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「泣きのギター」~『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!~

今週は、「泣きのギター」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。

どうぞご覧ください。

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11月19日(月):WISHBONE ASH / ARGUS

第一日目は、ツイン・リード・ギターの元祖、ウィッシュボーン・アッシュ『百眼の巨人アーガス』です。

72年にリリースされ、最高傑作とも称される今作。
アンディ・パウエル、テッド・ターナーの2本のギターが自在に駆け回りながらも美しく調和し、英国情緒をたたえたサウンドを織りなしていきます。

特にアルバムB面のドラマチックな流れが素晴らしく、英国的な哀愁に溢れながらも力強いメロディを丁寧なギター・ワークや3声のコーラスで聴かせます。

ラストでは2人が別々のリード・ソロを奏で、そのあまりにも美しい「泣きのギター」のハーモニーに、胸が詰まるような感動を覚えます。(みなと)

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11月20日(火):BEATLES / BEATLES

今週の投稿テーマは「泣きのギター」。皆さん、お好きですよね?

泣きの名演は数多くありますが、多くの方が最初に耳にした「泣きのギター」と言えば、やはり「While My Guitar Gentry Weeps」でのクラプトンのプレイではないでしょうか。

ソロ冒頭で聴くことができる絶妙にニュアンスをコントロールしたヴィブラートは、まさしく「ギターが泣いている」を体現した、これしかない!という極上のプレイですよね。

以前何度となくあのソロを挑戦したものですが、どうしてもあそこまでの説得力ある「むせび泣き」にならず、いつまでも「ギターがメソメソしてる」のままだったのを思い出します。

ちょうど明後日22日は、この曲が収録された「ホワイト・アルバム」のリリース50週年ということもありますので、皆さん改めて聴く機会も多いかもしれませんね。

ちなみに、ジョージのソロ「EXTRA TEXTURE」収録の姉妹曲「This Guitar (Can’t Keep From Crying)」でのジェシ・デイヴィスによる味わい深い泣きのソロも同じくらい好きです。(佐藤)

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11月21日(水):FREE / HEARTBREAKER

本日ご紹介するのは「泣きのギター」と言ったら右に出るものはいないこのギタリスト。ポール・コゾフです。

ご存知フリーのギタリストとして10代でデビューするも、ドラッグ中毒により25歳の若さでこの世を去った彼。

愛用のギブソン・レスポールから繰り出される切なくも重厚なフレーズ、繊細なビブラート、情感溢れるチョーキング…。
クラプトンやジェフ・ベックのようにずば抜けたテクニックを持っている訳ではないものの、一音一音に魂の断片が込められているかのような熱いプレイには否応なしに心揺さぶられてしまいますよね。

アルバムはFREEの73年作『HEARTBREAKER』をセレクト。バンドとしてはほぼ解散状態にありつつも、ベースに日本人の山内テツ、キーボードにセッション・プレイヤーのジョン”ラビット”バンドリックを迎えて制作された復活作にして最終作です。

とはいえコゾフは既にドラッグに体を蝕まれており、参加できたのは5曲のみというボロボロの状態…。しかし、それもあってか一曲一曲の演奏は渾身そのもの。

特にこの「Come Together In The Morning」で聴けるギターソロの迫力といったら…。
剥き出しの感情がぶつかってくるようなギタープレイには、「泣き」を通り越してちょっぴり恐ろしいものすら感じてしまいます。(増田)

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11月22日(木):GARY MOORE BAND / GRINDING STONE

本日ご紹介する「泣き」の名手は…THIN LIZZYや70年代のSKID ROWでおなじみ、ベルファスト生まれの超絶技巧ギタリスト!ゲイリー・ムーアです!

正確無比なピッキングと情熱的なフレージングでブルースからハード・ロック、そしてテクニカルなフュージョンまでを軽々と弾きこなすご存知スーパー・ギタリスト。

今回ピックアップするアルバムは、そんな彼が72年に結成した初のリーダー・グループ、GARY MOORE BANDの唯一作『GRINDING STONE』です。

THIN LIZZYはもちろん、ジョン・ハイズマンのCOLLOSEUM IIにも加入する前でほとんど無名に近かった彼。残念ながらセールスに恵まれずこの一作で消滅してしまったのですが、これが驚くべきレベルの高さ!

ハードでブルージー、なおかつジャズ・フュージョン的な流麗さやAORにも通ずる洗練味までも取り入れた、「プログレッシヴ」とも言うべき多彩さを誇る楽曲。
そして随所で炸裂する、これでもかとエネルギッシュな「ムーア節」全開のギター・プレイ!

