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元祖テクニカル・プログレGENTLE GIANTを出発点に、世界各地のテクニカル・プログレを探索!

こんにちは、カケレコ・スタッフ佐藤です。

今回の「世界のロック探求」、テーマは変拍子バリバリのアンサンブルで疾走する、テクニカル・プログレの定盤・名盤をナビゲートしてまいりたいと思います。

さて、70年代に活躍したプログレ・バンドの中で元祖テクニカル・プログレを決めるとすれば、やはりこのバンドでしょうかね。シャルマン3兄弟を中心に結成された超絶技巧プログレ・バンドGENTLE GIANT、72年発表4作目からの一曲をお聴きくださいっ!

英プログレ屈指の演奏技術を証明する快速テクニカル・チューンです。
それにしてもクラシックやジャズを始め、R&B、ロックン・ロール、マドリガル、前衛音楽と、多種多様なジャンルを巧みに融合させて楽曲を構成する音楽センスは、眼を見張るものがありますよね。その縦横無尽なジャンルレス加減は、あのFRANK ZAPPAにも匹敵するものかもしれません。

それではここからはこのGENTLE GIANTに負けない高度なテクニック披露するバンドたちをピックアップしてまいりましょう。まずは定盤から。イタリアン・ロックの雄P.F.Mによる75年ライブ盤『COOK』をセレクト!

こちらはライヴオリジナル曲なのですが、中盤以降のヴァイオリンを中心としたスリリングなアンサンブル、その緊張感たるや!スピーディでヘヴィな展開の中でも叙情フレーズを連発する各メンバーのセンスにも唸らずにはいられません。う?む、コレはやはり凄い・・。

続いてはアメリカより、米テクニカル・プログレの古典的名作とも言えるこちらをお聴きいただきましょう!

その変幻自在の構築性や瑞々しい牧歌性はYES、複雑に入り組みながらもハイスピードで畳み掛ける超絶アンサンブルはGENTLE GIANTを思わせる、英プログレのおいしいとこ取りなプログレッシヴ・ロックを展開。そのため決してオリジナリティがあるとは言えないのですが、ここまでやってくれるならもう文句はありませんよね。見事です。

さて、今度はテクニカルな新鋭プログレを世界各地よりご紹介。

GENTLE GIANTを継承する現代米プログレと言えば、やっぱりあのバンドですよね?。

はい、ECHOLYNですね。05年作以来実に7年ぶりとなった12年作は、従来の彼ららしいテクニカルに突き抜けるアンサンブル・パートと、ノスタルジックな優美さで満たされた叙情パートとが織り成す、まさに珠玉の一枚。円熟味を感じさせる作品に仕上がっております。

ロシアからの新鋭はヴァイオリンの鋭い音色が鮮烈なこちらのバンドを!

硬質なアンサンブルながらもメタリックにはならずあくまでプログレなのがこのバンドの特徴。そして次第に香ってくるのはロシアらしいエレガンス・・。これぞヘヴィー・クラシカル・プログレの傑作!

さてさて今度は南米アルゼンチンでテクニカルな新鋭を発見!ちょっと聴いてみましょうか。

冒頭のメタリックな轟音ギターが強烈ですが、その本領は南米らしい艷やかな叙情をまとった中盤の泣きのソロ。一貫してシンフォニックな音を紡ぐキーボードとのコンビネーションもこれまた絶妙です。南米テクニカル・ヘヴィー・シンフォ好き(?)にはマストな一枚!

最後は個人的に12年度のカケレコMVPをあげたいこちらのバンドをセレクトしておきますよ?!

冒頭のMOON SAFARIばりに美しいコーラスワークから急転直下、エッジの効いたテクニカル・アンサンブルが襲いかかってきます。しかしその中でもファンタジックに飛翔するメロディラインがこれまた素晴らしいんですよねぇ。力強いアンサンブルに叙情味を与えるブラス・アレンジも素敵です。これはもうほんとに文句の付け所がない一枚。次代を担うプログレ・バンドになること間違いなしですね。あっぱれ!

変拍子が特徴のプログレの在庫

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