晴らしい楽曲。英ロック/プログレ・ファン、是非、聴いてみてください!ボーナス・トラックとしてデモ音源2曲収録。
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70年の唯一作、管弦楽器が重厚に彩る英国ヘヴィ・プログレの逸品
ギター、ベース、キーボードが渾然一体となった疾走感あるアンサンブルに一発でノックアウトな英国ヘヴィ・プログレッシヴ・ロックの好盤。70年の唯一作。トランペット、サックス、ストリングスによる重厚なアレンジもアンダーグラウンドとは思えない完成度の高さ。
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69年の自主制作サイケ・フォーク、繊細でドリーミーな歌声と流れるようなメロディに心奪われる逸品
69年に自主制作でリリースされたサイケ・フォークの激レア盤。まどろんだアコギ・アルペジオをバックに、ちょっとハスキーな歌声と繊細かつドリーミーな歌い回し、そして狂気を滲ませつつも流れるような美しさに心奪われるメロディ。安易とは知りつつもNick Drakeを引き合いに出さないわけにはいきません。これは素晴らしい作品です。サイケ・フォークのファンは必聴の逸品。
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ヘヴィ&ソリッドなハード・ロックに滲むサイケデリックな色彩感、イマジネーション豊かなアメリカン・ハード・ロック
アメリカのハード・ロック・グループ、70年作。手数多くスリリングなリズム隊、鋭角なリフで切れ込むアグレッシヴなギター、サイケの残り香を感じさせる艶やかなハモンド・オルガン、劇的な歌い回しから絞り出すようなシャウトまで表現力豊かなヴォーカル。ささくれだったヘヴィ&ソリッドなハード・ロックを軸に、サイケデリックな色彩感を残したイマジネーション豊かなサウンドが聴き所。テクニック、作曲、アレンジともにハイ・レベル。アメリカン・ハード・ロックの知られざる名作。
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恐るべし女性カルテット、ジャズ・ロックのエッセンスを取り入れた表情豊かなプログレッシヴ・ロック
イギリスの女性4人組、75年に録音され、なぜか北欧のみでリリースされた激レア盤。サウンドは、ジャズ・ロックのエッセンスを取り入れた表情豊かなプログレッシヴ・ロック。ジャジーなエレピ、クラシカルなピアノ、スペーシーなキーボードなど、縦横無尽のキーボードを中心に、変拍子を巧みに操り、緩急自在にめくるめく展開していきます。若干バタバタしたところもありますが、様々な音楽的エッセンスを取り込む柔軟なアレンジ・センスと先の読めない構成のアイデアは特筆もの。恐るべし女性カルテット!
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バーミンガム産アンダーグラウンド・ハード、叙情的なツイン・ギターをフィーチャーした73年発掘音源
BLACK SABBATHやJUDAS PRIESTと同じくバーミンガム出身のアンダーグラウンド・ハード・グループ。73年に録音されながらお蔵入りとなった発掘音源。沈み込むようにヘヴィなリフを軸に、ツイン・ギターの様式美が溢れるキメのパートを織り交ぜた、奥ゆかしくもドラマティックなアンサンブルが持ち味。メンバーの関連バンドの音源4曲をボーナス・トラック収録。
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74年にプライヴェート・プレスでリリースされた英アシッド・フォークの激レア盤
74年にプライヴェート・プレスでリリースされた激レア盤。アシッド臭いっぱいなヘロヘロのエレキ・ギター、「心ここに在らず」な男性ヴォーカル、ゆらゆらと不安定なコーラス!レーベル紹介文には、ITHACA、RED TELEVISION、OBERONに近いサウンドと書いてありますが、その通り。英国フォークの深い森の更に向こう側に佇む幻の作品。
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そして、本日は。新規続々公開中のカケレコ・新ジャンル・ページから、ご紹介!
我が日本も入ってますよ。この国旗はどこでしょう。(答え・フィリピン。)
フィリピン産サイケ・ハードの名グループJUAN DELA CRUZのオリジナル・メンバーであったドラマー、Key奏者、サックス奏者が結成したグループ。75年作。オリジナルは激レアであり、サイケ/ハード・ロックのファン垂涎の一枚。
BILLY BOND率いるアルゼンチンのグループ。72年作3rdと73年作4thとをカップリングした2in1CD。ファズ・ギターが炸裂するブルース・ロックをベースに、音響的な管弦楽器や様々なサウンド・コラージュなどが乱れ飛ぶ、ゴッタ煮サイケデリック・ミュージック。
日本のサイケ・ロック・グループ。71年に自主製作された激レア盤。高中正義が参加しており、彼の初録音作としても知られるアルバム。引きずるようなリズム、ファズ・ギター、キーボードが一体となった混沌としたサイケ・ハードや、気怠くメロウなバラードともに、沸々としたエネルギーに胸かきむしられます。ただならぬ本格感。名作です。
オーストラリアのハード・ロック・グループ。英Vertigoレーベルより72年にリリースされた1st。引きずるようなリズム、重く沈み込むようなヘヴィなギター・リフ、エネルギッシュなシャウト・ヴォーカルによるソリッドなハード・ロック。たちこめる荘厳な雰囲気が印象的。BLACK SABBATHなどのハード・ロックのファンは必聴
オーストラリアを代表するハード・ロック・グループ。73年作2ndと74年作3rdをカップリングした2in1CD。歪みMAXの炸裂ファズ・ギター、超重量級のリズム隊、太くアグレッシヴなシャウト・ヴォーカルによる爆音ハード・ロックもの凄いヘヴィネス。圧巻です
トルコ産ヘヴィ・サイケ・トリオが69-72年に残した超レアなシングルをコンパイルした編集盤。ジャケットからはUS産の”轟音系”ヘヴィ・サイケな音像を想起するかもしれませんが、そこはやはりトルコ産いなたさが滲むトルコ語のヴォーカル、異境へと導くチープオルガン、ドカスカドラム等々。特筆すべきは読経風のヴォーカル×ヘヴィなファズが奇妙なユニゾンを奏でるM5、か~なりキてますもはやモンド臭すら漂う特濃なターキッシュ・サイケの秘宝、全曲自信を持ってオススメできる辺境サイケファン垂涎の一枚です
アルゼンチンのグループ、73年作の1st。ジミ・ヘンからの影響が感じられるブルージーかつアグレッシヴなギターが印象的なヘヴィ・ブルース・サイケ。アコースティック・ギターとパーカッションによるサイケデリックなアンサンブルにアグレ
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