【新譜・中古CDレコメンド】リック・ダンコの弟在籍のBEARFOOTを起点に中古棚発掘へゴー！

2013年4月16日 | カテゴリー：世界のロック探求ナビ

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こんにちは、カケレコ店長の田中です。

こちらのコーナー、カケレコ一押しの新譜アイテムを紹介した後、同じテイストを持った中古CDをピックアップしてレコメンドしてまいります。

まずは、SSW/スワンプのファンにとって今最も注目するレーベルといえる韓国のBIG PINKから入った新譜をご紹介。

リック・ダンコの弟が在籍しているカナダのルーラル・ロックの73年デビュー作なんですが、マイナーながらあまりの名盤っぷりにびっくり！

とめどなく溢れるルーラルかつ流麗なメロディとハーモニー。木漏れ日感とアーシーさが絶妙なアンサンブルも最高だし、英米フォーク・ロック/カントリー・ロックのファン必聴の一枚ですよ?。

リック・ダンコの弟が在籍しているカナダのフォーク・ロック・バンドの73年作は聴きました？このオープニング・ナンバーを聴いて泣きそうにならないルーツ・ロックのファンは居ないと断言！2曲目以降もあまりの良さに思わず笑みがこぼれる佳曲ぞろいで凄い名盤！

BEARFOOT/BEARFOOT

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注目のBIG PINKレーベルのカタログを、過去のカケレコでの販売枚数順に並べてみましょう。
チェックどうぞ！
http://kakereco.com/search.php?mode=1&label=BIG%20PINK&sort=1

牧歌的かつアーシーなフォーク・ロック/カントリー・ロックを求め、ネットの向こうの皆さまに代わり、中古棚をガサゴソとチェックしてまりましたよ！

【中古棚発掘隊(1)】

まず1枚目は、米南部はメンフィス生まれでカナダで活動したSSWで、米グッド・ミュージックを愛するミュージシャン達が集うウッドストックにて録音した71年デビュー作！
ザ・バンドのロビー・ロバートソンがプロデュースで、エンジニアではトッド・ラングレンも関わっていて、最高に決まってますね！

今なら国内盤紙ジャケがお得！

メンフィス生まれ、カナダに移住したSSW。ザ・バンドのメンバーをバックに録音された71年作のなんと芳醇でハートウォームなこと！

JESSE WINCHESTER/JESSE WINCHESTER

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【中古棚発掘隊(2)】

「ウッドストック人脈＆ザ・バンドのメンバーがプロデュース」つながりで、「こんな作品を聴きながら過ごす休日、最高だな?」な一枚をご紹介！

チェス・レコードに在籍し1950年代から活動していたミュージシャンで、70年代に入ってウッドストックに移り住み、そこで知り合ったザ・バンド人脈と作り上げた72年のデビュー作。

本人＋リック・ダンゴ＋ジョン・サイモンによるプロデュースで、ザ・バンド全員に加え、ドクター・ジョン、デイヴィッド・サンボーン、エイモス・ギャレットなどが参加！

陽光溢れる極上のルーラル・ロックですね。ザ・バンドのメンバーをはじめウッドストック人脈の他、ドクター・ジョンも参加。名曲「Small Town Talk」の柔らかな土の香り。いいなぁ。

BOBBY CHARLES/BOBBY CHARLES

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【中古棚発掘隊(2)】

ひなたぼっこフレイヴァーたっぷりのカントリー・ロックと言えば、これは欠かせないですよね。

大学の頃、バーズやニール・ヤングが好きだったんですが、しばらくグレイトフル・デッドは聴かず嫌いだったんですよね。
かっちりとポップな曲が好きだったので、デッドは違うんだろうな、と思って。

で、聴いてびっくりでした！バーズのどの曲よりも「Box Of Rain」を気に入りましたよ！

デッドでサイケのイメージだけど、こんな木漏れ日に包まれたハートウォームなカントリー・ロックを残していたなんて！オープニングの「Box Of Rain」は奇跡のような美しさ！

GRATEFUL DEAD/AMERICAN BEAUTY

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ラストは、セールコーナーからオススメ盤をピックアップ！

な、なぜ、こんな良い作品が売れ残ってセール・・・（涙）。

カントリー・ロックの元祖といえば、バーズですよね！

ロジャー・マッギン、ストリング・ベンダーを操る天才ギタリストのクラレンス・ホワイト、バーズ史上最高とも言えるリズム隊、スキップ・バッティンとジーン・パーソンズという鉄壁の4人編成で71年に録音された11枚目で、再結成作を除けばラスト・アルバム！

哀愁溢れるカントリー・ロックの佳曲ぞろい。渋みいっぱいながら、ビートルズ『アビーロード』にも通ずるバーズ有終の美を飾ったラスト・アルバム。

BYRDS/FARTHER ALONG

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あっ、最後の最後にカケレコが今力を入れている00年代の新鋭ルーツ・ロック・バンドから一枚ご紹介いたしましょう！

ザ・バンドのファンは是非！

ザ・バンドやディランやトム・ウェイツを引き合いに出して絶賛されているニューヨークのルーツ・ロック新鋭ですね。しわがれたコクのある歌声、アコーディオンやフィドルやピアノによる哀愁のアンサンブル。ザ・バンドのDNAを受け継ぐ本格派！

FELICE BROTHERS/YONDER IS THE CLOCK

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