若干21歳これほどまでに脂の乗ったプレイを展開するとは…いやはや才能恐るべし。是非この「Grinding Stone」の若さ溢れる泣きまくりギター・プレイを堪能して下さい!(増田)

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11月23日(金):MODRY EFEKT / SVITANIE

最後に泣きのギターを奏でてくれるのは、チェコのギタリストRadim Hladikです。

「プラハの春」と同年の68年に結成され活動停止期間を挟みながらも2016年まで活動した、チェコを代表するプログレッシヴ・ロック・バンドMODRY EFEKT。

そのギタリストこそ彼なのですが、ずばりユーロ・ロック・シーンでNo.1と断言したい泣きの名手なんですよね。

ブルーズフィーリングに溢れた豪快かつドラマチックな音運びでエモーショナルに泣きまくるプレイスタイルは、泣きのギター好きならたまらないはず。

個人的にはこの曲のソロが最も彼の泣きギターの真髄を楽しめるかと思います。
哀愁あるチェコ語のヴォーカルと相まってグッと胸に迫ってきますね~。

タイ・フォンがお好きな方にもおすすめですよ。(佐藤)

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WISHBONE ASHの在庫

  • WISHBONE ASH / ELEGANT STEALTH

    通算22枚目となる2011年作

  • WISHBONE ASH / ARGUS

    これぞ英国ロックという叙情性と哀愁が溢れ出す、72年発表の最高傑作!

    丁寧に折り重なるようにメロディが交差するツイン・リード・ギターがトレード・マークのグループ。彼らの最高傑作である72年作。叙情性溢れる英国的なメロディも絶品。

  • WISHBONE ASH / RAW TO THE BONE

    英国が誇る名ハード・ロック・バンド、隠れた名作とも評される85年作

    英国が誇る名ハード・ロック・バンド、トレヴァー・ボルダーが前作『TWIN BARRELS BURNING』限りで脱退、後任のベーシストとして卓越したヴォーカルも併せ持つマーヴィン・スペンスを迎え制作された85年作。基本的には前作の延長線上にあるキャッチーな音作りの抜けのいい80sハード・ロック・サウンドですが、マーヴィン・スペンスによる伸びのあるセクシーな歌声が素晴らしく、楽曲のクオリティを劇的に引き上げています。アンディ&ローリーのツインギターも相変わらず抜群の切れ味を誇っています。まさに隠れた名作という言葉が相応しい一枚。

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BEATLESの在庫

  • BEATLES / LOVE

    06年発表作、全26曲

  • BEATLES / HELP !

    通算5作目、65年作

  • BEATLES / RUBBER SOUL

    ジャケットから受けるイメージ通り陰影のあるメロディが魅力的な、英国的リリシズム溢れる65年作、「ノルウェーの森」「イン・マイ・ライフ」収録

    65年作。ジャケットから受けるイメージ通りの、陰影のあるメロディに溢れた、しっとりとした楽曲が印象的な作品。「NORWEGIAN WOOD」、「MICHELLE」、「IN MY LIFE」の格調高い美しさは絶品の一言。「DRIVE MY CAR」、「YOU WON’T SEE ME」、「NOWHERE MAN」、「RUN FOR YOUR LIFE」など、アコースティカルな中にもバンドのダイナミズムが詰め込まれたフォーク・ロックもまた素晴らしい。シニカルな雰囲気のあるジョージの楽曲も際立っていて、「THINK FOR YOURSELF」「IF I NEEDED SOMEONE」はアルバムを彩り豊かにしています。落ち着きたいときは「RUBBER SOUL」、アッパーな気分の時は「REVOLVER」。そんなイメージで、この2作品を対で考えています。どちらもビートルズのメロディ・メーカーとして頂点を極めた名作。

  • BEATLES / REVOLVER

    恐るべしビートルズの才能、66年の作品とはまるで思えない、時代を飛び越えたようなサウンドが詰まった超弩級な名作!

    66年作。「キャッチーなメロディ」、「新しい音楽を創造しようとする才気」という2つの点において、間違いなく最高傑作。「ELEANOR RIGBY」「HERE THERE AND EVERYWHERE」「GOT TO GET YOU INTO MY LIFE」など、ポールのメロディ・センスは群を抜いていて、ジョンも、「I’M ONLY SLEEPING」「TOMORROW NEVER KNOWS」「SHE SAID SHE SAID」など、サイケ感いっぱいの尖った楽曲で才能を爆発。「TAXMAN」「LOVE YOU TO」「I WANT TO TELL YOU」など、ジョンやポールとは異なるセンスを発揮して、彼ら2人に比肩するまでになったジョージの存在も特筆もの。バンドとしてのエネルギーは、本作が最高ではないでしょうか。それにしても、全部名曲と言っていいほどに楽曲が凄いです。レッドゾーン振り切りっぱなしの超弩級な名作。

