紙ジャケット仕様、07年オリジナル・リマスター音源使用、内袋付仕様、拳銃型カード付き仕様、定価2800+税。
クリムゾン「21世紀の精神異常者」に匹敵する爆発的なテンション!そこに地中海音楽のエキゾチズムも注入されて、強烈にウネリまくってます。ユーロ・ロックの金字塔ですね。
強靭な声帯の持ち主であるDemetrio Stratosを中心に結成され、超絶的なテクニカルさとバルカン独特の叙情香る、イタリアのプログレッシブ・ロックシーンを代表するジャズ・ロックグループの73年デビューアルバム。その内容は地中海ロックとでも言うようなエキゾチックさを全面に押し出したテンションの高いジャズ・ロックであり、複雑なユニゾンと奔放なインタープレイが交錯するテクニカルなものです。特にバタバタと力強く躍動するドラムとKING CRIMSONのMel Collinsを髣髴とさせるテクニカルなサックス、そしてDemetrio Stratosの図太いボーカルが抜きん出て目立つパワフルな名盤となっています。
イタリアを代表するジャズ・ロック・グループによる74年デビュー作、超絶テクニックとイタリアらしい豊かな叙情性がバランスしたユーロ・ジャズ・ロック大傑作!
890円(税込979円)
イタリアを代表するジャズ・ロック・グループによる74年デビュー作、超絶テクニックとイタリアらしい豊かな叙情性がバランスしたユーロ・ジャズ・ロック大傑作!
72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!
72年発表4th、「Watchers Of The Skies」「Supper's Ready」などの代表曲を収録
次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th
フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th
カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!
ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
5大プログレも凌駕する超高度な演奏力と音楽性を有するプログレ・グループ、70年デビュー作
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
彼らの出世作と言える76年リリース4th、キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドはこれぞアメリカン・プログレ!
複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作
72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
フレンチ・プログレを代表するグループ、前2作に比べキャッチーになった楽曲と緻密なバンド・アンサンブルで聴かせる77年作3rd、名盤!
ダモ鈴木のアナーキーなヴォーカルが炸裂する71年リリース3rd!
スペイン、アンダルシア・ロックの最高峰、とめどなく溢れだす哀愁、75年デビュー作!
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
Jan HammerやRick Lairdらマハヴィシュヌのメンバー参加の74年作、熱くスリリングな演奏が堪能できる傑作
「プ」はプログレの「プ」〜ジャズ・ロック無頼篇〜 で流れた曲&関連カケレコ記事まとめ♪
1月3日放送のラジオ番組『「プ」はプログレの「プ」 ジャズ・ロック無頼篇』で流れた曲と関連カケレコ記事をまとめました。聞き逃し配信と合わせてお楽しみいただければ幸いです♪
「音楽歳時記」 第八十回 10月12日 たまごの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
祝来日!イタリアン・ジャズ・ロックの双璧 AREA & ARTI&MESTIERI特集
2019年5月18日に来日する、イタリアン・ジャズ・ロックの両雄、AREAとARTI&MESTIERIを特集!
AREA&ARTI E MESTIERI来日記念☆イタリアン・ジャズ・ロックの名盤をピックアップ!
AREAとARTI E MESTIERIのダブル来日を記念して、超絶技巧と地中海らしいしなやかさを備えたイタリアン・ジャズ・ロックの名盤たちをご紹介!
「変拍子プログレ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
心に染みる叙情もいいけれど、やっぱりプログレと言ったらテクニックでしょ!という貴方に、変態的な変拍子炸裂しまくりの名作達をご紹介いたします!
過去から未来まで!?タイトルに西暦が付いているアルバムを集めてみました。
AREA / LUGLIO AGOSTO SETTEMBRE (NERO) - プログレ今日の一曲!
言わずと知れた名曲からあまりスポットの当たらない隠れた逸曲まで、毎回1曲を取り上げてご紹介していく「プログレ今日の一曲!」
ユーロ・辺境国のプログレ名男性ヴォーカルをピックアップ!
