2016年9月9日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
スタッフ佐藤が気になった中古CDをちょこっとご紹介しようというこのコーナー。
今回気になったのは、スロヴェニアのDEVIL DOLLによる96年作『DIES IRAE』です。
革張りの重厚なケースがカッコいい!
中身もそっち系な感じ満点で雰囲気たっぷりですね。
DEVIL DOLLは、中央ヨーロッパに位置するスロヴェニア出身のゴシック・シンフォ・グループで、本作は彼らの最終作にあたる96年リリース作品。
荘厳なヴァイオリンが演出する中世ヨーロッパ調をもとに、ダークで狂気みなぎる孤高の音世界を築き上げていきます。ややヒステリックなオペラ調のフィメール・ヴォーカルや黒魔術の儀式なんかも想起させる怪しいコーラスなども入ってきて、やがてダイナミックな広がりを見せるサウンドはなかなかに鳥肌モノ。
カルト的人気を誇るというのも納得の、圧倒的な世界観が迫ってくるような名作です。
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