2017年12月8日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ増田です。クリスマス近付き、街のイルミネーションが輝く季節になってまいりましたね。
鈍く光るいぶし銀のブルース・ロックもいいけれど、イルミネーションのようにギラギラと輝くグラム・チックなロックもたまにはいかがですか!?
今回はキャッチーなメロディが特筆の英国産グラム・ハードやハード・ポップ的作品を集めてみました。
まずはコチラ。ギラギラとした独自の世界を構築する英ハード・ロックといえば、STRAPPSですね。
「ポスト・ディープ・パープル」としてプロモーションされたのも納得なオープニング・ナンバー「Down To You」のスピード感と切れ味!
これは日本で人気出たのも頷けますねえ。
74年2nd。MOTTやSLADEなどのグラム・ファンのツボをつく歌心あふれるメロディに、遊び心たっぷりのアレンジを散りばめた充実の一作。
チャイコフスキー「1812」の壮大でプログレッシヴなロック・アレンジもgood!
この突き抜けるような鋭角的ギター!キャッチーでポップで愛すべきメロディ!
王道ハードな骨太さと英国ニッチ・ポップ的愛嬌が同居したサウンドが格別の一枚。
セクシーなようでなんとも言えないジャケもたまりません。
カリスマ・ヴォーカリスト、マイケル・デ・バレスを中心とするグラム・バンドのデビュー作。
T-REXにも通ずる、エネルギッシュな中にどこか毒気とダークさを含んだハード・ブギが非常にカッコイイです。
のちにFASTWAYやソロで活躍するギター/ヴォーカルLea Hartが在籍したブリティッシュ・ロック・バンド。
活動時の録音を集めた2017年の編集盤なのですが、重厚かつ軽快、骨太かつ疾走感のあるサウンドでどの曲も痛快!
エネルギッシュなオルガンもいいなあと思ったら、ドン・エイリーの兄弟ポール・エイリーが弾いているそうです!へえ~。
グラムからは離れるけど、キャッチーさならこちらもどうですか?
元パトゥのマイク・パトゥとオリー・ハルソールが合流して結成したバンドのデビュー作。
パトゥ時代よりはストレートになったけど、それでも随所にひねくれたセンスが滲み出る、ジャケも含め個性満点の一作っ!
こちらもグラムじゃないけど、輝いてます。
元ユーライア・ヒープのデヴィッド・バイロン、元コロシアム~ハンブル・パイのデイヴ・クレムソンという英ハード・ファンにはたまらない面子によるグループ。
パワフルでスピード感あふれるサウンドに厚く多彩なアレンジ、楽しさ満点の英国ハード・ロック。
ラストはこちら。「ギラギラ度」は低いですが、こんなキャッチーな英国ロックもどうでしょう?
粘りのあるオルガン&ギターにちょっぴり哀愁を含んだヴォーカル、派手ではないけど愛すべきメロディアスさ!
これは英国B級ハードの隠れ名作といってよいでしょう。
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