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「音楽歳時記」 第七十九回 追悼:ロビー・スタインハート 文・深民淳

オリンピックも終わり、今度はパラリンピックが始まるわけですが、いやぁ、コロナ禍治るどころか日々深刻になってきました。ワクチン接種が進み沈静化するであろうという予測のもとに11月あたりから海外アーティストの来日公演もいよいよ本格化。コンサート・ビジネスも復旧に向かおうとしている矢先の感染者増大、医療崩壊の危機。キング・クリムゾン来日できるんだろうかと心配しております。

コロナもあるんですが今月に入ってハイチの震災、米軍のアフガニスタン撤退を受けてのタリバン首都制圧、日本では低気圧の停滞で発生した線状降水帯の影響で西日本を中心に大規模な水害発生とこの世界、ホントに大丈夫?なんだかモヤっとして足が地についていない日々が続きます。

こんな時は明るく行きたいところですが、え〜、今月は追悼特集になります。


ここひと月のロック界関連の訃報で最も大きく取り上げられたのはZZ Topのベーシスト、ダスティ・ヒルだったと思います。ダスティ・ヒルがなくなったのは7月27日テキサス州ヒューストンの自宅で就寝中に亡くなったとのことで享年72歳だったそうです。ロック界のシンボルとも言える人がまたひとりいなくなってしまったのですね。残念です。ギターのビリー・ギボンズとふたり揃っての髭ビジュアルはインパクト大でした。

ダスティ・ヒル死去の報もショックでしたが、その10日前、丁度先月のコラム原稿を書き上げた直後に飛び込んできたKANSASのオリジナル・メンバーでヴァイオリンとヴォーカルを担当していたロビー・スタインハート死去のニュースも悲しかったですねぇ・・・。メンバーの中でも一際大きく、正直メタボ体型でヴァイオリンを弾く姿は長髪のクマがミニチュアのヴァイオリンをいじっているような感じでした。

ロビー・スタインハートはKANSASのデビュー作から1982年発表の『Vinyl Confessions』まで参加し一度脱退、1997年に復帰し2006年まで在籍し再び脱退しています。最初の脱退はニューウェーヴの台頭に押され、サウンドが大きく変化した1980年発表の『Audio-Visions』のセールス停滞を受けKANSASの声だったスティーヴ・ウォルシュが脱退し後任ヴォーカリストとしてジョン・エレファンテが加入し制作された『Vinyl Confessions』発表時。復帰後はロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演が話題となった『Always Never The Same』、『Somewhere To Elsewhere』(2000年)、ライヴ・アルバム『Device, Voice, Drum』(2002年)に参加しています。

今回はロビー・スタインハート追悼の想いも込めKANSASを取り上げていこうと思います。


僕らが高校・大学時代はBOSTON、KANSAS、STYXがアメリカン・プログレ・ハード御三家と言われておりましたが、その中でもKANSASは最もプログレ度が高かったけれどもルックス的には最もペケなバンドでした。KANSASの前身であるWHITE CLOVER BAND時代から活動拠点にしていたKANSAS州には一度だけ行ったことがあります。ユニバ時代にDEF LEPPARD担当していた頃、確かアルバム『X』発表時だったと記憶しています。何故かカンサス・シティで行われたフェスに出演する会場で取材することになり行ったわけですが、妙なフェスでして、トリはLEPPSなんですが他の出演者がCOUNTING CROWSやインディア・アリーというかなり間口が広く出演者のジャンルも多岐に及んでおりました。

さて、カンサス・シティ入りして驚いたのは空港のカウンターいる航空会社のスタッフのほとんどが見事にメタボ系。皆さんよく言えば親しみのある風体、悪く言えばどうも田舎っぽい。それを見てKANSASの音楽にはこだわるけど、見た目はほとんどこだわらない姿勢というのは風土なんだろうな、と思った次第。なんたってこのエリアの名物料理って何?って聞いたら「バーベQ」って即答されたしね。食生活のカロリーは高めのエリアだったみたいですね。フェスの会場におけるバンド、スタッフ用のケータリングもかなり高カロリーなものだらけでした。

ちょっと脱線しますと、カンサスって『オズの魔法使い』の舞台になっているのだそうで、空港やホテルで結構リアルなドロシーのフィギュアとかを売ってました。青いドレスを着たドロシーもモデルはジュディ・ガーランドなのでしょう、両腕でケアーン・テリア犬のトトを抱いているやつとか、イエロー・ブリックロードにトトと一緒に座っているやつとかかなり完成度が高く、当時家でまさにケアーン・テリアを飼っていたので二つ購入して帰りましたが二つとも今も家に飾ってあります。


