2020年2月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
明日はバレンタインデーですね!もう長年縁がないので、すっかり記憶から抜けていました。そろそろ縁が欲しいです・・・。
さて、本日はチョコレートのような甘~い聴き心地に包まれるサイケデリック・ロックをピックアップしてみたいと思います。
GANDALF、COMMON PEOPLEとともに「キャピトル三大メロウ・サイケ」と言われる名作ですね!ジェントルな歌声と艶やかで美しいメロディ、ドリーミーな管弦楽アレンジにとろけます☆
GARY LEWIS & THE PLAYBOYSのフロント・マンによる67年ソロ作!甘いマジカル・ポップ・ワールドが全開する、キラメキの逸品。
カンタベリーといえども、英国ではなく米国のバンド。TOKENSがプロデュースした、当時150枚のみリリースの幻のソフト・ロック名盤!ソフト/サーフ/ホット・ロッド・ファンから、レイト60sサイケ・ファンにまで聴いて頂きたい隠れた好盤です。
後にソロでも名作を残すパメラ・ポランドが組んでいた男女ソフト・サイケ・デュオ。ゲストも豪華で、ヴァン・ダイク・パークスの奏でる煌めくようなハープシコード、ライ・クーダーによる繊細なアコギに夢見心地な女性ヴォーカルが合わさって、もう至福の一言。
70年代後期に活動していたUS男女デュオの未発表音源集。リヴァーヴが深くかかっていることもあるのですが、ちょっとこの音響はどこかオカシイ…。他のアシッド達と違い、何処までも乳白色の歌声が満ちた光のアルバム。
現在は小説家として活躍するポール・レヴィンソンがSSWとして72年に残した唯一の作品。温かみに包まれつつもちょっと素っ頓狂な歌声、オルガンやギターの捩れたような表現が、なんとも奇妙な聴き心地を生むアシッド・メロウ・サイケ名盤!
ここまでは米国ばっかりでしたが、ここでドイツに渡って活動した英国のグループをご紹介。GUN~T2で活躍したドラマーPeter Duntonが在籍したサイケ・グループ。どこかどんよりと雰囲気の中、メロウな旋律がたゆたうアンサンブルがとても心地良いです。COLD SUNあたりが好きな方に是非オススメ。
最後はアルゼンチン・ロックの原点と言えるこのサイケ名盤。一度見たら忘れない「悲哀まみれ」のジャケ通り、サイケデリックな酩酊感とメロウな哀愁で満たされた珠玉の名作です。
ついでに、そんなALMENDRAが再結成して放った80年作3rdもご紹介1stの頃の胸に迫る切ないリリシズムを、洗練のメロウAORに溶け込ませた名品!
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英国出身、ドイツを拠点として活動していたサイケポップ・グループの未発表音源集。PLEASEの前身として知られるグループで、解散後リーダーのPETER DUNTONはPLEASE、GUN、T2と英国の重要グループを渡り歩くことになります。PLEASEと同傾向のアンダーグラウンド感満載のサイケデリック・サウンドながら、ドイツでの活動ということもあり、幻想的な雰囲気と共にどんよりとした暗欝さが全編で漂っているのが特徴。シリアスで憂いを含んだヴォーカル、引きずるようなリズム隊、叙情的な旋律を奏でるオルガン、暗いリフを刻むギターによるアンサンブルが、聴き手をトワイライトゾーンへと誘います。PLEASEへと引き継がれる哀愁のメロディも全編で楽しめます。GUN周辺アイテムとして重要な一枚、おすすめです。
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