  • BEATLES / MAGICAL MYSTERY TOUR

    永遠の名曲「Strawberry Fields Forever」収録、67年発表

    67年作。同名映画のサントラとして作られたアルバムですが、あなどるなかれ。ポップ・アルバムとして、名作「REVOLVER」に引けを取らない完成度。ポール作の「THE FOOL ON THE HILL」「HELLO GOODBYE」「PENNY LANE」、ジョン作の「I AM THE WALRUS」「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」「ALL YOU NEED IS LOVE」など、名曲がずらりと並んでいて、ベスト盤みたいにワクワクと楽しめる作品。それにしてもポールとジョンのメロディ・メーカーとして才能。凄いです。

  • BEATLES / SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND

    67年発表、架空のバンドによるショウというコンセプトで制作されたロック史上初にして最上のコンセプト・アルバム!

    67年作。架空のバンドのショウというコンセプトで制作されたロック史上初のコンセプト・アルバム。ジャケットのイメージ通りのカラフルなサウンドは英国中に広がり、60年代後半を華やかに彩った英サイケ・ポップ・ムーブメントへと発展。ロックが真に芸術へと到達した金字塔。

  • BEATLES / BEATLES

    68年作、ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、抜群の音楽センスで咀嚼、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応をそのままに詰め込んだ、才気みなぎる大傑作。

    68年作。ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、彼ら一流の音楽センスで咀嚼し、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応そのままに一気にぶちまけた、才気みなぎる大傑作。洗練された前作「Sgt.Pepper’s 〜」の反動からか、音を整理することなく、それぞれのメンバーのアンテナが向かうままに、剥き出しの音が鳴らされています。アルバム全体の統一感こそ薄いですが、1曲1曲はかなり尖っています。あのビートルズの、あのメンバー達の「アンテナ」が閉じこめられてるんですから、そりゃ、半端ではなくエネルギッシュ。

    • CP255329/30

      25TH角丸赤帯、税表記あり、88年規格、2枚組、シリアルナンバーは無し、英文ブックレット付仕様、定価4,697

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、黄ばみあり

  • BEATLES / ABBEY ROAD

    「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感と感動が渦巻くラスト・レコーディング・アルバム

    「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感溢れる傑作。特筆すべきは、B面のメドレー。数々の音の断片が、時にダイナミックに、時に優雅につながり、最後まで流れるように聴かせています。ビートルズ最後で最高の名演と言えるでしょう。昔、このメドレーのギターをコピーしたことがありますが、楽曲の彩り豊かさからは想像できないシンプルなフレーズに驚きました。各フレーズはシンプルに洗練されつつも、バンドになると輝きが倍増する。やはり唯一無比のグループです。シングル曲で構成されたA面も見事。特にジョージの2曲、「SOMETHING」「HERE COMES THE SUN」は、彼の生涯でもベストと言える名曲。

  • BEATLES / LET IT BE

    70年リリース、ビートルズのラスト・アルバム、「LET IT BE」を収録

    70年にリリースされたラスト・アルバム。「GET BACK」セッションが空中分解し、その音源をフィル・スペクターがアルバムという形にまとめあげた作品。フィル・スペクターによるエコーに包まれた荘厳なサウンド・プロダクションが、ラスト・アルバムとしての虚無感を倍増させている印象。「LET IT BE…NAKID」はバンドのダイナミズムが閉じこめられた素晴らしい音源でしたが、ラスト・アルバムとしては、やはりこのフィル・スペクター盤がしっくりきます。

  • BEATLES / BEATLES BEST1

    初期作からのコンピ。12曲収録。

  • BEATLES / WORK IN PROGRESS: OUTTAKES 1963

    アウトテイク集、全27トラック

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FREEの在庫

  • FREE / FIRE AND WATER

    必殺の名曲「All Right Now」収録、70年リリースの代表作3rd

    英国ブルースHRの礎を作った名バンド、FREEの代表作。1970年発表、3RDアルバム。まず、タイトル曲「FIRE AND WATER」が最高。リズム隊の骨太なグルーヴに、ソウルフルなポール・ロジャースのヴォーカルが映えるサビはもちろんのこと、その後に続くポール・コゾフによる哀愁溢れるメロディアスなギターソロが溜まりません。ピアノがバックで転がっているのもナイス!FREEの代名詞的名曲「ALL LIGHT NOW」は、ポール・コゾフが刻む、シンプル且つキャッチーなギターリフが心地良く響きます。従来のブルース・ロックにはない溌剌としたエネルギーが満ちており、聴くたびに活力が沸いて来ます。他の楽曲も総じて素晴らしく、正に英国ブルースHRの入り口たる名盤です。

  • FREE / FREE LIVE !