さて本題に戻りましょう。KANSASは今も現役バリバリで活動中、今年も名作『Point Of Know Return』の再現ライヴ『Point Of Know Return Live & Beyond』を発表しておりカタログ数が多いバンドですが今回は初期3作を取り上げたいと思います。

KANSASがトップビルに登りつめるのは1976年発表の4thアルバム『Leftoverture』発表後。ここから続く77年発表『Point Of Know Return』、78年発表の最初のライヴ・アルバム『Two For The Show』あたりはアメリカン・プログレの名作として何度も取り上げられていますし、ライヴ・アルバム『Two For The Show』は77、78年ツアーの複数会場音源で構成されたライヴ盤で『Point Of Know Return』までの5作のライヴ・ベストといった作りになっているので、これ1セットでここまでの歩みは分かるようになっています。というのもあって初期3作は蔑ろにされがちですが『Leftoverture』で自分たちのやりたい事と求められている事のフォーカスがバッチリ合うまでの試行錯誤期の作品には『Leftoverture』、『Point Of Know Return』にはないチャレンジャーが放つ輝きを感じる事が出来、それが大きな魅力となっています。


1. 『KANSAS』 1974年リリース

KANSASは1969年にオリジナル・ギタリスト、ケリー・リヴグレンらによって結成されたWHITE CLOVERを母体として発展していったバンドです。WHITE CLOVERの音源はオフィシャルではリリースされていませんが、そのデモ音源はブートレグの世界では結構有名で、ネットで検索かけると比較的あっさりと無料のダウンロード・リンクが見つかっちゃったりします。推奨はしませんが・・・。

WHITE CLOVERはDOORS、STEPPENWOLF、CREAM、DEEP PURPLEのカヴァーやBEE GEESの曲をアレンジしたものをメインに前出バンドの影響下にあるオリジナルも演奏するどこのエリアにもいるありがちなローカル・バンドのひとつだったのですが、72年頃ドラムのフィル・イハートがイギリスに渡った際に当時隆盛を極めていたプログレッシヴ・ロック、特にシンフォニック系サウンドに強い影響を受け帰国後バンドに復帰するとプログレ・サウンドに傾倒という経緯を経てKANSASに改名。MONKEESやARCHIES等ポップ・バンドのプロデューサーとして知られ、TVプロデューサーとしても活躍しロック/ポップ系の音楽番組を手がけていたドン・カーシュナーのKirshnerレーベルと契約し73年にデビュー作KANSASを発表します。

アルバムKANSASはWHITE CLOVERからKANSASへと発展していく過程をそのままレコードに落とし込んだかのような作りになっており、オープニングの「Can I Tell You」や続くJJケールのカヴァー「Bringing It Back」などはプログレというよりサウンドの骨格的にはハード・ロックに近いのですが、既に前乗り、シンコペーション多用、場面転換・切り替え頻発というKANSASサウンドの特徴は見られます。(因みにオープニング2曲のリード・ヴォーカルはスタインハート)ただ一般的なアメリカのハード・ロック・バンドとの違いは一聴しただけで分かります。メインのリード楽器にギター、キーボードと共にヴァイオリンがフィーチュアされており、それが大活躍する。既にこの時点で当時のロック・シーンにあってもユニークなサウンド形態を持っていたことが分かるのですが、そのサウンドはそこに止まらずどんどんエスカレートして行きます。スティーヴ・ウォルシュが作り出す彼が在籍していた時期のKANSASのセールポイントのひとつだった叙情メロディ楽曲の出発点とも言える「Lonely Wind」を経て、いよいよKANSASはこういうサウンドを志向するバンドであると宣言する怒涛の33.5分間がスタートします。

スタートは「Belexes」。DEEP PURPLEの「Wring That Neck」と「Black Night」が合体しかのようなオルガン、ギターがドライヴする強烈なサウンドが印象的な「Belexes」からクラシカルなメロディラインとドラマティックな構成を持つ初期KANSAS屈指の名曲「Journey From Mariabronn」へ続くこのパートは前半の山場と言えるでしょう。

