2019年11月14日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
ジミー・ウェッブの妹でもある女性SSW、1975年唯一作。
いやはや、素晴らしい歌声です!ジミーのアルバムでも可憐なコーラスを聴かせてくれていましたが、今作では前編で彼女の澄んだクリスタル・ボイスを楽しめます。
跳ねるようなリズムのキーボードやベース、ギターが少し都会的なAOR風サウンドを作り出し、可愛らしすぎるスーザンのボーカルが切ないメロディを歌っていきます。アーシーさも残しながら、お洒落で心浮き立つようなこの音、ヴァレリー・カーター作品に近いものがあります。
ALAN BOWN SETやBRONCOに在籍し、フランキー・ミラーやロバート・パーマーとも並び称される英国の名ブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデン。
1976年に英国バーミンガムにて行ったライヴ録音です。
ソウルフルなボーカルが臨場感を持ってしなやかに迫り、ライヴならではのバンドとの密な一体感が最高に気持ちの良いサウンドです。
ピーター・ハミルとデヴィッド・ボウイが好きなら、このドがつくマイナーなグループを試聴是非!内省的でメランコリックで、なおかつ荘厳でハードで。良いですよ~。
カリフォルニアのAORグループ、75年デビュー作。
タイトなドラミングにファンキーなオルガンが絡み、そのグルーヴィーなリズムに心が浮き立ちます。
そこに伸びの良く柔らかでソウルフルなボーカルが響くと風が吹き抜けるような爽やかさ。
まるでDOOBIE BROTHERSの『MINUTE BY MINUTE』みたいです!
67年、マイアミ大学の学生たちによって結成されたブラス・ロック/ジャズ・ロック・バンド、71年唯一作。
前編インストで、ホーンが心地よく効いた粘っこくグルーヴィーなサウンドを展開しています。
スティーヴィー・ワンダーの「My Cherie Amour」をカバーしているのですが、洗練されたサウンドが素晴らしいです。
軽やかなホーンにうねるベース、リラックスしたカッティングのギター、そしてシルクのようなスムースなサックスがメロディを奏で、至上の心地良さです。
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