2024年8月20日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
こんにちは。カケハシ・レコードです。
名盤が豊富なカケレコ中古棚から、「これは!」という作品をご紹介いたします。
本日は、トゥリーズ『オン・ザ・ショア』をピックアップします。
70年発表のセカンドアルバム、エレクトリック・トラッドにサイケ・フィーリングをまぶしたような個性派ブリティッシュ・フォークの傑作です。
英国トラッドを基調に、サイケデリックな酩酊感を含んだエレクトリック・アンサンブルを導入した個性派グループ。
ずばり英フォーク三種の神器とも肩を並べる完成度の英国エレクトリック・トラッド名盤です。
ジャケはヒプノシスです!
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70年リリースのバンド唯一作であり、ロック史上に残る傑作です。
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KING CRIMSONの歴史的デビューアルバム「In The Court Of The Crimson King」に参加し、脱退したIan McDonaldとMichael Gilesが、Michael Gilesの兄弟であるPeter Gilesとユニットを組みリリースされた名盤。
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Elton Dean、Alan Gowen、Hugh Hopper、Pip Pyleというカンタベリーを代表する4人のミュージシャンが結成したグループ、79年作!
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英国フォークを代表するフィーメール・ヴォーカリストの一人、マンディー・モートンを中心としたバンドで、本作は、77年発表の2ndアルバム。
英フォークを代表するグループ、70年作2nd。半分はトラッド、半分はオリジナルという構成で、フェアポート・コンヴェンションからの強い影響を感じさせるエレクトリック・トラッドがベースですが、サイケデリックなフィーリングもあるのが特徴。そのサウンドを生みだしているのが、名手バリー・クラークによるリード・ギターで、ズシリと重く、なおかつ凛とした透明感もあるトーンはリチャード・トンプソン直系ですが、その演奏は、より奔放でロック的ダイナミズムがあって、徐々に音が立ち上るヴァイオリン奏法の多用や、グレイトフル・デッドを彷彿させるサイケデリックにたゆたうようなフレージングはかなり先鋭的。一方で女性ヴォーカルのセリア・ハンフリスは伝統的なフォーク/トラッド・スタイルで、時に清楚なハイ・トーン、時に妖艶な歌い回しで、楽曲を静謐かつ艶やかに彩っています。エレクトリック・トラッドとサイケが結びついたプログレッシヴなアンサンブルと、トラディショナルな女性ヴォーカル。その革新と伝統との奇跡的な拮抗と、そこから生み出されるダイナミズムと緊張感とがこのグループ最大の魅力と言えるでしょう。そんな世界観を見事に描いたヒプノシスのジャケもまた特筆。孤高の存在感を放つブリティッシュ・ロック屈指の傑作です。
紙ジャケット仕様、2枚組、各CDはそれぞれ紙ジャケ仕様、07年デジタル・リマスター、内袋付き仕様、定価2700+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
紙ジャケット仕様、2枚組、各CDはそれぞれ紙ジャケ仕様、07年デジタル・リマスター、内袋付き仕様、定価2700+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、小さいカビあり、その他は状態良好です
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