2020年12月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
スタッフ佐藤です。
2020年代に入っても、また世界的なコロナ禍にあっても、活況を維持している現在のプログレッシヴ・ロック・シーン。
往年のグループの遺伝子を受け継ぐ新世代グループたちの活躍はもちろんですが、70年代から活躍したアーティストたちが、息子娘かあるいは孫かという世代に負けず傑作をリリースしているのもプログレを勢いづけている要因なのは間違いないでしょう。
今回は、再結成ツアーを発表したのも記憶に新しいジェネシスがお好きな方には是非聴いて欲しい、ベテラン・アーティストによるシンフォ傑作盤をご紹介したいと思います。
まずは、ジェネシスからこのアルバムでスタート♪
GENESIS作品中でも屈指のシンフォニックで格調高いサウンドが広がる名品。
とくに2曲目「One For The Vine」の名曲ぶりには溜息が出ちゃいますね。
アメリカからは、あの名グループのメンバーが大挙して参加したこのシンフォ・アルバムに注目!
HAPPY THE MAN~OBLIVION SUNのkey奏者を中心に、その2バンドの人脈が大集結した19年作!
ハピマンはもちろんGENESISやCAMELにも通ずる壮大でファンタスティックで透明感いっぱいの音世界を作り上げていて、もうとにかく素晴らしいんです…。
最後は中東からとっておきの一枚をご紹介!40年前から変わってなさ過ぎて凄い…。
70年代末に中東バーレーンで誕生したシンフォ・バンドと言えば…? GENESIS×DEEP PURPLEと言えそうな哀愁と幻想のサウンドは40年前と変わらずでニンマリ!
いかがだったでしょうか。
よろしければ、こちらもどうぞお楽しみください!
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続々登場する新鋭バンドに負けじとハイクオリティな作品を発表している、70年代に活躍したベテラン・バンド/アーティストたちの作品に注目してまいります☆
KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1976年に発表された8枚目のスタジオ・アルバム『静寂の嵐』は、ギタリストSteve Hackettが参加した最後のスタジオ・アルバム。グループはPhil Collinsが主導する体制へと完全にシフトした印象であり、次作以降に繋がるポップ・フィーリングを強く押し出した、明確な方向性が打ち出されています。また、時代性もあってかTony Banksのキーボードは音色のバリエーションがより豊かにカラフルさを増しており、楽曲にドラマティックな彩を加えています。本作を「プログレッシヴ・ロック期GENESIS」のラスト・アルバムと捉えるファンも多い作品ですが、プログレッシヴ・ロックとポップな音楽性の絶妙なバランスによって生み出された名盤です。
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