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MEET THE SONGS 第107回 ジョン・セバスチャン の『TARZANA KID』 

今日の「MEET THE SONGS」は、元ラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンの74年作、『TARZANA KID』をピックアップ。

60年後半に「魔法を信じるかい?」「デイドリーム」などのヒットを放ったラヴィン・スプーンフル。その顔といえるジョン・セバスチャンは、アメリカの古き良き音楽とロックを融合したサウンドを作り出し、柔らかい歌声で人々を魅了しました。

68年にグループを脱退し、ウッドストックに出演するなどソロキャリアをスタートした後は、東海岸から西海岸のロサンゼルスへと拠点を移し、LAの名ミュージシャン達とも親交を深めていきます。そんな彼らとの温かな友好関係が音に現れた円熟の作品が、74年リリースの4thソロ『TARZANA KID』です。

特筆なのが、リトル・フィートのローウェル・ジョージの参加。「Face Of Appalachia」を共作したり、「Dixie Chicken」のカヴァーではジョージ本人がギターを演奏したりと2人の親密な関係がうかがえます。コーラスにエミルー・ハリス、ドラムにジム・ゴードン、他にもライ・クーダーがギターとマンドリンで参加したりと、ウェストコースト・オールスターと言えるような顔ぶれ。うーん、豪華!
しかし主役はあくまでジョン。カントリー、ブルースに根ざした味わい深い演奏をバックに、心温まる穏やかなヴォーカルがとても地よい作品です。

Sitting In Limbo

オープニングはジミー・クリフの71年作『Another Cycle』収録曲のカヴァー。レゲエ調のオリジナルもゆったりとした曲ですが、ゆったりとしたテンポとジョンの穏やかなヴォーカルが見事にマッチしています。

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Face Of Appalachia

ローウェル・ジョージと共作したナンバー。哀愁漂うメロディに切なく響くスライド・ギターとそこにのるジョンの柔らかい声が胸に染みます。

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こちらはエヴァリー・ブラザーズの72年作のアルバムに収録されていますが、元々はジョンが書いた曲ですね。エヴァリー・ブラザーズの少し高めの甘いヴォカールも良いですが、ジョンの低い声が哀愁を醸し出していて染みます。

Stories We Could Tell

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いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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