2019年12月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、「メロウ・ミュージック」と題しまして、カケレコ棚から「メロウ」なアルバムを探したいと思います。
そもそも「メロウ」 とは?
mellow
1,(果物などが)熟した、柔らかい、甘い、芳醇な
2,(音・色・光などが)柔らかい、快い
3,(人・気質が)和らいだ;円熟した、丸みの出た
4,愛想の良い、陽気な;ほろ酔い気分の
※『プログレッシブ英和辞典』小学館 より。
なるほど。
休日の昼下がりにまどろみながら、または季節外れの海岸を歩きながら聴きたい、心地よく洗練された音楽といったところでしょうか。
アコースティックなサウンドを基調としながら、ほんのりAOR/フュージョン・テイストが加味された作品をピックアップして参りたいと思います。
さて、それでは早速カケレコ棚へ・・・
JEFFERSON STARSHIPの「COUNT ON ME」、MARTY BALIN「HEARTS (ハート悲しく)」の作曲者としても知られるカリフォルニア出身のAORシンガーソングライター、80年作。
甘くメロウな作曲センスとハードなギターが合わさったメロディアスなA面と、スウィートな作曲センスが炸裂したB面のバランスがたまらないです。
米SSW、78年作。
メロウなエレピ、憂いを帯びたボーカルが心をほぐしてゆきます。
終盤のメロディアスなギター・ソロもグッド。
元ゲイリー・パケット&ザ・ユニオン・ギャップのべーシストだったSSW、77年作。
ソフトなボーカルと洗練されたアレンジ。心浮き立つようなサウンドです!
リー・リトナーの作品に参加したことで話題になったSSW、オランダのみでリリースされた77年作。
ソフトなボーカルと、フルートやホーンの軽やかな響きが心地良いです!
米ィスコンシン州出身のSSW。
ボビー・コールドウェル、ピーター・セテラ、ジノ・ヴァネリ、テンプテーションズなど数多くのアーティストに楽曲を提供する、名ソングライターでもあります。
ジェントルなボーカルと、洗練されたアレンジ。
夜などに、このアルバムをかけながらドライブするのにもぴったりですね!
STEELY DANのセッション・ギタリストとしても活躍したギタリスト、77年の3rdソロ。
流麗なギターと、ソフトなハイ・トーンのヴォーカル、そして少し切ないメロディが柔らかく響きます。
英国出身、「カリフォルニアの青い空」で有名なSSW、81年作。
真っ直ぐな歌声と、西海岸をイメージさせる爽やかなサウンドです。
米SSW、76年作。
アコースティック・ギターのコードストロークを基調として、ソフトなボーカルにひんやりと時にユーモラスなシンセサイザー、瑞々しいパーカションのリズムが非常に洒落たメロディーを奏でます。
ジョージ・ハリスンのダーク・ホース・レーベル第1弾アーティストとして知られる英ポップ・デュオ、80年作。
繊細なギター・ワーク、ジェントルなボーカル、センチメンタルでメロウなメロディ・・・
円熟のラスト作です。
ボルチモア出身のAOR系SSWが79年に発表したデビュー作にして唯一作。
どこまでもポップでキャッチーなメロディに思わずニンマリしてしまいます。
これだけの才能がたった一枚の作品のみに終わってしまうとは…。あと数枚は出して欲しかったと思わずにいられない、驚くべき高品質なAORポップ秀作です。
STRAWBSで活動のギタリスト、79年ソロデビュー作。
全面に渡って溢れ出るいかにもブリティッシュな哀愁のメロディは、全英国ロック・ファン悩殺です。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
涼やかな洒落たコード進行による、爽やかなTODD RUNDGREN!?ホントに歌いっぷりもそっくり!76年作、アーバン・SSW/ソフト・ロックの名作がこちら!VANDA選「SOFT ROCK A TO Z」にも収録された作品!基本的にアコースティック・ギターのコードストロークを中心とする歌モノなんですが、ひんやりと時にユーモラスなシンセサイザー、瑞々しいパーカションのリズムに70年後期のアーバン・メロウな感覚も感じさせる作品です。フォーキーSSW〜ソフト・ロック〜AOR〜シティ・ポップ的サウンド・プロダクションに気持よく聴けること請け合いです!紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。
ボルチモア出身のAOR系SSWが79年に発表したデビュー作にして唯一作。マイルス・デイヴィスやポール・マッカートニーなどを手掛けた名プロデューサー、トミー・リピューマに見初められ、ギターも担当するヒュー・マクラッケンをプロデューサーに制作されたのが本作。一聴してソロ時代のポール・マッカートニーからの影響を感じ取れる、どこまでもポップでキャッチーなメロディに思わずニンマリしてしまいますが、歌声もかなりポールを意識していて、曲によってはポールの未発表曲と言われても信じてしまいそうなクオリティでびっくり!メロディ・センスは数多いるポール直系SSWの中でも突出しています。演奏陣も豪華で、トニー・レヴィン、リック・マロッタ、リチャード・ティー、デヴィッド・サンボーンなど名手達が参加、珠玉のメロディをカッチリまとまりある職人的アンサンブルで支えます。それにしてもこれだけの才能がたった一枚の作品のみに終わってしまうとは…。あと数枚は出して欲しかったと思わずにいられない、驚くべき高品質なAORポップ秀作です。
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