2024年8月16日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
タグ: フォーク
こんにちは。カケハシ・レコードです。
名盤が豊富なカケレコ中古棚から、「これは!」という作品をご紹介いたします。
本日は、スプリガンズ『タイム・ウィル・パス(時鏡綺譚)』をピックアップします。
英国フォークを代表するフィーメール・ヴォーカリストの一人、マンディー・モートンを中心としたバンドで、本作はセカンド・アルバムであり、77年に発表されました。
トラッドを下地にしたブリティッシュ・フォーク・ロックを基調としながらも、エレクトリックな楽器をふんだんに用いたアレンジが、新たな地平を切り開いた名盤です。
ブリティッシュ・フォーク3美神が提示した”気品”に、70年代ブリティッシュ・ロックの持つ”けだるさ”が加わったような内容は、
60年代末から脈々と流れる英国サウンドを総括したと言っても過言では無いほどの素晴らしさです。
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70年リリースのバンド唯一作であり、ロック史上に残る傑作です。
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KING CRIMSONの歴史的デビューアルバム「In The Court Of The Crimson King」に参加し、脱退したIan McDonaldとMichael Gilesが、Michael Gilesの兄弟であるPeter Gilesとユニットを組みリリースされた名盤。
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76年作1st。ピアノやストリングスの荘厳な雰囲気、室内楽的な格調高さ、流れるようなメロディー、Mandy Mortonのミスティックなヴォーカルなど、メロウ・キャンドルを彷彿とさせる英国フォークを基調に、エレクトリック・トラッドなヴァイオリンをフィーチャーしたサウンドが印象的。名作です。
英国フォークを代表するフィーメール・ヴォーカリストの一人、マンディー・モートンを中心としたバンドで、本作は、77年発表の2ndアルバム。トラッドを下地にしたブリティッシュ・フォーク・ロックを基調としながらも、エレクトリックな楽器をふんだんに用いたアレンジが、新たな地平を切り開いた名盤です。ブリティッシュ・フォーク3美神が提示した”気品”に、70年代ブリティッシュ・ロックの持つ”けだるさ”が加わったような内容は、60年代末から脈々と流れる英国サウンドを総括したと言っても過言では無いほどの素晴らしさ。気品溢れる管弦楽の調べ、ニック・ドレイクの1stにて素晴らしいオーケストラを吹き込んだロバート・ギルビーによる重厚かつ荘厳なストリング・アレンジ、表情豊かなエレクトリック・ギター、ミスティックなマンディーのヴォーカルと、すべてが有機的にからみあったサウンドは、もう究極の一言。
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