2016年7月22日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
小雨がしとしと降るある一日。アシッド・フォークを聴きながら、心を現実の彼方に。
2010年代以降のサイケ~アシッド・フォーク作品をピックアップいたしましょう。
メロウ・キャンドルに、スタックリッジのヴォーカルが一人飛び入り参加し、ゴングのデヴィッド・アレンがプロデュースした、っていう感じ!?
70年代そのままといえるサウンド・プロダクションも特筆もの。
スウェーデンの新鋭バンドによる2015年作2nd。すごーく、すごーく、素晴らしいです。
ME AND MY KITESは、2013年のデビュー作もまたオススメ。
『原子心母』『おせっかい』『雲の影』あたりのフロイドが好きで、さらにビートリッシュなポップも好きなら、このデビュー作の方が気にいるかも。
ME AND MY KITESの2ndから正式にメンバーにも加入した女性ヴォーカル&フルート奏者のLisa Isakssonが率いるのがこのバンド。
ヴァシュティ・ブニヤンの無垢さとブリジット・セント・ジョンのまどろみを併せ持つ歌声が素晴らしすぎます。
スウェーデンの男女デュオ、2015年作2nd。
まるで、ヴァシュティ・ブニヤンをアンソニー・フィリップスがプロデュースして、演奏をアングラガルドがつとめた感じ!?
北欧つながりでノルウェーのこのバンドもピックアップ。
双子のMomrak兄弟が中心のバンドによる2016年作3rd。
ゴングやキャラヴァンをはじめ、アモン・デュールIIや英アシッド・フォークのISB、北欧フォークなどをゴッタ煮にしたサイケデリック&プログレッシヴ・フォークで、これはユニーク。
ラストは南米に飛んで、ペルーのバンドで活躍したアルゼンチン人SSWによる音響的&アシッド&サイケな2015年作をピックアップ。
アルゼンチンの大地と宇宙とをつなぐ音の粒子を集めたような名品。
最後におまけで、ブリジット・セント・ジョンによる1970年のTV出演時の映像をご紹介。時間が止まる素晴らしさですね。
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
またお会いいたしましょう。
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