2017年8月14日 | カテゴリー:カケレコBGM
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本日朝のカケレコBGMは、ドイツのシンフォバンド、エニワンズ・ドーターの83年作『NEUE STERNE』をかけています。
80年代的ポップさを押し出した聴きやすいサウンドながら、美しいメロディや叙情的なドイツ語の歌唱がファンタジック。
特に後期ジェネシスが好きな人にはオススメの一作です。
Der Plan (… und das Eis zerschlagen)
ちなみにエニワンズ・ドーターはスタジオ盤としてはこの83年作を最後に活動を休止してしまうのですが、
00年にギタリストのUWE KARPAとキーボード奏者MATTHIAS ULMERを中心に再結成され、現在も活動を続けています。
黒人ヴォーカリストを迎えた現体制では2枚のスタジオ・アルバムがリリースされており、
ポップながら相変わらずのメロディーセンスが光る、ソウルフルなシンフォニック・ロックとなっています。
こちらもぜひチェックしてみて下さいね☆
Good Gone Bad
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72年にシュトゥットガルトで結成されたジャーマン・シンフォ・グループ。79年のデビュー作に続く、80年作2nd。幻想的に鳴り響くムーグ・シンセやハモンド・オルガン、泣きまくるハード&メロウなギター、ゴリゴリとよく動くベースとタイトなドラムによる安定感あるリズム隊、そして、叙情みなぎるメロディと豊かなハーモニー。ジェネシスとキャメルからの影響たっぷりなキーボードとリズム隊を軸に、ハード・ロック的なエッジと劇的さのあるギターが織りなす、鉄壁と言える泣きのシンフォニック・ロックが印象的です。それにしても、アンサンブルと歌メロからこれでもかと滴り落ちるリリシズムは圧巻。ユーロ・ロック屈指の名盤です。
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