11月に入りやっと良い天気の日が増えました。3連休ということもあり、久しぶりに良いお天気の週末を満喫される方も多いのではないでしょうか。
さて11月ともなると早くも一年を振り返ってしまいますが、今日は4か月ほど遡ってカケレコの中古棚をご紹介したいと思います。それでは7月から10月に入荷した中古CDから世界のロック作品をご紹介!作品紹介の後には、それぞれの月の在庫リストページへいくリンクも載っています♪
ちなみに中古CDリストページの左側で、入荷月を絞って探求できます。入荷日も最新3日は絞って探求できますのでぜひご利用ください♪
まずは7月入荷のコーナーから・・・・
こ、これは旧ユーゴ屈指のプログレ傑作ですよ。蘭トレースの端正さと伊レ・オルメのほの暗い叙情美やヘヴィネスを合わせつつ、奇天烈さや熱気、東欧ならではの哀感も混ぜ込んだアンサンブルはプログレ・ファンは歓喜すること間違いなし。
旧ユーゴ屈指のプログレ・バンド、クラシック、ブルース、ジャズ/フュージョンが見事に融合した75年の名デビュー作!
アメリカのブルージー&ソウルフル&ハードなグループ、70年作。ハードな楽曲とソウルフルな楽曲とで構成。ハードな楽曲では、キレ味鋭いトーンで切れ込むブルージーかつスピーディーなギター、R&Bフレイヴァーいっぱいのグルーヴィーなオルガン、手数多く前のめりにドライヴするリズム隊、そしてエネルギッシュにシャウトするハイトーン・ヴォーカルが炸裂!ソウルフルな楽曲は、アル・クーパーあたりを彷彿とさせるようなメロウなオルガンをフィーチャーし、土臭くも洗練されたサウンドにグッときます。英国で言えばSPOOKY TOOTHが近いでしょうか。
72年に独BELLAPHONレーベルよりリリースされたジャーマン・フォーク作。男性Vo2人のコーラスが印象的な哀愁のメロディーと、アコースティック・ギターの弾き語りを基本に、リコーダー、メロトロン、フルートが絡む幻想的なアンサンブルが特徴のグループ。牧歌的な雰囲気は無く、全体的に格調高いサウンドが英国フォークとは違うヨーロッパの薫りを感じさせます。
続いて8月入荷コーナーにいきますよ~。
72年に独BELLAPHONレーベルよりリリースされたジャーマン・フォーク作。男性Vo2人のコーラスが印象的な哀愁のメロディーと、アコースティック・ギターの弾き語りを基本に、リコーダー、メロトロン、フルートが絡む幻想的なアンサンブルが特徴のグループ。牧歌的な雰囲気は無く、全体的に格調高いサウンドが英国フォークとは違うヨーロッパの薫りを感じさせます。
ロニー・ジェイムス・ディオを中心とするアメリカン・ロック・バンド、エルフが74年に英国でリリースしたアルバム。グループはその後、ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアと合流し、第一期レインボーとなる。プロデュースはロジャー・グローヴァー。
レバノンのサイケ・ビート・グループSEA-DERS(のちにCEDARSと改名。冒頭にCEDARS音源も収録)の66-68年のオリエンタルな名曲集!これぞ、中東ロック!と思わず叫びたくなるほどのシタール的旋律の中をビートリッシュに歌い上げてゆくそのメロディ・センスは絶品!なんでも60年代からベイルートで活動を開始していた彼らは、このアルバムにも収録されている「THANKS A LOT」をヒットさせていたところ、訪問中の英DECCAスタッフの耳にとまり、後に契約し渡英してシングルを出して行ったそうです。その前後の彼らの原石眩い、清々しいまでの中東ビート・サウンドが満載です…!
ここからは9月の入荷コーナーです。
シンフォ、ジャズ、ブルースを飲み込んだテクニカルなバンドと重厚なブラス隊とが丁々発止でぶつかりあうアンサンブルの熱気たるや、マハビシュヌやアレアに比肩するかも。東欧屈指の名バンド!
北欧はスウェーデンのグループ。SILENCEレーベルより71年にリリースされた作品。MOTHERS OF INVENTIONのオープニング・アクトとして出演したライヴを録音したものに、一部スタジオ・ライヴを加えた構成。ドラムが壊れんばかりの力強くアグレッシヴなリズム隊をバックに、いかにも北欧らしいジャズ/サイケ/アシッド感がある重たいサックスが地を這うアンサンブルは、「暴走」と「混沌」が掛け合わさり、これでもかとエネルギッシュに迫ります。演奏のソリッド感と強度はかなりのもの。これは悶絶のカッコ良さ!
シド・バレッドの「シド」とキンクスのアルバムからの「アーサー」をくっつけたバンド名から分かる通り、60年代~70年代のブリティッシュ・ロックを愛好するメンバーでカンタベリーにて結成されたグループ。浮遊感あるポップなSSW的エッセンスと、60年代~70年代ブリティッシュ・ロック/サイケデリック・ロックのヴィンテージな色合いとがバランスした心地良くざらついたサウンドが魅力の逸品です。
サバスを彷彿とさせるディストーション・ギターによる歌心溢れるリフ!ドイツらしく熱気ほとばしるヴォーカル!たまに出てくるキーボードはコロコロと丸みがあってプリティー♪陽気なヘヴィ・ブルース・ロック。
あのピーター・バラカン氏の弟Mick Barakanが在籍していたことで知られ、72年と73年にA&Bから2枚のアルバムをリリースしたブリティッシュ・ポップ・バンド。
PARLOUR BANDあたりに通じる気品あるハード・ロック寄りのサウンドあり、HERONの2ndにも通じるハートウォームなフォーク・ロックあり、英国純度の高い愛すべき作品集です。
そして10月はGRATEFUL DEADの作品、ライヴ音源シリーズが多数入荷しました!
GRATEFUL DEADの中古在庫一覧へGO!
72年9月27日のライヴ音源。オープニングは12分に及ぶMorning Dew。
11月もたくさんの中古CD入荷お届けいたしますので、ぜひお楽しみください!
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