    71年ライヴ作

    • UICY76425

      廃盤、英国初回盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様、SHM-CD、復刻巻帯付仕様、英国オリジナル・アナログテープを基にした14年DSDマスターよりHRカッティング、ターコイズブルー・レーベル、定価2667+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり、小さい凹みシワあり

    • CD4306A&M

      盤質:傷あり

      状態:並

      カビあり

      290円

      232円
      (税込255円)

      64円お得!


      CD詳細ページへ

  • FREE / FREE AT LAST

    オリジナル・メンバーでの再結成アルバムとなった72年作

    • UICY9202

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック6曲、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      盤キズ多めにあり、カビあり

  • FREE / FREE STORY

    89年編集ベスト、19曲収録

  • FREE / LIVE IN STOCKHOLM DEC 1970

    70年12月のスウェーデン・ストックホルム公演を収録

    70年12月のスウェーデンはストックホルムでのライヴ。「Fire And Water」「All Right Now」など全9曲。ラジオ&TV放送用の音源。

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GARY MOORE BANDの在庫

  • GARY MOORE BAND / GRINDING STONE

    初リーダー作、持ち前のスリリングなギタープレイが炸裂する痛快ハード・ロック、73年作

    SKID ROWを脱退したGary Mooreが結成したグループ。73年の唯一作。スリリングなギターをフィーチャーしたハード・ロック。テクニカルかつメロディアスなギター・ソロはさすがで、3度でハモるツイン・ギターにグッときます。

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BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT)の在庫

  • BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT) / 1969-1989

    旧チェコ・プログレの代表バンドBLUE EFFECT/MODRY EFEKTの全8タイトル+シングル曲/ボーナス曲収録ディスクのCD9枚組ボックス

    旧チェコ・スロヴァキアを代表するプログレ・バンド、BLUE EFFECT時代の70年作『MEDITACE』、70年発表のJAZZ Q PRAHAとの共演作『CONIUNCTIO』、71年作『NOVA SYNTEZA』、73年作『NOVA SYNTEZA 2』、75年作『MODRY EFEKT AND RADIM HLADIK』、77年作『SVITANIE』、79年作『SVET HLEDACU』、81年作『33』+シングル音源/ボーナス音源収録ディスクの9枚組。

  • BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT) / NOVA SYNTEZA / NOVA SYNTEZA 2

    旧チェコを代表するプログレ・バンド、オーケストラと共演した71年作と74年作を収録

    旧チェコを代表するプログレ・バンド、71年作『NOVA SYNTEZA』と続編にあたる74年作『NOVA SYNTEZA 2』を収録した2枚組。ビッグ・バンド風の壮大なオーケストラとスリリングなバンド・アンサンブルが共演する熱量たっぷりのプログレを楽しませてくれる、2作品ともに東欧プログレの名盤です。

  • BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT) / NOVA SYNTEZA 2

    チェコ出身、東欧屈指のプログレ・グループ、ビッグ・バンドとバンド・アンサンブルのぶつかり合いが熱い74年作!

    チェコを代表するプログレ・バンド、74年作。ビッグバンド・オーケストラとバンド演奏との火花の散るような共演が印象的だった前作の続編と言うべき作品。何と言っても冒頭22分に及ぶ大作が押しも押されぬ名曲!東欧らしい哀愁溢れる歌の魅力を堪能できる前半、重厚なブラス隊と渾然一体となってひたすらエネルギッシュに突き進んでいく白熱の後半と、ビッグバンドと渡り合いつつも、シンフォ、ジャズ、ブルースなどを巻き込んでテクニカルに進行していくバンドの演奏力、センスには脱帽です。ベクトルは違えど、この熱量の高さはマハヴィシュヌやアレア、マグマにも比肩するレベル。他の曲も、重厚なブラスとバンド演奏が織りなすドラマティックな佳曲揃い。東欧屈指の名バンドという評価も頷ける傑作です。

  • BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT) / SVET HLEDACU

    旧チェコを代表するプログレ・バンド、東欧らしい哀愁に溢れるドラマティックな79年作、TAI PHONGファンにもオススメしたい傑作!

    ギタリストRadim Hladikを中心に68年に結成され、チェコ・プログレの最高峰バンドとして活躍したグループによる79年作。前77年作で見せたプログレ然とした構築性を持つシンフォニックなサウンドを推し進めつつ、ハード・ロック的なキレ味を持つタイトなアンサンブルで突き進むスタイルは、フランスの名バンドTAI PHONGを引き合いに出したい素晴らしさ。タイトで重厚なリズム・セクションを土台に、名手Radim Hladikが泣きのフレーズ満載のギターワークで畳みかけ、シンセがスケール大きく広がり、哀愁みなぎるチェコ語ヴォーカルが切なくも雄々しい表情で歌い上げます。プログレ好きにもハード・ロック好きにも是非聴いて欲しい東欧屈指の傑作です。オススメ!

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