2019年12月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
米メンフィスのSSW、69年デビュー作。何と言っても魅力的なのは、SID SELVIDGEのジェントルなバリトン・ボイス。
ブルースやロックンロール発祥の地であるメンフィスで研鑽を積み、FURRY LEWISなどのカントリー・ブルースに影響されたというそのボーカルは、黒人ぽさはそれほど無いものの、音域が広く深みがあり、適度にビブラートが効いて、上質なベルベットのよう。
カントリーやフォークをベースとしたサウンドに、ハープやストリングスなど控えめなオーケストレーションが被さり、ただのSSWものとは違ったポップさも感じさせます。
モータウン傘下RARE EARTHよりリリースの米ファンキー・ルーラル・ロック71年作、スティーヴィー・ワンダー参加!
今作はそのモータウンのサブ・レーベルRARE EARTHからのリリース、よりソウルフルな作風となっています。
オープニング「Keep On Movin’ On」を再生するとすぐ、心地よいファンキーなグルーヴ感。タメの効いたリズム・セクションにギターが絡み、ルーズなボーカルが歌い上げていきます。
JEFFERSON STARSHIPの「COUNT ON ME」、MARTY BALIN「HEARTS (ハート悲しく)」の作曲者としても知られるAORシンガーソングライター、80年作。
甘くメロウな作曲センスと、ハードなギターが合わさったメロディアスな名盤です!
Jess Roden率いる英フォーク・ロック・グループ、70年作1st。
カントリーやスワンプ・ロックを吸収した土の香り漂うアンサンブル、メロウなヴォーカル&暖かみあるハーモニー、哀愁溢れるメロディーが印象的。無骨なジャケットとは異なり、英国的な翳りを感じさせる黄昏色の好盤。
エリック・クラプトンやデイヴ・メイスンにも曲を提供した名ソングライターのジェリー・ウィリアムス率いる米フォーク/スワンプ・ロック・グループ、69年の唯一作。
バーズやバッファロー・スプリングフィールドを彷彿させるヌケの良いフォーク・ロックから、ブラスも入ったスワンピー&メロウなナンバーまで本格感プンプン。スワンピーな土臭さとウェストコースト・ロックの黄昏感とが絶妙にブレンドした名作。
エリック・クラプトンやデイヴ・メイスンにも曲を提供した名ソングライターのジェリー・ウィリアムス率いる米フォーク/スワンプ・ロック・グループ、69年の唯一作。ズシリと響くベース、タイトでもったりとしたリズムを刻むドラムはスワンピーですが、ハイ・トーンの流麗なヴォーカルと巧みなコーラス・ワークが印象的なため、たいへんメロディアス。それにしてもヴォーカル&メロディが絶品!男性版キャロル・キングと言えるようなアーシーかつ洗練された歌唱から、声を張ったシャウトまで表情豊か。楽曲もバーズやバッファロー・スプリングフィールドを彷彿させるヌケの良いフォーク・ロックから、ブラスも入ったスワンピー&メロウなナンバーまで本格感プンプン。スワンピーな土臭さとウェストコースト・ロックの黄昏感とが絶妙にブレンドした名作。
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