2019年2月26日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,これがセール!?,世界のロック探求ナビ
タグ: ブリティッシュ・ロック
今月も中古セール開催中!まだまだ人気の名盤やディープな作品が多数眠っておりますので、ぜひじっくりと在庫をチェックしてみて下さいね。
本日はその中から、悲しくもセールとなってしまったマイナー英国ロックの紙ジャケ盤をご紹介。
確かにマニア以外には中々知られていない作品もありますが、さすがは70年代のブリティッシュ・ロック・シーンで生まれただけあって内容はお墨付き!
この機にぜひ未知の作品を入手してはいかがでしょうか?まずはコチラ。
GENESIS加入前のスティーヴ・ハケットと彼の弟ジョン・ハケットが在籍していたグループですね。70年作。
ムーディー・ブルースに通ずる壮大さもありつつ、ハケット兄弟の繊細なアコギがリリカルな牧歌性を醸し出していて良いなあ。
パンク・シーンにも影響を与えたブリティッシュ・ロックの隠れ名グループといえば彼らですね。
叩きつける様なバンド・アンサンブル、シアトリカルなハイトーン・ヴォーカルに気品あるヴァイオリン…。
プログレ/グラム・ロック/フォーク等が絡み合った孤高のサウンドが見事な、最高傑作との呼び声高い76年作2nd。
牧歌的で賑やかなメロディに、ちょっぴり捻くれた職人芸的アレンジ…これぞ大英帝国ポップの魅力!
ザ・フーやジミヘンを手掛けたエンジニア2人による78年唯一作、PILOTやKINKS好きは是非!
英国的な淡いサックス&フルートをフィーチャーした叙情豊かなブリティッシュ・ロック、70年作。
初期JETHRO TULLを彷彿とさせるブルージーさも特徴ですね。
VELVET OPERAに在籍したギタリスト、Paul Brett率いるグループの71年作2nd。
軽やかなフォーク・ロックを軸としつつもサイケ・テイストやプログレッシヴなアレンジを要所で取り入れた、一筋縄ではいかないサウンドを展開しています。
ORANGE BYCICLEのウィル・マローンが在籍したサイケ・ポップ・グループ、70年唯一作。
まるでORANGE BYCICLEと初期ピンク・フロイドを掛け合わせたような、幻想的で酩酊的でポップでローファイなサウンドがクセになります…。
どこまでも歌心に富んだヴォーカルに、厚みあるストリングス等のアレンジ…なるほどこれはハイレベル。
英国フォーク・ファンからの支持も厚いSSWの71年1stで、FOTHERINGAYやFAIRPORT人脈がゲスト参加!
まだまだ国内盤紙ジャケのセール在庫ありますよ~。↓こちらでチェック!
オレンジ・バイシクルのウィルソン・マローン、エンジニアのアンディ・ジョンズ、マイク・ボバックの3人によるプロジェクトが70年に発表した唯一のアルバム。オレンジ・バイシクルの延長線上にあるソフト・ロックと初期ピンク・フロイドを連想させるサウンドを混ぜ合わせたかのような幻想的なサウンド。(国内盤:帯より)
スティーヴ・ハケットがジェネシス加入以前に参加していたとして知られるグループ。70年作。アコースティック・ギターを中心とした暖かみある演奏、美しいオーケストラ・アレンジ、英国的なメロディーが印象的なサウンドは、ムーディー・ブルースを想い出させます。各楽曲間を「語り」でつなげたコンセプチャルな構成もムーディー・ブルース譲り。ただ、ムーディー・ブルースほど大仰な雰囲気は無く、格調高さの中に滲む牧歌的な雰囲気が持ち味です。
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