こんにちは。スタッフみなとです。
ウェールズは、イギリスを構成する国のひとつで、グレートブリテン島の西側に位置する国です。
紀元前からケルト人が住み着き、豊かな文化を築いてきました。
海に囲まれた大自然、神話や伝説が息づく遺跡や城跡、独自の響きのウェールズ語・・・
そんな歴史深いウェールズから誕生した、様々な作品を聴いてまいりたいと思います!
ウェールズ出身のフォーク・ロック・バンド、原盤は激レアとして知られる75年作1st。
クリアで美しい声で歌われるウェールズ語が、いいですね。
ウェールズ出身のトラッド・フォーク・グループ、幻の83年4th。
英フォークの牧歌性と英トラッドの格調高さが絶妙にバランスした流麗なメロディは、絶品の一言!
「ウェールズのディラン」と呼ばれたSSW、故郷に帰ってウェールズ語で歌った2nd。
アシッド・フォーク作品だった1stと比べて、パブ・ロック的な陽気さが加わったサウンドです。
ウェールズのアベリストウィス出身SSW、72年唯一作。
朝もやの中でたゆたうようなアコギ・アルペジオとメロディ。ブルースがベースにありますが、ニック・ドレイクに通じるリリシズムが印象的。いぶし銀の光を放つウェールズ・フォークの逸品ですね。
印象的なジャケットは、ミック・ロック撮影。
ウェールズ出身のフォーク・グループ。69年にHARVESTよりリリースされた1st。
ジャケットそのままの、深い森で奏でられているような幻想的なフォークです。
ウェールズ出身のSSW、74年にマイナーなPROFILE CHRISTIANレーベルよりリリースされた1st。
気品があって親しみやすい、これぞ英国的といえるメロディ、そして、ヘロンの2ndに通じるような「いなたい」アンサンブルに心温まります。
ウェールズ出身のSSW、74年リリースのソロ・デビュー作。
エコーとディレイに包まれ、まるで鉄琴のようなトーンのアルペジオ(ギター?ハープシコード?)がたゆたうオープニング・ナンバーから、最高です。
ウェールズ出身のフォーク・グループ。69年にHARVESTよりリリースされた1st。アコースティック・ギターのバッキングとルーズなヴォーカルというスタイルに、管楽器やハーモニカ、ハープシコードが幻想的な彩りを添えるサウンド。一般的な英国フォークものとは異なり、あまり穏やかな雰囲気はなく、どこか緊張感を感じさせるところが特徴的。ちょっと呪術的な雰囲気もあり、そのあたりはCOMUSにも近い印象です。
紙ジャケット仕様、アビイ・ロード・スタジオでの24ビット・デジタル・リマスタリング、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ウェールズ出身のフォーク・ロック・バンド、原盤は激レアとして知られる75年の1st。何と言っても1曲目が必殺。軽快に刻むリズムとキンキンと響くサイケギター、そして分厚いメロトロンが洪水のごとく流れ込む大変素晴らしい一曲。かすかな哀愁を含んだウェールズ語のヴォーカルがまた堪りません。2曲目以降は女性キーボーディストによる清楚なフィメール・ヴォーカルをフィーチャーした、英国の片田舎をイメージさせる長閑なフォーク・ロック・ナンバーが中心で、メロウ・キャンドルとチューダー・ロッジの中間(ややチューダー寄り)といった印象で実に良い味わいです。綺羅びやかなアコースティックギター、哀愁たっぷりのサイケがかったエレキギターが楽曲を彩っていて、彼らならではの味を出しています。英フォーク本来の格調高さと、どこか感じられる「いなたさ」がいい塩梅で共存する好盤です。
72年作の唯一作。派手さは無いものの確かなテクニックを感じさせる流れるようなアルペジオと、憂いのある歌声&メロディー、エモーショナルなブルーズ・ハープがたいへん印象的。いぶし銀の光を放つ味わい深い英国フォークの逸品。紙ジャケット仕様。
ウェールズのユース・オーケストラでヴァイオリンを弾き、TVの音楽番組をプロデュースしていたという経歴を持つウェールズ出身のSSW。74年リリースのソロ・デビュー作。印象派のようなタッチの海辺に佇む、どこか物憂げでどこか凛とした表情の通りのサウンドで、静かに、そして柔らかに歌われるヴォーカル、「キラキラ」「ドリーミー」というキーワードがぴったりの、心象を美しく描くようなアンサンブルが印象的です。エコーとディレイに包まれ、まるで鉄琴のようなトーンのアルペジオ(ギター?ハープシコード?)がたゆたうオープニング・ナンバーから最高で、カート・ベッチャーやブライアン・ウィルソンが好きならたまらないはず。印象派フォークとでも呼びたい美麗な逸品です。
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