2017年3月8日 | カテゴリー:〇〇ジャケ調査委員会,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
こんにちは。スタッフのミナトです。
皆様、犬はお好きでしょうか。
私は犬がたいへん好きです。幼少時に飼っていたラブラドルレトリバーは今も心の支えです。
さて本日3月8日は、忠犬ハチ公の亡くなった日だそうです。
帰らぬ主人を待ち続けたハチ公。その健気な姿はまさに「犬」そのもの。
今日はそんなハチ公に敬意を表して、犬があしらわれたCDジャケットを集めてみました。
まずこちらのジャケを。パブロフス・ドッグ1975年作。
デイヴィッド・サーカムのボーカルが圧巻です!
ジェイムス・テイラー1988年作。
こちらは犬でなく狼ですね。耳がだいぶ後ろに寝ていますが大丈夫でしょうか。
いつ聴いても心地よいスムースな歌声です。
弟も犬が好き。飼い主と犬は似ます。
水辺で犬と戯れるボビー・チャールズ。1972年。
何ていいジャケットなんでしょうか。こんな風に暮らせたらなあ。
素朴で温かい歌声が格別です!
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング1970年。
こちらの犬は何犬でしょうかね?シュッとしていてかっこいいです。
ハスキー犬にしては細い体躯ですね。
カナダのSSW、1973年2ND。
暖炉の前に座ってじっと飼い主を見つめる犬。
健気な眼差しが可愛らしいです。
ヴァン・モリソンの犬ジャケといえばこちら1974年作『VEEDON FLEECE』を押したいところですが
生憎在庫が無かったので、1995年作のこちら『DAY’S LIKE THIS』で。
これはドーベルマンかな。こういったこだわりある(?)犬種は2頭飼いされている方が多いような気がしますがなぜでしょうか。
気に入ったTシャツを色違いで買うみたいな感じでしょうか。90年代のヴァンモリソンも良いですね。
元バーズのデイヴィッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、元ホリーズのグラハム・ナッシュが結成したスーパー・グループCS&Nにニール・ヤングが加わり、CSN&Yとなって制作された70年作。美しい3声ハーモニーが多数のフォロワーを生んだ69年デビュー作の魅力はそのままに、ヤングが加わったことで、4人の才能がぶつかり合った緊張感がみなぎっています。オープニングはスティルス作の「Carry On」。4人の卓越したコーラス、そこに鋭角に切れ込むエレキ・ギター。美しくも張り詰めた空気感はこの4人ならではの魅力に溢れています。2曲目はナッシュ作で、一転して、他の米国出身の3人とは違う、ただひとり英国出身者ならではの牧歌的なメロディとハーモニーが印象的。デッドのジェリー・ガルシアのスティール・ギターも特筆です。3曲目は、クロスビー作で、ヘビーに絡み合うエレキと気迫溢れるヴォーカルによる緊張感と浮遊感が拮抗した歌世界はこの人ならでは。そして、前半の極めつけがヤングの代表曲と言える「Helpless」。曲のシンプルさが繊細なヴォーカルを際立たせ、不安や孤独が胸に迫ってくる名曲です。その後もジョニ・ミッチェル作の「Woodstock」やナッシュの優美な「Our House」など名曲目白押し。60年代のラヴ&ピースの終焉から「個」の時代へと移り変わった70年代の幕を開けた、4人の「個」がぶつかりあう米フォーク・ロック屈指の傑作。
カナダのSSW、73年作の2nd。土臭さとともにヌケの良い爽やかさもあるアコギのバッキング、ちょっぴりライ・クーダーを彷彿させる浮遊感あるメロディアスなエレキ、タイトでふくよかなリズム隊、憂いある芳醇な歌声とCSN&Yばりの豊かなコーラス・ワーク。マンドリンによるカントリー・フレイヴァーや黄昏のオルガンによるルーラル・フレイヴァー、煌びやかなピアノによるSSWフレイヴァーなどアレンジも特筆です。ルーツ系のフォーク・ロックやスワンプ・ロックのファンなら間違いなくグッとくる佳曲ぞろい。期待させるジャケ通りの名作です。
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