続く「The Pilgrimage」はタイトルこそなんだかプログレ風ですがポップなアレンジでカントリーのテイストも盛り込んだナンバー。EL&Pがアルバムの中にホンキー・トンク調の短いナンバーを収録していたのにインスパイアされたのではないかと思っています。これに続くのが9分超えの「Apercu」と約8分の「Death Of Mother Nature Suite」。「Journey From Mariabronn」は今もライヴで演奏されることがあり、ご存知の方も多いと思いますが、この2曲は馴染みが薄いのではないでしょうか? どちらも構成・演奏共にトップクラスのプログレ・ナンバー。圧倒的な熱量を持つサウンドが堪能できます。

Death Of Mother Nature Suite

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2. 『Song For America』 1975年リリース

デビュー作『KANSAS』はアルバム・チャート100位台後半に引っかかったくらいのセールスしかあげることができなかったものの、バンドが目指すプログレ路線は概ね好評を持って迎えられ、いよいよバンドが目指すプログレ・サウンドを追求すると同時に『KANSAS』で打ち出したサウンドを整理した作品制作に乗り出します。

オリジナルのアナログ発表時のトラック数は6曲。アメリカン・シンフォニック・ロック然とした楽曲とライヴ受けしそうなハード・ロック系楽曲ちょうど3曲ずつという構成になっていますが、収録時間比で見るとプログレ系2/3、ハード・ロック系1/3という割合となります。

このアルバムを制作する段階でのKANSASはヘッドライナーで全米を回れるステイタスには達しておらず、ライヴ・ツアーによるバンド・プロモーションは中西部をツアーするヘッドライナー・バンドのサポート・アクトにどれだけ多く抜擢されるかが生命線。中西部はプログレも強いけど英国産プログレ・バンドのUSツアーには限りがあるし、第一、プログレ・バンド演奏時間が長いものが多くヘッドライナー無しなんていうもの多かったわけです。そこいくと一方のハード・ロックは英国産バンドも国産バンドもそのステイタスを支えていたのは正に中西部のファンであり、ハード・ロック系にとっては中西部は主戦場だったため、ツアーの数が圧倒的に多かったわけです。KANSASがアメリカン・シンフォニック・ロック路線を強く打ち出しながらもハード・ロック路線を残した背景には商業的な計算も働いていたと思います。

アルバムを見ていくと、まずこの作品からKANSASといえばこの人、プロデューサーのジェフ・グリックスマンが参加します。グリックスマンは以降『Point Of Know Return』までの4作を手がけ、その後も『Live At The Whisky』、『Freaks Of Nature』、『There’s Know Place Like Home』でプロデュースを担当します。

収録曲に関して、まずハード・ロック路線を見るとオープニングの「Down The Road」はスピード感あふれるKANSAS流ブルース・ロック。77年のツアーあたりまで頻繁にプレイされたナンバー。Track4「Lonely Street」もブルース基調だがこちらはミッド〜スロー・テンポでヘヴィなリズムセクションが印象的なナンバー。76年のツアーあたりまでライヴで演奏されていたがライヴではソロ・パートが拡大されより尺が長くなっていた。続くTrack5「The Devil Game」は疾走感と前のめりのリズムが特徴。ハードだがかなりトリッキーなナンバーで若干とっ散らかった印象。この曲のグルーヴ感とスピード感は次作に収録される「Mysteries And Mayhem」で完成を見る。

続いてプログレ路線ですが、初期を代表する作品だけあって問答無用の名曲ぞろい。まずはアメリカン・シンフォニック・ロックの白眉「Song For America」。今更説明不要の演奏・メロディ・構成全てにおいてトップクラスの名曲でライヴでも頻繁に演奏されています。ライヴ・アルバム『Two For The Show』のオープニングも飾った曲でした。ライヴ・ヴァージョンとしては『Two For The Show』のテイクも良いのですが、個人的には中間インスト・パートから再びテーマに戻る際のピアノのフレーズがオリジナル異常にキレの良い『Live At The Whisky』ヴァージョンが気に入っています。(しかしながら『Live At The Whisky』はポスト・プロダクションでだいぶ作り込んだ印象を受けます。あのクソ狭い会場でこのアンビエントはどう考えても妙ですから)

