英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。
どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
P.C.KENT名義での69年デビュー作『UPSTAIRS COMING DOWN』に続く71年作2ndで、サンディ・ロバートソン率いるセプテンバー・プロダクションによる制作され、B&Cレーベルからリリースされた作品。
ジャケットからして、アル・スチュワート、イアン・マシューズ、ピート・デロあたりのファンはたまらないっすよね。
音も憂いと翳りと叙情たっぷり。ジャケットから感じる期待通りのサウンドだなぁ。
3人の女性ヴォーカルが入れ替わり立ち代りリード・ヴォーカルを取るスタイルの英フォーク・バンドで、清楚な声、サイケな声、凛としたトラッド・スタイルの声が入れ替わり立ち代わり・・・あぁ、至福。
英国北東部はレスターシャー出身の男女3人ずつの6人組クリスチャン・フォーク・グループ。前年のデビュー作に続く77年作2nd。PROFILEからリリースされた原盤は激レア!
英米ルーツ折衷の芳醇なアンサンブルに神々しく映える、クリスチャン女性シンガー、シンディの伸びやかな歌声。
「心奪われる」という形容がぴったり。
元STRAWBSのTony Hooperのプロデュースも見事。
60年代半ば~70年代半ばに活動したフォーク・ポップ・バンドSETTLERSの女性ヴォーカル。YORKレーベルからの73年ソロ作です。
BS&T「Spinning Wheel」のカヴァーはグルーヴィーだし、ハーヴィー・ハンコック「Cantaloupe Island」のカヴァーでの抑制されたソロも良いし、さすがは米の名ジャズ・ギタリスト!
1950年代はじめからプロとして活動するアメリカのジャズ・ギタリスト、貫禄の69年作。
英国北東部はレスターシャー出身の男女3人ずつの6人組クリスチャン・フォーク・グループ。前年のデビュー作に続く77年作2nd。PROFILEからリリースされた原盤は激レア。オープニング・ナンバーから、ピースフルな雰囲気に包まれたアコギのストロークと長閑なドラム、心あらわれる清楚な女性ヴォーカル、ジェントルな男性ヴォーカルが良いなぁ。2曲目のリードを取る女性ヴォーカルはサイケな感じがあって、小川のせせらぎのような優しくフォーキーなアンサンブルとの対比が見事で、まるでジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリックのバックをキンクスがつとめた感じで最高だし、3曲目の女性ヴォーカルは凛としていて、厳かなトラッド・フォークで空気が引き締まるし、冒頭の3曲でフィメール・ヴォーカルのファンは卒倒ものでしょう。オートハープやリコーダーによる幻想的でいて親しみやすいアレンジも見事だし、これは英マイナー・フォーク屈指の名品です。
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