【ユーロロック周遊日記】AREAの名デビュー作『Arbeit Macht Frei』
イタリアが誇るジャズ・ロック・グループAREAの73年の名デビュー作『Arbeit Macht Frei』をピックアップいたしましょう。
祝本年2度目の来日!イタリアが誇るテクニカル・ジャズ・ロック・バンドAREAを特集!
いよいよ今週の土曜、日曜に迫ってきたアレアとニュー・トロルスの来日公演。というわけで、本日は1日目にメインで演奏するイタリアが誇るテクニカル・ジャズ・ロック・バンドAREAを特集してまいります!
帯【-】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビ・解説に若干折れあり、ボックスに経年変化あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 2枚は無傷〜傷少なめ、2枚は傷あり、ボックスに角潰れ・若干汚れあり、紙ジャケに小さい汚れ・若干圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
クリムゾン「21世紀の精神異常者」に匹敵する爆発的なテンション!そこに地中海音楽のエキゾチズムも注入されて、強烈にウネリまくってます。ユーロ・ロックの金字塔ですね。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケに若干折れあり、その他は状態良好です
強靭な声帯の持ち主であるDemetrio Stratosを中心に結成され、超絶的なテクニカルさとバルカン独特の叙情香る、イタリアのプログレッシブ・ロックシーンを代表するジャズ・ロックグルー
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
超絶技巧によるフリー・インプロヴィゼーション、カオスなテープ・コラージュも衝撃的ですが、何よりデメトリオ・ストラトスの人間離れした歌唱?絶叫?が凄い・・・。前衛と混沌の中に瑞々しいバルカン叙情が溢れ出す、アナーキーな名作。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
地中海ジャズ・ロックと言ったらこの作品ですね。イタリアのみならず、バルカン半島、北アフリカ、ギリシャなど、地中海の音楽を幅広く取り込んだエキゾチックかつ強靭な名作。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、若干カビあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
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寓意に満ちた告発(6 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
アレアは、超人的ボーカリゼーションや並外れた直感と演奏力を誇る一方で、常に人間性の抑圧や人間の愚かさに目を向けたグループでした。テーマの深刻さと裏腹に、音楽は明るく強靭。彼らは自分たちを「ポップ」であると標榜していたのですが、これは「万人受けする」という意味ではなく、「開かれている」という意味ではなかったのかとわたしは考えています。
歌詞を書き、テーマを提出していたのはデメトリオ・ストラトスだったと思います。曲のモチーフにはバルカン、アラビアなどヨーロッパ周縁部の史実、民謡がよく引用されています。歴史上の全体主義への批判は比喩であって、本丸は拡大する商業主義と個人の抑圧についての批判だったと思います。政治や社会への繊細すぎるほどの感受性を持っていました。
Luglio, Agosto, Settembre (Nero)の歌詞は、72年にパレスティナ過激派「黒い9月」が引き起こしたオリンピック選手殺害・人質占拠事件。この事件で、人質となったイスラエルの選手たちは警察の武力強行策により命を落とすことになるのですが、アレアの歌詞は、どちらが悪い、というようなものではありません。人道的配慮より国策を優先した政治に対する批判であると思われます。アラビア語の女性のモノローグは平和を希求する内容。メロディーはブルガリア民謡を借用しているそうです。
Arbeit Macht Freiでは、全体主義により搾取される労働者がテーマになっています。アウシュビッツのことを具体的に曲にしているわけではありません。カバーにある、拘束された人形が労働者の象徴であり、カバー裏にあるハンマーと鎌はコミュニズムの象徴でもあります。Consapevolezzaは、「エレベーターから降りろ」と繰り返される抽象性の強い歌詞です。人間性は常に不自由と共にある。その醜い現実に向き合うだろう、と絶望感を突き付けられます。