「Song For America」と対をなす形で続けて収録された「Lamplight Symphony」秀逸で記憶に残るメロディラインと圧巻のダイナミズムを誇るシンフォニック・ロックの傑作だと思います。ラストの「Incomudro – Hymn To The Atman」はプログレ路線収録曲中最長の12分越えの長尺曲。泣きのメロディラインを持つ叙情系ナンバーで、この泣き路線はアルバムを重ねるごとに磨き上げられアルバム『Monolith』収録の「On The Other Side」で頂点を極めるといった感じでしょうか。

Incomudro – Hymn To The Atman

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3. 『Masque』 1975年リリース

『Song For America』は75年2月発売でしたが、この3rdアルバム『Masque』は僅か7カ月後の9月発売。KANSAS史上最も短いスパンで発売されたアルバムです。短期間でアルバムが発売される理由は前作が売れて急がされるか、逆に売れずに急がされるかのどちらかなのですが、KANSASの場合、『Song For America』はデビュー作の記録を大きく上回りアルバム・チャートの50位台まで達しているので前者に当たります。

このアルバムの最大の問題点は準備期間不足。楽曲のクオリティにバラツキが見られるのは明らかに準備期間が短かったことを証明していますし、『Song For America』がヒットしたことで更にファン層を広げる戦略として曲をコンパクトにして当時、バンド・プロモーションの手段としてツアー活動と共に大きな効果を上げる手段として活用された対FM局戦略も課題として与えられたいたのではないかと思います。初期3作の中では最もAOR寄りのサウンド指向になっている点からもそれが伺えます。

とはいえ、それがうまくいったかと言えば結果は逆で本作はチャート最高位70位台で終わってしまうのです。結局、このアルバムで新機軸として登場したFMオリエンテッド、AOR寄りの楽曲はほぼ全滅し、ファンの人気が高くライヴで演奏された楽曲は、圧倒的支持を集め代表曲のひとつとなり、2000年発表の『Somewhere To Elsewhere』では続編とも言える「Icarus II」が収録される「Icarus (Borne On Wings Of Steel)」、前作のハード・ロック路線曲「The Devil Game」をブラッシュアップしハード・ロック・テイストとプログレ・テイストを合体させた「Mysteries And Mayhem」、アルバム中最長の尺だった「The Pinnacle」、ハード・ロック路線ながらブルース寄りではなくこれもプログレ・テイストを巧みにブレンドした「Child Of Innocence」だったという手応えを得たことで一時的に停滞はしたものの進むべき方向性をしっかりと見据えることのできた作品と言えるかと思います。

まぁ、聴いてもらえれば一発でわかるのですがTrack3の「Icarus (Borne On Wings Of Steel)」
は圧倒的な存在感で、その前の2曲とはサウンドの密度、鳴りが全く違いますし、「Mysteries And Mayhem」や「Child Of Innocence」はこれまでプログレ、ハード・ロックと2系統に別れていたサウンド傾向を一体化させることで次に繋がるフォーミュラを生み出し、これが『Leftoverture』を大ヒットさせるきっかけとなった「Carry On Wayward Son」に繋がっていくわけですからやはりこれもKANSASに興味があるなら聴いておくべき作品かと思います。

Icarus (Borne On Wings Of Steel)

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今月の1枚はFM音源ものですが同じKANSASジョン・エレファンテ時代のライヴを収めた『Live Confessions』を挙げておきます。CD3枚組でCD1からCD2のTrack5までがスティーヴ・ウォルシュ時代の1977年12月18日ニューヨーク、パラディアム公演、CD2のTrack6からCD3がジョン・エレファンテ時代、1982年7月21日ネブラスカ州オマハ、シヴィック・オーディトリアム公演となっています。エレファンテ時代で82年ということなので『Vinyl Confessions』発表時のツアーなのですが、音質はほぼ完璧。ミックスもかなりしっかりしています。『Vinyl Confessions』からは「Play The Game Tonight」がカットされヒットしましたが当然それも収録されています。しかしここで注目したいのは『Vinyl Confessions』収録曲の中でもかなりいい線いっていたんですが、スタジオ・テイクは若干サウンドの線が細くてインパクトに欠けていた「Windows」がスタジオ版を凌ぐ圧倒的な迫力で収録されていること。これかなり良いですよ。







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    抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの78年ライブアルバム。77年から78年に行われた3つのツアーからの抜粋で収録された音源であり、この時点での彼らのベスト・ヒット的な選曲がなされたライブ作となっています。スタジオ作以上にアメリカン・ロックのダイナミズムとテクニカルなプログレッシブ・ロック・アンサンブルを感じられる、名作と言えるでしょう。

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