2017年12月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
06年にNUMEROレーベルからリリースされたコンピレーション作品、『WAYFARING STRANGERS: LADIES FROM THE CANYON』。
60年代後半~70年代にかけて人知れず録音されていた米女性フォークシンガーの曲を集めたコンピレーションなのですが、一つ一つの楽曲が本当に粒ぞろいで、再生するとそのあまりの濃厚さにめまいがしてしまいます。
さて今日はそんな『WAYFARING STRANGERS: LADIES FROM THE CANYON』に入ってもおかしくないような、マイナーな米女性フォークシンガーの作品を取り上げていきたいと思います。
まずは一曲。
♪COLLIE RYAN / CRICKET
カリフォルニアのヒッピー・コミューンで歌っていたフォークシンガー、コリー・ライアンの楽曲。
幽玄なボーカルとアコギに、どこか遠い所に連れていかれそうです・・・
謎に包まれた米国の女性SSW、SUSAN PILLSBURYの73年唯一作。
静かな悲しみをたたえたようなボーカルが、ただただ、素晴らしいです。
アソシエイションのヒット曲「Windy」を作った女性SSW、儚い白昼夢のようなソロ作。
ニュージャージーのフォーク・シンガー。簡素な歌とギターが染み渡ります。聴き手の時間を止める深遠なる米SSW名品。
ネヴァダ州のフォーク・シンガー。なんてユニークな楽曲でしょうか。ウェールズへの憧れと、貪欲な音楽探求が生み出した傑作です。
放浪のフォークシンガー、ロザリー・ソレルス。掠れたボーカル、漂う哀愁。カレン・ダルトン好きならいちころですね。
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!